今年、スキーやスノーボードを買いたいと思っている人。旧モデルでもいいから、そこそこのモノを買いたいと思っている人。大型スポーツ店で購入するなら今が狙い目です。
*スキースノーボード売り場にて
今年はスキーやボードを買いたい
「今年、スキーやスノーボードを買いたい」と思っている人もいるのではないでしょうか。
今年モデル(2020-2021)の板もいいですが、値段が高いのがネックです。
スキー&スノーボードの愛好家やインストラクター、本格的にスノースポーツに取り組んでいる人は、すでにニューモデルを予約済みです。
(6月~7月末までに)
今年はスキーやボードが欲しいけれど
・「ニューモデルではなくてもいい」
・「そこそこのモノをそこそこの値段で買いたい」
・「グレードが同じなら昨年モデルでも構わない」
・「安いなら旧モデルが欲しい」
・「何回行けるのかわからないから安いモノがいい」
などと思っている人も多いのではないでしょうか。
私はスキーやボードのインストラクターをしているので、よく上記のようなことを友人から聞かされます。
私がいつも答えるのは、
「もし買うのは昨年モデルでもいいのなら、また、そこそこのモデルをそこそこの値段で買いたいなら、今の時期が狙い目」
だと言っています。
なぜこの時期が狙い目なのか、理由をまとめてみました。
今の時期に買う理由
スキーやボードを買うのは今がおすすめです。
スキーやスノーボードは一年を通して大型スポーツ店には置いてありません。
都会のスキー&スノーボード専門店は別ですが。
通常、今の時期(11月)から店頭に並びはじめ、3月末には店から自然に消えていきます。
大型スポーツ店とはいえ商品を置くスペースは限られているからです。
3月中旬からはスキー&スノーボード売り場が、
・新学期の部活動に向けたスポーツ関係売り場
・登山、キャンプ関係売り場
・春物、夏物売り場
に変わっていきます。
スキー&スノーボード関係が並ぶ11月中旬から3月下旬の約四か月。
タイミング、タイミングでスキー&スノーボードの品ぞろえも、価格も変わってくるのです。
今の時期は店頭に
・ニューモデルが徐々に並ぶ
・旧モデルがたくさん並ぶ
そのタイミングなのです。
このタイミングだから、旧モデルをすすめているのです。
今は昨年の中級者モデルがたくさん並ぶ時期
昨年の中級者モデルがたくさん並ぶのが今の時期です。
今年のモデルはこれから徐々に並んでいきますが、昨年のモデルはもう並んでいます。
もちろん値段はニューモデルよりも安くなっています。
よく探すと、中級者用の板が安い値段で見つけることができます。
昨年の中級者用のモデルがたくさん並ぶのは去年、そのモデルが全く売れなかったからではありません。
大型スポーツ店の売れ筋は中級者モデルと、初心者モデルです。
そのため、お店は中級者モデルをたくさん仕入れるのです。
たくさん売れても少しは残るので、今の時期に昨年モデルが並ぶのです。
でも、残念ながら値段は最安値ではありません。
実は3月上旬の値段よりも少しだけ上がっています。
(3月の値段は最安値が多い)
しかし、昨年の中級者モデルが安い値段でたくさんの中から選べるのはチャンスです。
もう少し安くならないかと待っていると、すぐに売り切れてしまいます。
なぜなら掘り出しものを狙っている人がある程度の数いるからです。
私もその一人です。
すでにニューモデルを予約していても(購入していても)、
・変わった板
・いちど使ってみたかったモノ
・びっくりするような価格になっているもの
などがあると迷わず買ってしまいます。
セカンドの板、もしくは遊ぶための板にしたいからです。
(ほとんどが衝動買いですが)
もし気に入ったスキー&スノーボードがあったら迷わず購入しましょう。
昨年、店頭に並ばなかったいいモデルが並ぶ可能性があるから
昨年は店頭に並ばなかった、いいモデルが並ぶ可能性があるからです。
昨年、お店に並ばなかった板や、ブーツなどが店頭に並ぶことがあります。
その多くが昨年売れ残ったモノなのですが、それに加えていいモノが並ぶのです。
