ウォーキングと散歩の違い。ウォーキングはトレーニング、散歩はレクリエーション。

ウォーキングと散歩は少し違います。ウォーキングはトレーニング要素が多く、散歩はレクリエーション的な要素が強いものです。ウォーキングと散歩をまとめてみました。

伏見川にて*伏見川にて

ウォーキングと散歩

ウォーキングは散歩とは違うと思っています。ウォーキングは散歩と違い力強く歩きます。散歩はレクリエーションです。気晴らしや楽しみためにすることです。

 

金沢は雪が降りません。ここ最近暖冬で、雪が少ない傾向なのですが
今年はまだ市内には雪が積もっていません。
あられや、少し雪がちらついたことはありましたが、6日を過ぎても、
一度も積もらないのは久しぶりなのではないでしょうか。

冬の間、私を遊んでくれる白山麓スキー場も未だに滑走はできません。
まだ一度も見に行っていないので、詳しいことはわかりませんが、
この時期になっても、リフトを動かさないというのは、よほどのことでしょう。

このまま春、ということはないでしょが、それにしてもちょっと遅いかなと思っています。

スポーツ店に勤める友人は売り上げが立たないと嘆いていました。
スキー、ボード関連のモノは、平野に雪は積もらなければ、
売れませんから。
(里に雪がなければ一般の方はスキー気分ではないのでしょうね)

天気はあまりよくないのですが、晴れ間は例年よりは多く、
ウォーキングやランニングをしている人もよく見かけます。

今日の金沢は暖かく、私もここぞとばかりウォーキングをしてきました。
いつもと同じコースを50分。
最近は4キロを歩き1キロを走っています。
ちょっとだけ走ってみたくなった。ウォーキングにジョギングをとり入れてみる。

「いつもと同じコース」と書きましたが、ショートバージョンもあります。
コースの逆を歩くこともあるので正確には4パターンかもしれません。
そのコースを力強く、サッサと歩いています。

サッサと歩くのはウォーキングをトレーニングの一つと考えていて、
散歩とは少し違うと思っているからです。

ウォーキングの目的と散歩の目的

ウォーキングの目的と散歩の目的をまとめてみました。

 

ウォーキング

ウォーキングの目的は、有酸素運動をすることにより、心肺機能を高め
体質改善や生活習慣の予防をすることです。
健康になるための運動の一つです。
脂肪燃焼も大きな目的です。
そして気分転換など様々な目的があります。

気分転換だけならば散歩などでもいいのですが、
「ウォーキング」と英語をわざわざ使うのは、どこかで

・スポーツ
・エクササイズ

など、トレーニングをイメージしているのかもしれません。

ウォーキングの本を読んでも、
・大股で歩く
・腕をしっかり振る
・息が少しはずむくらい(会話ができるくらい)

などと書いてあります。

「散歩」でもガシガシ歩く散歩もあるでしょうが、ほとんどは
あっちをみたり、こっちを見たり、時には立ち止まったりします。
トレーニング要素があるウォーキングとは少し違います。

犬を連れて歩くのを犬の散歩と言いますし、
草花や、川・湖・海などを見るコースを散歩道とも言います。
サッサと力強く歩くのがウォーキングです。

散歩

散歩の目的は、自宅の周辺や、旅行先などでは目的地の周辺をぶらぶら歩くことです。
もちろん気晴らしや、健康のためではあるのですが、
「とりとめもなく、自由気ままに散策をする」といったイメージがあります。
日ごろの疲れや、ストレスを、ちょっとした運動(散歩)でカラダを動かし、
気分転換するレクリエーションの一つです。

テレビ番組でも「ぶらり途中下車の旅」や古くは「ちい散歩」
(のちに散歩シリーズとなりました)、「ブラタモリ」などがあります。
両番組とも、ゆったり、ぶらぶらした「散歩」がウリです。

さまーずの「モヤモヤさまーず2」なんて散歩番組の代表です。
もちろん番組的にそう演出しているのでしょうが。

散歩は、気晴らし的要素が強く、
「見る、聞く、考える、食べる」など
運動とは少し違ったところにあります。

もちろん健康に通じることですが、ウォーキングと違い、
息がはずむシーンはあまりないでしょう。
ココが少し違うところです。

 

体力がない人にとっては散歩もトレーニング

ウォーキングと散歩の目的の違いを挙げてきましたが、散歩だからトレーニング効果がないのではありません。体力がない人にとっては散歩も大きな運動で、トレーニングでもあります。

 

散歩の目的は上記に挙げたように、気晴らし、気分転換の要素が高く、
トレーニング要素が強い「ウォーキング」とは少し違ったものでした。

運動の強さを示す運動強度には差があります。
METsという「運動の強さ」を比較しても違いはあります。

METsとは「運動によるエネルギー消費量が安静時の何倍かになるかを表す単位」です。
METs(メッツ)を使って簡単に消費カロリーを計算しよう

散歩が3メッツならばウォーキングは4~6メッツ。
ウォーキングの速い人の中には6メッツ以上で歩く人もいるのです。
カロリー消費量を単純にみると、多くて2倍以上差があるのです。

そんな運動強度が弱い散歩ですが、低力がない人にとっては散歩もトレーニングです。

 

体力がない高齢者の方も、ケガをして十分に歩けない人も
散歩をすることはトレーニングになっています。

例えば若い人でも、足を骨折した人や、大腿骨頸部を骨折した人などは、
車イスや松葉杖を卒業したあと、まずは散歩を始めます。
(歩きの訓練ですが)

散歩でもトレーニングなのです。

そして小さい子どもです。
両親は子どもと一緒に公園などに行きます。
「散歩いこうね」と。

子どもは遊びの要素が強いのですが、よくよく考えれば
歩くという運動をしているわけです。
子どもにとって「散歩」は歩きのトレーニングなのです。

 

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これが「ウォーキング」と「散歩」の違いです。

散歩や、犬を連れての散歩は運動ではありますが、
元気な人、体力がなくない人(体力が普通の人)にとっては物足りないものです。

もし時間があれば、寄り道せずにサッサと力強く歩きましょう。
ウォーキングはトレーニングの一つです。

そして、体力がない人、ケガをしていてリハビリ中の方、
散歩もトレーニングの一つです。
ウォーキングができるようになるために、
まずはたくさん散歩をしましょう。

ウォーキング。出発前から終了までの様子

ウォーキングがやりたくなくなったら。モノの力を借りてみよう。新しいシューズを買ってみよう

ウォーキングのいいところ。「景色を楽しめる」「一人になれる」「運動習慣ができる」

ウォーキング。飽きてきたらどうするか。5つのことで乗りきる。

ウォーキングを継続させる、ちょっとしたコツ

 

【編集後記】

Amazonで注文していたモノが届きました。
Amazonの手のひらで踊らされていると知りつつ
買ってしまいました。

ムダづかいではないので「よし」としましょう。
しっかり使い倒したいと思います。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・デスクトップパソコンの設定
・Thunderbird

 

おしらせ 2  
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