専門家から習うというシンプルなこと。でもなかなかできないこと

何かを学ぶには専門家から習うのがいいと、誰もが知っています。しかしなかなかできないことでもあります。

ウエイトリフティング教室*ウエイトリフティング教室(ある高校のホワイトボード)

 

専門家から習う勇気

何かを学びたいときは専門家から習うのがいいと誰もが知っています。

 

 

しかし、いがいとハードルが高く、なかなかできないものです。

私なんかが習ってもいいのか。
値段が高いかもしれない。
専門家の言うことを理解できるのか。
今さら恥ずかしいのではないのか。
もう少しできるようになってからのほうがイイのではないか。

など。

初心者であっても迷ってしまいますし、ある程度上達していても気おくれするものです。

しかし、初心者(初級者)でも中上級者でも、専門家から習うことをおすすめします。

 

専門家に習うメリット

専門家から習うのはメリットがたくさんあります。

 

 

もちろん専門家といってもいろいろな方がいます。
すべての専門家がいいとは言えないところが難しいのです。
自分との相性もあるでしょうし。

しかし、

・自分にあった人
・わかりやすく教えてくれそうな人
・厳しく教えてくれそうな人
・感じのいい人
・優しそうな人

 自分にあいそうな人であればメリットは倍増します。

冒頭の写真。
ある高校のトレーニングセンターのホワイトボードです。
初心者向けにおこなうスナッチ(ウエイトリフティング)のプログラム内容が書かれています。

4月から週に一回、ウエイトリフティング教室がはじまりました。

対象は小学生から一般の方までです。

ウエイトリフティングを通じて、ダイエットやスポーツパフォーマンス向上などを目指した教室です。

私はトレーニングコーチを仕事としていますから、選手にウエイトリフティングも教えています。
(オリンピックリフティングですが)
自分でもやっていますので得意なことでもあります。

重量挙げを学ぶのは、オリンピックリフティングを指導するため

減量は、もう一つの試合

本気で目指した日本一。残念ながら銀メダル。(再)

しかし、ウエイトリフティングの専門家とは言えません。
学生の頃からやっていたわけではなく、トレーニングコーチを目指してから学びはじめたことです。

もちろん何回もセミナーやパーソナルトレーニングを受けてきました。
ウエイトリフティングの試験も受けましたし、日本スポーツ協会公認のコーチ(ウエイトリフティング)でもあります。

わかりやすいデモンストレーターの条件。大げさにできる。ものまねができる。何回もできる。


それでもウエイトリフティングの専門家に基礎の基礎から、系統だって学んだことがないのです。
ウエイトリフティングを系統だって学ぶのにはちょうどいいと思い、教室に参加することにしたのです。

3月からプレ開校していたのでもう数回習いましたが、毎回新たな発見ばかりです。

散らばっていた知識の点が、大きな丸になり、それらがつながっていく感じです。

・伝え方
・たとえ方
・コツのつかみ方
・やる順番
・デモンストレーション方法

など、新たな発見であり、再確認でもあります。

まだまだうまくなれるような希望さえ持つことができるのです。

トレーニングコーチのジレンマ。ぐんぐん伸びていく選手とどんどん下降していく自分。折り合いをつける言葉

さすがにその道の専門家です。
自身が長い時間をかけて、試行錯誤してきた結果が凝縮されています。

初心者や初級者にとってはいい学びですが、ある程度知っているものにとっても大きな学びでもあります。

中上級者にありがちな

・知っているつもり
・やっているつもり
・できているつもり

専門家から学ぶのは「三大つもり」を壊されるのが最大のメリットなのです。

 

専門家に習うハードルを下げる

「知っているつもり・やっているつもり・できているつもり」をなくすために専門家から習いましょう。
そして専門家から学ぶハードルを下げましょう。

 

 

専門家から習うのはメリットがたくさんあります。
同時にハードルが高いのも事実です。

 

先にあげたように、初心者であっても中上級者であっても遠慮をしてしまうものです。
「私なんかが……」と。

そういう私もそうなりがちです。
習うには多少の勇気もいりますし。

それでも、専門家から学ぶことははかりしれないメリットがあります。
勇気を持って習っていきましょう。

・ちょっとだけ詳しい人
・ちょっと知っている身近な人

そんな方から少し背伸びをしてみましょう。

 

そして専門家から習うというハードルを少しだけ下げてみましょう。

 

 

【編集後記】

友だちからあるオファーが。
もちろんはじめの声掛けという感じでしたが。
お受けして決定すれば日本一になるために貢献できるといった
仕事でした。
とても魅力のあるお話でしたが……。

気にかけてくれていたことに感謝です。

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・目玉焼きセット
・伊右衛門 京都ブレンド

 

おしらせ 2  
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