大型スポーツ店はスキー&スノーボードをメーカーからすべて買い取っているわけではありません。
売れ残ったモノ(板やブーツなどの金額が高いモノ)はメーカーに返すのです。
ブランドメーカーには全国のいろいろな大型スポーツ店から返却されたスキー&スノーボードが大量に集まります。
全国からブランドメーカーに集まった大量のスキー&スノーボードを大型スポーツ店にいるバイヤーが、まとめて買い付けるのです。
バイヤーは自分のお店で売れそうなモノを選び、まとめて大量購入するのです。
そのため値段は安くなり、昨年取り扱っていなかったスキー&スノーボードが店頭に並ぶのです。
そのような仕組みがあります。
そんな商品を狙えば、いいモノが安く買うことができるのです。
ゆっくり買うことができる。スタッフと相談しながら買うことができる
今の時期ならばゆっくり買うことができます。スタッフと相談しながら買うこともできます。
今の時期、まだスキー&スノーボードを買う人は少ないはずです。
スノーシーズンをウキウキしながら待っているのは一部の人たちだけです。
私たちのようなインストラクターやスキーやスノーボードの愛好家、いわゆる「ホンチャン」の人たちです。
一般の人は
・里(自宅)に雪が降る
・子どものスキー遠足日が近くなる
・年末年始や1月以降の休日
にならなければスキー場には繰り出しません。
そのためスキー&スノーボードの購入は12月中旬以降に始まります。
その時期になると大型スポーツ店のスタッフは大忙しです。
接客からはじまり、購入手続き、ビンディングの取りつけ、ワックスがけなど休むひまがありません。
スタッフにゆっくり話を聞いて、じっくり選ぶことができないのです。
バーゲンのときのショップスタッフや連休の家電屋さんのスタッフと同じ状況です。
接客してもらう、購入する、ビンディングを取り付けてもらう、ひとつひとつに多くの時間がかかるのです。
ゆっくり選びたければ、今の時期に買いましょう。
子ども用のスキー&スノーボードも今の時期に
子ども用のスキー&スノーボードも今の時期に買いましょう。
子ども用のスキー&スノーボード、またはウエアはお店にとって最高のドル箱です。
値段も強気です。
(そもそも安いですし)
子ども用はどの時期に購入しても値段はあまり変わりません。
はっきり言うといつ買っても安くならないのです。
それならばモノがたくさんある今の時期、もしくはシーズン前に買いましょう。
上記のように、シーズンが始まると売り場は混みます。
スタッフも大忙しです。
小さい子どもはブーツにしてもウエアにしても試着が肝心です。
とても混んでいる売り場で、小さな子どもに試着させる。
親としては地獄ではないでしょうか。
もちろん試着させられている小さな子どもはもっと地獄です。
殺気だった売り場で、子どもが「ぐずる」のはムリもありません。
毎年「ぐずる」子どもに怒っている親をよく見かけます。
買ってあげる両親も、買ってもらう子どもも、どっちも大きなストレスです。
小さな子どもにスキー&スノーボードを買ってあげるのは今の時期にしましょう。
*子ども用スキー&スノーボード売り場にて
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もしも昨年モデルでいいのなら、今の時期にスキー&スノーボードを買いましょう。
お得に買うこともできますし、ゆっくり選ぶこともできます。
そして、なんといってもスキー場に行きたいと思ったらすぐに行けます。
参考にしていただければと。
【編集後記】
読んでいいないKindle本や紙の本が溜まってきました。
しばらくどちらも購入を控えなければいけません。
でも新着タイトルを見ると購入してしまうんですよね。
11月末までは積読(Kindle本は未読)解消週間にします。
……できるかな。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・朝そば+温玉 納豆 ゆで太郎