WEBテストはテストの日が決まっていないのがほとんどです。すると「もう少し勉強してから」「その気になったら」と思ってしまいがちです。受験日をなるべく直近に決めて、できるだけ早く受けましょう。
*PC前にて
講師の先生が教えてくれたこと
講師の先生が教えてくれたのは「講習のあとできるだけ早くテストを受けましょう。そのほうが合格率は高い」です。
数年前、TPI の講習を受け、そのあとすぐにWEBテストを受けたことがあります。
TPIとは「タイトリスト・パフォーマンス・インシュテュート」の略。
ゴルフクラブなどで有名な「タイトリスト」が研究所をつくり資格を発行したのです。
ゴルフに関わるスキルコーチやトレーニングコーチ、治療家を含めたトレーナーのための資格です。
ゴルフのパフォーマンス向上、ケガ防止を目的としています。
日本で開催された3回目の講習を受けたのです。
ほとんどがプロゴルファーやテーチングプロでしたが、私を含め4人だけがトレーニングコーチでした。
(偶然にも4人は全員知り合いで笑ってしまいましたが)
タイトリストの外人講師2人から、2日間みっちり講習を受けたのは今となってはとてもいい思い出です。
ゴルフの知識の少ない私にとっては、とてもタフな2日間でした。
その講習会のあと1年以内にWEBテストを受け、合格すれば認定です。
1年以内であればいつでもWEBテストを受ければいいのです。
受験期間も長いですし、自宅からのWEBテストですからじっくり勉強することができます。
そのうえテストでは資料(テキスト)も見ることができるのです。
そのうちに、じっくりとテストを受ければいいと思っていたのです。
しかし、講師の先生が講習会の最後に言ったことがとても衝撃的でした。
「合格率は80%ほど」
「テスト合格者の85%は講習会のあと1週間内に受けている」
「その中の80%以上は講習後24時間以内に受けている」
「だからなるべく早く受けてください」
と。
合格者の大半が1週間以内に受けていて、さらにその多くが24時間以内に受けているとのことだったのです。
私はその言葉を信じ、思いきって講習会のあと24時間以内にテストを受けたのです。
(4時間30分、帰りの電車の中で勉強しましたが)
すぐにでも受けたかったのですが、当時は北陸新幹線が開通していませんでした。
そのため東京金沢間は4時間30分以上かかったのです。
(現在北陸新幹線だと2時間30分)
乗車したのが最終でしたから金沢駅には24時過ぎに到着しました。
自宅までタクシーで帰り、テストを受けはじめたのは25時30分過ぎでした。
テストは10問のケーススタディ。
3時間30分かけてWEBテストを受けました。
結果、なんとか合格することができたのです。
(その日、寝たのは5時過ぎでした)
たまたまかもしれませんが、24時間以内に受験し合格したのです。
そのことがあり、今回もすぐに(受けられるようになって)WEBテストを受けたのです。
講習会のあと、すぐに受けるメリット
講習会のあとすぐにWEBテストを受けるメリットは、もう一度勉強をやり直さなくてもいいことです。
先日、ひさしぶりにある認定試験を受けました。
もう資格の取得はいいと思っていましたが、尊敬しているある方から推薦を受けたのと、合格すれは日本で初認定のひとりになるということで受講と受験を決めたのです。
・指導履歴、経歴書の書類審査
・40分のWEB面接
・事前学習
・2時間のWEB講習会受講
・WEBテスト
などを経て合格すれば認定という手順でした。
10名ほどの受験者がいるようで、認定されると初めてのメンバーになるのがとても魅力でした。
⇒一位になれなくても一番はじめにはなれるかも。「一番はじめ」をめざそう
また、勉強不足の分野だったため「この機会にもう一度勉強してみよう」と思ったのがもうひとつの目的でした。
8月29日、9月1日にWEB講習があり、どちらかを受講しなければいけません。
私は仕事の関係で29日に受講しました。
WEB講習会を受講したあと、テストは9月1日の夜にメールで送られてきました。
(テスト提出は10日以内)
9月1日は朝からハードな一日でした。
さらに19時よりある団体のオンラインセミナーを受講。
暑い日でもあり、クタクタな一日だったのです。
しかし、前に挙げたように
「テストは講習会のあと、できるだけ早く受けたほうがいい」
を守り、21時過ぎから3時間かけてWEBテストを受けたのです。
内容は控えますが、大きな設問が3つ。
例にあげた人について記述していくテストでした。
テストには時間がかかりましたが、4日前に講習会を受けたばかりです。
(本当は9月1日に受講したかったのですが仕事でダメでした)
ある程度講師の先生の言ったことを覚えていましたし、解答となるところが資料のどのあたりに書いてあるのかも覚えていました。
もう一度勉強をやり直さなくてもいい、ぎりぎりの期間でした。
当日に受験したことによって
・改めて勉強しなおさなくてもいい
・締め切り日を気にしなくていい
・やらなくてはいけないことがひとつ減る
などのメリットがありました。
デメリットは
・完璧なものができない
・十分勉強できない
ことくらいでしょうか。
まあいくら勉強しても、合格の保証はありませんし、完璧を求めても完璧なものはないでしょうし……。
私には当日に受験したメリットが多かったのです。
合格率も上がればいいのですが。
最近増えているWEBテスト。期限を決めてすぐにでも受けよう
私は4年前より、NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)ジャパンの受験対策講師をしています。
NSCAが認定するパーソナルトレーナー(NSCA-CPT)の一分野を担当しています。
受験予定者が任意で受ける対策講座です。
2日間(16時間)にわたる講座の最後の4時間を担当しています。
私は講義のあと必ず言っていることがあります。
「今回の講座が終わったらできるだけ早く受験してください」
と。
それは上に挙げた理由からです。
以前は年に4回ほど各地で試験が行われていました。
私も神戸で受験しました。
受験日が決まっていたので、それに向けて勉強していました。
勉強しなくてもいやでもテストの日は近づいてきます。
受験生でありがちな記念受験ということもあるかもしれません。
☆記念受験=合格を目的とせず、受けること、もしくは受けたことだけを目的とすること
しかし、その資格は近年オンラインテストに変更されました。
各都道府県にあるテストセンターでテストを受けるのです。
協会に出願をして受験料を払います。
受験が決定すれば、任意のテストセンターで試験日を自分で予約するのです。
最近の傾向として受験出願をしていても、テストセンターでの予約をしていない人が多いのです。
試験日の保留をしているということです。
理由は想像がつきます。
もう少し勉強をしたい
試験のタイミングが合わない
テストの予定が立たない
ぐらいでしょうか。
私もTPIの講師の話を聞いていなければ、きっと同じだったでしょう。
しかし、何度も言っているように、受験はなるべく早く受けた方が勉強をやり直さなくていいですし気分も楽です。
そして、もしTPIの講師が言ったように、講習会のあと、受験が早ければ早いほど合格率が高いならばやるに越したことはありません。
すぐに受験できるならば、なるべく早く受験しましょう。
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9月9日。今日がWEBテストの提出締め切り日でした。
合否はともかく、早く受験(提出)したことで今日までの9日間は気分がとても楽でした。
もし不合格でも、次回もすぐに受験します。
【編集後記】
先日は友人と8月にできたクロスゲート金沢に。
「東京駅近くにある新丸ビルのミニのようだ」と意見が一致しました。
エスカレーターの長さは3分の1ですが。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・選手にある練習