最近増えた24時間ジム。なんにでもメリットとデメリットがあるものです。メリット、デメリットを知って入会することをお勧めします。
*24時間ジム
24時間ジムのメリット
全国的に24時間営業しているジムが増えています。地方都市の金沢も多くの24時間ジムができています。
コンビニの24時間営業や全国チェーンのお店の長時間営業の是非が問われているなか、
世の中の風潮に逆行しているのは、健康志向の高まりでしょうか。
私も大きなフィットネスクラブに20年以上入会していますが、1年前から24時間ジムにも入会しています。
入会している両方のジムや、職業柄、多くのジムを見てきた中で24時間ジムのメリットをまとめてみました。
月会費が安い
すべてとは言いませんが、24時間ジムは大型フィットネスクラブ(以下、フィットネスクラブ)よりも会費が安いです。
近くにある24時間ジムは1か月2700円(税抜)です。
最近できたジムは家族4人が使えて月額2980円(税抜)です。
私の入会しているフィットネスクラブは10000円を超えるので価格差は一目瞭然です。
価格のことを考えると安いのが24時間ジムのメリットと言えるかもしれません。
いつでもいける
24時間ジムは名前通り24時間営業しています。365日営業していますから、都合のいい時はいつでもいけます。
フィットネスクラブには定休日があります。
週に1回あったり、月末にあったりとメンテナンスを兼ねています。
また土日祝日などは、特別時間になり短縮したり、スタジオレッスンが中止になったりと、複雑です。
長年入会していても、忘れて(勘違い)してしまい、終了していたり、
休館日だったりすることはよくあります。
その点、24時間ジムはいつでもOKです。
自由にできる
「自由にできる」これも大きな特徴です。
24時間ジムは受付がないので、すぐにトレーニングがはじめられます。
フィットネスクラブのように、フロントでカードを出してキーをもらって……。
これがありません。マナー違反ですがシューズも外履きのままでOKです。
スタッフがいない時間帯なら、多少トレーニング中に声を出してもスタッフに注意されませんし、重りを落としてもあまり気を使わなくても大丈夫です。
だからこそマナーが問われるのですが。
服装も自由です。受付がないので、極端な話、どんな服装で来て、帰ってもかまいません。
スタッフとの会話や世間話が苦手な人はいいでしょう。
最低限のエチケットやマナーを守ったうえでの自由が24時間ジムにはあります。
24時間ジムのデメリット
では、24時間ジムのデメリットは何でしょうか。
スタジオがない、プールがない、お風呂がない(シャワーも)
私がフィットネスジムを利用する醍醐味はトレーニングの後にお風呂に入ることです。
トレーニングをしなくてもお風呂の利用は可能です。
フィットネスクラブあるあるで「お風呂会員」と呼ぶこともあります。
24時間ジムはセキュリティの関係で、お風呂がありません。
シャワーブースも少ないですし、無いところもあります。
ゆっくり湯船に浸かりたい人にとってはデメリットです。
いつでも行けるはいつでも行けない
いつでも行けるのはいつでも行けないに通じます。
私だけかもしれませんが、いつでも行けるという頭があると、
あとから→明日→やっぱり明後日となってしまいます。
深夜や早朝に利用する人も一定数いるでしょうが、夕時の24時間ジムの混みようをみると、
生活スタイルにあまり違いがないかなと。
決められた営業時間があるから、そのタイミングで行くのではないでしょうか。
私はそうでした。
自由にできる
自分が自由にできるというのは、相手(他のお客さん)も自由にできるということです。
自分がしていることは気にならないですが、他人のしていることは気になるものです。
大きな声を出したり、重りを「ドスンドスン」落としたり。
何とかしてくれと思いますが、注意する勇気はありません。
トラブルになっても困りますし。
夏の深夜に行ったときの話。
おじさんがベンチプレスの台で寝ています。
途中でいびきをかき始めたので、脳梗塞かと。
勇気をだして声をかけると、寝ていただけでした。
またジーンズと先のとがった革靴でトレーニングをしている人を見かけました。
サンダル、長靴でのトレーニングにはもう驚かなくなりました。
自由にできるのは自分にとってはメリットですが、人のことが気になる人にとってはデメリットです。
メリットはデメリット。デメリットはメリット。どれが優先か、どこが許せないかで決める
メリットはデメリットであり、デメリットはメリットです。どれが優先なのか。どこが許せないか。それで決めましょう。
24時間ジムのメリット・デメリットをまとめてみました。
それぞれのメリット・デメリットはあくまでも私の主観です。
人によってメリット・デメリットが変わることがおもしろいことです。
例えば料金の安さ。
安ければいい人と、少し高くても、フロントや、お風呂がある方がいいと思う人もいます。
プールで泳ぎたい人やヨガなどのスタジオプログラムに参加したい人は
そもそも、施設がなければそこを選びません。
スタッフが常時いるのもメリットでありデメリットです。
スタッフがいればマシンの使い方などは、多少は教えてもらえますし(多少ですが)
あいさつや世間話も時には楽しいでしょう。
それがイヤな人もいます。
生活のパターンが全く反対の人には深夜や早朝のトレーニングは都合がいいでしょう。
しかし、多くの人は朝起きて夜寝るパターンではないでしょうか。
深夜や早朝すぎるトレーニングもカラダのことを考えるとベストとは言えません。
(あくまでベストです。効果がないとは言っていません)
トレーニングの時間帯を記録してみると、ほとんどの時間は、
フィットネスクラブの営業時間の中ではないでしょうか。
深夜、早朝利用のメリットを感じている人は少ないのではないでしょうか。
このように、メリット・デメリットは人の生活スタイルや
ジムの何を重視するかで決まります。
どんなことを優先にするのか。何が許せない(苦手)なのか。
2つのことを考えて入会してもいいのではないでしょうか。
長く続けることのできる施設を選びましょう。
【編集後記】
昨日は友人夫婦と六本木へ。
バブルの頃、以来の六本木でした。
数回通ったクラブ(当時はディスコ)はどこだったのでしょうか。
どうしても思いだせませんでした。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・リンゴとカスタードパン
・フレンチトースト Denny’s大井町店
・コカ・コーラゼロ白ブドウ
・五右衛門 大井町店
・恵比寿アトレ
・つるとんたん 六本木