フィットネスクラブでは、多くの人がひとりで黙々とトレーニングをしていますが、意外と人に見られています。「えっ、あの人マナー悪い」と思われるのも嫌なものです。フィットネスクラブで気をつけたいマナーをまとめてみました。
*あるフィットネスクラブにて(沖縄)
マナーとエチケット
マナーとエチケットは似たような言葉ですが若干意味が違います。
マナーとエチケットはともに礼儀や作法といった意味があります。
「テーブルマナー」、スマホの「マナーモード」と言われるようにマナーには公共的、多くの人に対して、といった意味があります。
エチケットには「口臭エチケット」「エチケットシャンプー」「エチケットテッシュ」など自分に近い人に対しての気遣いの意味合いが含まれています。
広くとらえるのが「マナー」で少し距離が近くなると「エチケット」でしょうか。
私は以前、
「公衆マナー」
「口臭エチケット」
と覚えました。
これまで大型フィットネスクラブや24時間ジムに対してブログを書いてきました。
結構読まれているので、多くの方がフィットネスクラブや24時間ジムに興味があるのかなと思います。
⇒フィットネスクラブは食べ放題。おなか一杯食べようとするからすぐ飽きる
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ひとりで黙々とトレーニングができるのが、フィットネスクラブなどトレーニング施設のいいところです。
しかし不特定多数の人が利用するからこそ、多くの人に見られています。
・筋肉もりもりではなくて目立っていない
・重い重りを持っているわけではない
・知り合いがいるわけではない
・静かにやっている
などの理由で「特に私なんて見られていない」と思っているかもしれません。
しかし、ほかの人のことはどうでしょうか。
案外とみているのではないでしょうか。
自分が見ているのですから、自分も見られている可能性はあります。
もしも「あの人マナー悪いな」と思われているとすればいやなものです。
(自分が知らなくても)
そのように見られないように気をつけたほうがいいマナーをまとめてみます。
気をつけたい5つのマナー
フィットネスクラブや24時間ジムで気をつけたい代表的なマナーを5つ紹介します。
タオルを持ってこない
意外と忘れられているマナーのひとつです。
タオルを持っていない人が意外と多くびっくりします。
タオルは気をつけていても、フィットネスクラブに持っていくのを忘れやすいアイテムのひとつです。
私もいつも忘れそうになります。
そのため車の中には予備のタオルを入れてあります。
「筋トレではあまり汗をかかない」のが、タオルを使わない理由でしょうが、周りはそう見てくれません。
自分のシャツで汗を拭くのも……。
スポーツ選手が試合途中でシャツの袖で汗を拭くのは絵になりますが、一般の私たちは「言わずもがな」でしょう。
「汗をたらしっぱなしにする人なんだ」と思われてしまいます。
汗をかいてもかかなくてもタオル持参は大切です。
誤解を恐れず言えば「持っているだけ」でもいいのです。
タオルを持ってきましょう。
忘れてきたのであればレンタルしましょう。
数百円のことでマナーのない人と思われるのは損です。
汗のあと始末。終わったあとはそっと拭く
ウエイトトレーニングや、有酸素運動をした後、マシンや床に汗がつくものです。備えつけのタオルや雑巾でそっと拭いてから立ち去りましょう。
新型コロナウイルスの影響で最近はとてもナーバスになっています。
しかし、病気の流行有無にかかわらず、汗のあと始末は重要です。
タオルの持参も大切ですが、マシン使用後のあと始末はマナーでありエチケットです。
自分が次に使うとき、マシンのシートやベンチが濡れていては気持ちが悪いものです。
意外と有酸素運動マシンの手すり、フリーウエイトをした場所の床は汗がついているものです。
備えつけのタオルや雑巾があるのでサッと拭きましょう。
サッと拭く姿はかっこのいいものです。
気合の声は控えめに
重いウエイトを持つと、声は出てしまうものです。
ラスト一回のときや自己新記録挑戦のときには声が出てしまうものです。
私も気をつけていますが声が出てしまうときがあります。
仕方がない面もありますが、マナーの面で考えるとNGかもしれません。
控えめにという意識が大切です。
周りの人には、突然のうなり声や気合の一声は驚きますし、不快なものです。
