スキーやスノーボードをインストラクターに上手に教えてもらう方法

スキーやスノーボードが上手くなりたければ、スキースクールに入ることをお勧めします。しかしすべてのインストラクターの教え方が上手だとは限りません。それならこちらから上手く教えてもらうようにしましょう。上手く教えてもらう方法をまとめてみました。

スキースクール

インストラクターはスキーやボードが上手い

インストラクターは当然、スキーやスノーボードが上手です。
養成講習を受け、厳しい検定試験を受けているからです。
一応、全国共通ですし。

練習もたくさんしています。
インストラクターを目指すわけですから、教えるのも好きでしょう。
検定種目には初心者に教えるためのボーゲンなどの種目もあります。
また指導手順などの学科試験もパスしなくてはいけません。

試験に合格してもインストラクターになれば3年に一度ライセンスの更新をしなくてはいけません。
最新の滑りと指導法の講習を受けるのです。

しかし、学校の先生や塾の先生全員が教え方上手とは言えないように、教え方の上手さに差はあるものです。
もちろん自分との相性もあるでしょうし、インストラクターのベテラン、初心者という差もあるでしょう。
ある程度は仕方がないものです。

もしもスキースクールでスキーやボードを習うとします。
プライベートレッスンやインストラクター指名制度がなければ、インストラクターを選ぶことができません。
当番のインストラクターが担当になります。

そのインストラクターの教え方はわかりませんが、こちら(習う側)の習い方次第で上手に教えてもらうことができます。

上手に教えてもらう方法

相性が悪く苦手なインストラクターになった場合や教え方があまり上手くないと感じる場合でも心配することはありません。
こちら次第で上手に教えてもらう方法があるのです。

 

自分の滑りのものまねをしてもらう

自分の滑りをものまねしてもらいましょう。

もちろんビデオで撮ってもらい解説してもらうといいのですが、人数が多く、ビデオがない場合もあります。
ものまねをしてもらえれば自分のダメなところがわかります。
ものまねがわかりやすければ、インストラクターの目も信用できます。

ものまねが上手い(わかりやすい)のはしっかり見る目がある証拠です。
わかりやすいデモンストレーターの条件。大げさにできる。ものまねができる。何回もできる。

わかりにくければ大げさにしてもらいましょう。
(自分の滑りが不細工でも落ち込まないように)

それでもわからなければ、次の方法を試してみましょう。

セルフチェックの方法を教えてもらう

今後のことを考えてセルフチェックの方法を教えてもらいましょう。

スキースクールの時間だけでは劇的には上手くなりません。本気で上手くなりたければ自分ひとりで練習しなければいけないからです。
自主練というやつです。
(隠れてこっそり練習する「コソ練」もありますが)

そのためにはセルフチェックが重要です。

・「こうなったらダメ」
・「これができていないときは悪いクセがでている」

などを教えてもらいましょう。
技術的なことではなく、あくまでも簡単なチェック方法です。

たとえば、
姿勢が高すぎるスキーヤーなら、ストックを引きずることができるか。

お尻やひざがボードの板から出すぎるボーダーには、両手を横に広げ、上からみて手がボード上にあるか。

など、
「それができていないと姿勢が高すぎたり、お尻が出すぎたりしていることだよ」と。

自分でチェックできる方法を教えてもらいましょう。
優秀なインストラクターはセルフチェックの方法をたくさん持っているはずです。

 

可能ならA、B、Cの滑りをやってみる。どれがいいのか教えてもらう

もしも可能ならば3通りの滑りをしてどれが一番いいのか教えてもらいましょう。
2つくらいでもいいです。

教えてもらったことを注意してやっていても滑りの感覚はつかめません。
「今のはいい!」と言われても何がいいのかわかりませんし、次もできるかわかりません。

どれがいいのかわかるためには、3つぐらい演技をしてみましょう。

一回目は右足を強く踏んでみる。
二回目は右足を横にずらしてみる。
三回目は左足に意識を向けてみる。

など、同じシーンで「これをやってみた」と覚えているようにしてみましょう。

もし三回目がいいと言われれば、次の滑りでは左足に意識を向けてやってみましょう。
もしだめでもその繰り返しです。
自分が感じることと、OKが出ることを合わしていきましょう。

自分が何をしてOKをもらったのかを感じなければ、なかなか上手くはできないものです。

こちらから仕掛けて上手く教えてもらう

インストラクターに教えてもらうだけの受け身ではもったいないです。
こちらから仕掛けて上手く教えてもらいましょう。

滑りが上手なインストラクターに圧倒され、「はい、はい」と聞いてしまうものです。

・丁寧に習う
・素直に習う
・言われたことをやってみる
・真面目に習う

ことも大切ですが、自らちょっとだけ仕掛けて教えてもらいましょう。
受け身だけではもったいない。
積極的に教えてもらうのも、恥ずかしいものですが、上記のようにサラッと教えてもらうのも方法です。

せっかく習うのですから、ちょっとでも上手くならなければ損です。

インストラクターは上記のことをお願いされても全く嫌ではありません。
私ならどんどんアドバイスしたいです。
大歓迎です。

 

残り少ないスノーシーズン。
スノースポーツを楽しみましょう。
もしも教えてもらうのならば、上手に教えてもらいましょう。

【編集後記】

暖かい日が続きます。
花粉だけが心配です。
今年も早めに対策をして花粉に勝利します。
花粉症勝利宣言(2019年シーズン)
花粉症。花粉対策メガネとマスクで乗り切った!かも。

でも自宅にあるマスクの在庫が……。

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・清流でランチ スタミナ丼

おしらせ 2  
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