とり白菜対決。「まつや」vs「さぶろうべい」八方美人でも気にしない

石川県のソウルフード「とり白菜」。有名なお店は「まつや」と「さぶろうべい」です。
石川県あるあるの「どっちが好きか」論争。
私はどちらも大好きなので、八方美人でしょうか。

石川のソウルフードとり白菜*とり白菜 まつや にて

 

「どっちが好きか」「どっち派か」

有名な2つのものがあれば、どうしても「どっちが好きか」「どっち派か」と聞かれます。

 

おかしで有名な明治が、人気商品の「たけのこの里」と「きのこの山」が、どちらが好きかを問う「第3回国民総選挙」をしました。
結果は3回目にして初めて「きのこの山」が勝ちました。
(とても平和な国です)

みなさんも一度は、たけのこ派・きのこ派かと話題にしたことはあるのではないでしょうか。

私が子どもの頃はプロ野球がそうでした。
セ・リーグ派か、パ・リーグ派かと。
ニューヨークの子どもたちは「ヤンキースかメッツ」でしょうか。

最近はアイドル漫才師のどちらが好きかということが話題にも
なっているようです。
AKBや乃木坂、欅坂などの人気グループは
人数が多いですが、それも同じようなものではないでしょうか。

有名な人やモノが複数あれは、当然ですがファンが分かれます。
どっち派かとも。
どちらかが、熱烈に好きであれば、「どっちが好き」と聞きたくなるものです。
同じなら仲間になれますし。

石川県には二大とり白菜のお店があります。

「まつや」と「さぶろうべい」です。

二店とも本店が近くにあり、「どっち派か」と地元ではよく盛り上がるのです。

 

「まつや」と「さぶろうべい」の比較

石川県の二大名物店、とり白菜「まつや」と「さぶろうべい」の比較をしてみます。

 

「まつや」の本店は石川県かほく市木津にあります。「さぶろうべい」はその近くの、かほく市高松にあります。

高校時代の友人が近くに住んでいたので、友人とよく食べに行っていました。
高校生の頃は自宅からお店が遠かったので、一度も行けませんでしたが、
大学を卒業して車を持つようになってからは、遊びに行ったついでにお店に行っていました。

最近は、長い間行っていませんでした。

本店へは車で1時間。今思えばよく行っていたもんだなと思います。
友だちのところによく遊びに行っていたこと、その地域にはその2つの店くらいしかなかったことが理由です。

以前は今よりも「うん」と値段が安く、安い値段でおなか一杯になりました。
私には、なつかしい思い出の食べ物でもあるのです。

とり白菜とは専用の鉄鍋に鶏肉を入れ、その上を白菜が覆う鍋料理です。
(まつやはみそで煮る、さぶろうべいは油で焼く)

最近、二つのお店に行ってきました。
二か所とも本店ではなく支店なのですが、とても久しぶりでした。

まつや

「まつや」です。昭和34年に創業されました。

まつや桂店
創業は34年ですが、みそのルーツは江戸時代です。
北前船の廻船問屋だった初代当主が船乗りのために考案し、みそを調合したのが「とり野菜みそ」だそうです。
みそはとても有名で、全国のスーパーでも売っています。

まつやのとり野菜味噌

まつやのラッピングバスが金沢市内を走っています。
私が所属するスキークラブにいる「SAJデモンストレーター」の個人スポンサーでもあります。

「みそ」は上京するときに、友人にお土産用として買っていきます。
私は、みそ味があまり好きではないのですが、まつやのみそは味が濃くないので好きです。

ちなみに「とり白菜」の「とり」は鶏肉ではなく、野菜や栄養を摂るという意味で「とり」とついているそうです。

とり白菜定食

これで770円です。とり皮は別注文です。
常連さんは、なぜか、とり白菜と、とり皮はセットで注文します。
私も、とり野菜にはとり皮を注文します。

 

さぶろうべい

「さぶろうべい」です。昭和25年創業です。

さぶろうべい藤江店

 

ここはみそではなく、秘伝のしょうゆダレとたまごにつけて食べます。

さぶろうべいのとり白菜
すき焼きは、たまごをつけない派ですが、ここのタレとたまごはおいしく、
タレが残ると飲み干したい衝動にかられます。

さぶろうべいとり白菜定食

カウンターに座るとお店の方が作ってくれます。
自分で炒めると、なべからよく白菜が落ちるのですが、お店の人がやってもよく落ちます。
一緒なんだと笑ってしまいました。
火の調節もしてくれます。
食べ始めていいタイミングも教えてくれます。

 

 

どっちも好きは、八方美人か

「まつや」と「さぶろうべい」には、それぞれ特徴があり、どちらも大好きです。もしも「どっちが好き」と聞かれれば「両方好き」と答えます。そう答えても、だれにも八方美人とは言われないでしょう。

 

世の中は、二つの大きいモノや、二つの人気があるモノがあれば、
どうしても、どちら派かと問われることが多くあります。
これは冒頭にあげた「たけのこの里・きのこの山」や「まつや・さぶろうべい」ならば笑いのネタですが、笑い話では済ませられないこともあるのは事実です。

 

必ずどちらか決めなくてはいけないことがあります。
その時は仕方がありませんが、どちらかに決めなくてもよいこともあります。

片方が苦手、片方が私のスタンスと違うとはっきりわかれば、
迷わずに決められます。
しかし、両方とも好きで。どちらかを選べない場合もあるものです。

もし、どっちも選ばなかったり、どっちにも所属したりしていれば、
後ろ指をさされるかもしれません。
「優柔不断だ」、「どちらかに決めろ」、「八方美人だ」と。

でも「まつや・さぶろうべい」のように
・両方大好き
・どちらかを決められない
・ちょっとだけ違う(みそかタレか)
・片方はスーパーで買える(まつやのみそ)

どちらも個性があり、どちらかに決められないことだってあります。
そんなことはよくあることです。
それは決して優柔不断ではないのではないでしょうか。

もし、どこかで「どっち派か」と問われても、
両方が好きならば

「どっちも好き!」

と堂々と言いましょう。
八方美人と言われても平気でいましょう。

もちろん片方の悪口を言わないのが条件です。

 

【編集後記】

日曜日の金沢帰りを持って、年内の上京は終了です。
関西方面も。
今年もよく行きました。はじめての県も。
移動は行動力のあらわれと言います。
来年も活発に行動したいものです。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・あるセミナールーム(下見)
・御徒町
・松坂屋上野店
・御徒町のあるホテル
・五反田
・大崎
・札幌味噌ラーメンばんから
・ALOHA TABLE
・銀座歩行者天国

おしらせ 2  
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