気をつけたいひとつです。
最近ヘッドフォンで音楽を聴きながらやっていて、自分の声に気がつかない人もいます。
ヘッドフォンをしながらの気合の声は要注意です。
有酸素運動をしながらの鼻歌も意外と大きな声で歌っているものです。
悪気がないのは十分承知していますが、気をつけたいものです。
きれいなシューズで
室内用のシューズは準備しましょう。
フィットネスクラブでは室内履きのシューズを履くようにお願いされているはずです。
運動をするには使い慣れたシューズが大切ですが、いかにも古いシューズはやめましょう。
・子どもがずっと前に使っていたシューズ(数十年前のシューズ)
・長い間、屋外で使っていたのを洗ったシューズ(汚れている)
・数十年前の室内履きのシューズ
などは、見た目もよくありませんし、経年劣化をしていて足にもよくありません。
ウエアはあまり見られていませんが足元は結構見られています。
ストレッチでシューズを脱ぐときもありますし。
⇒トレーニングコーチとファッション
シューズは経年劣化を起こします。
時間がたてば新品、使用済み問わず、です。
新しく見えても劣化は進んでいます。
底が剥がれたり、歩くたびに底が削れて真っ黒な粉が出たりすることも。
足をサポートするシューズが悪いとケガにもつながります。
運動シューズは安くてもいのモノもたくさんあるので、一足準備をしましょう。
気に入ったシューズはテンションも上がりますし。
⇒何かをはじめるとき、形から入るタイプのメリットとデメリット
⇒ウォーキングがやりたくなくなったら。モノの力を借りてみよう。新しいシューズを買ってみよう
ポージングはほどほどに
自分の筋肉や、シルエットを鏡に映すポージングはほどほどにしましょう。
悪気はないことはわかっています。
・がんばった自分
・細くなった部分
・筋肉モリモリの自分
見たいのはわかります。
しかしあまり頻繁にやったり、ポージングを長くしたりするのはやめましょう。
「どんだけ自分好きなん」
「ナルシストかっ」
などと思われる可能性がありますし、見せびらかしているのかと思ってしまいます。
そんなポーズがイヤな人もいますし。
よくポージングをするモリモリの人が、マシンについた汗を使用後に拭かなければ、普通の人以上に「えっ」となってしまいます。
ポージングはサッとやってお風呂でじっくりしましょう。
エアボクシングもほどほどに。
格闘技をやっている人は様になりますが、格闘技エクササイズのコリオ(振り付け)だと……。
(大坂なおみさんのシャドースイングはさすがに決まっていました)
気持ちよく使いたいからマナーを守る
いい子ぶって言っているのではありません。気持ちよく使いたいからマナーを守るようにしています。
フィットネスクラブでの何気ないしぐさや行動で、すべてを否定されるのは悔しいものです。
・よく知らないから
・何気ない行動だから
ということがほとんどで、決して悪気がないからです。
こう書いていて気をつけている私も、フィットネスクラブでのトレーニング中に、もしかすると不快に見られているかもしれません。
声はときどき出してしまいますし、重りを落としてしまうこともありますから。
(ウエイトリフティングでキャッチに失敗して)
不特定多数の人が利用しているからこそ、気をつけたいものです。
上記のマナーは、ちょっとだけ気をつければいいことばかりですし、すぐにできることです。
マナーがよくない相手を見かけても注意するわけにはいきません。
もちろんマナーを守ってもらうことも。
しかし、ちょっとだけ自分が気をつけて実践していれば、自分は気持ちいいものです。
誰かが見ていて、「私もそうしよう」と思ってくれる人もいるかもしれません。
私もかっこいいしぐさを見て真似していることもあります。
⇒席を立つときイスを戻す。手を洗ったらペーパーで台をふく。理由は「かっこいい」から。
「気持ちよく使うために自分が気をつける」
そのようにフィットネスクラブを利用できれば最高です。
【編集後記】
友人とランチです。
高校の同級生で1年ぶりに会います。
わずかな時間ですが近況を聞きたいと思います。
「まつや」と「さぶろべえ」本店近くに住んでいる友人です。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・南国(みなみ)の思い出 南国製菓ちんすこう