トレーニングに使いたい3つの「OKワード」

トレーニングをするときには、積極的にOKワードを使うようにしています。
どんなOKワードを使うのかをまとめてみました。

筋トレ*12月のトレーニング風景

 

OKワードを使う

トレーニングにおいてOKワードを使うようにしています。

 

NGワードは注意をひき、瞬間的に頭に入ってくるものです。
私もそれを利用して、「しないことリスト」をつけています。
しないことリスト1.5。30個から50個へ

効果を感じ継続しています。

しかし言い換えれば「しないことリスト」は「することリスト」であり、「NG ワード」は「OKワード」になります。

トレーニングにおいて数多くのNGワードがありますが、やる気にさせるOKワードがあってもいいのではないでしょうか。

私はトレーニングコーチを仕事としていますが、どうしてもNGワードを使ってしまいます。

・こうしないように
・こうなったらダメ
・そこがダメ

など、安全を担保しなくていけないためにNGワードを多用してしまいます。
しかし、いつもそれだけでは常に否定しているような気になります。
言われているほうも、いつも否定されているような思いになるかもしれません。

勝利を目指すアスリートならばそれでもいいのでしょうが、

・最近、運動をはじめたばかり
・運動をやってみたい
・健康のために運動をしている

など、そんな人にとって「NGワード」はあまり効果的な言葉ではないのではないでしょうか。

では、どんな言葉を使うといいでしょうか。

私が、自分のトレーニングをしているときに使っている「OKワード」を紹介します。

 

3つのOKワード

よく使う3つの「OKワード」です。

・トレーニングをはじめる前
・トレーニング中
・トレーニングのあと

その三つの場面においてOKワードを使っています。

さあ、前回超えをしよう

「前回超え」とは前回の自分の記録を超えようということです。

トレーニングは昨日より今日、今日より明日と少しずつですが、強度を上げていかなければいけない時があります。
「前回超え」は永遠のテーマであり、私が大切にしていることでもあります。
(私のモットーは今を超える「今超え」ですが)
プロフィール

お世話になっているトレーニングコーチが、いつも練習を始めるときに使っている言葉です。
その言葉が気に入り、私も使うようになりました。

「前回超え」は持ち上げる重量や、やる回数、セット数だけではありません。

・フォームがよくなった
・正確さが出てきた
・集中力が切れなかった

など、前回のトレーニングよりも改善したことも「前回超え」です。

「さあ、前回超えをしよう!」がスタートの合言葉です。

あと一回がんばろう

トレーニング中にきつくなったとき、「あと一回がんばろう」もOKワードです。

目標回数の手前で苦しくなってしまい「もうダメ」と思ったときたときは

「もうあと一回!」

 

上記の「前回超え」は昨日の記録を超えるイメージですが、単位を今に変えれば「さっき」であり、「ちょっと前」でもあります。

「苦しいけどもう一回だけがんばろう」
は、自分の苦しさの基準を上げてくれます。

あと一回ならば案外とできるものです。
「もうダメ」と思ったら「あと一回です」

 

今日も頑張った!次回もがんばろう

今日やったことに対して自分をほめる言葉です。

トレーニングが思うようにできなかったり、どうしても納得がいかなかったりする場合もあるものです。
そんなときは自分を責めてしまいがちです。
せっかくがんばった今日のトレーニングが、ムダなようにさえ思えてきます。

それはとても、もったいないことです。
それが続くと、次回の練習の意欲もなくしてしまいます。

細かいことができなかったり、全くできなかったりしたことを、少しだけ横に置いておきましょう。

・悪いなりにがんばった
・最後まで腐らずにできた
・数回だけ、いいところがあった

など、よかったことにも目を向けましょう。
もし、よいところが見つからなければ探します。
今日のトレーニングを肯定しましょう。
そして次回も頑張ろうと、次へのきっかけをつくることも大切です。

苦しいながらも今回もやり切ったのですから、悪いイメージのまま終了するのは、いただけません。

OKワードで今日のトレーニングを締めくくりましょう。

「OKワード」は力の弱い言葉だけれども

「OKワード」は「NGワード」よりも弱い言葉です。

小さい子どもにも「それダメ」と言えば、一瞬ピタっと止まります。
「NGワード」はとても力強い言葉です。

誰もがOKよりもダメのほうが反応します。

ストップの赤色は進め(OK)の青色よりも強烈です。
NGワードには強いメッセージ性があります。
もちろん「危険」という意味合いがあるのでしょうが。

 

しかし、これから
・緩やかでも続けていく
・ゆっくり継続していく

には、あまり強い言葉ではなく、少し弱い「OKワード」を使えばいいのではないでしょうか。

「NGワード」ばかりではなく、ときには「OKワード」も使っていきましょう。

 

【編集後記】

少しよくなりましたが、まだ痛い肩。
ホームセンターでウッドバーを購入してきました。
ウッドバーを使って肩のリハビリをします。
この機会にじっくりリハビリをしていきます。

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・ゴロゴロ煮込みチキンカレー

おしらせ 2  
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