ウォーキングを始めようと思っても、不安はいろいろあるもの。ちょっとした工夫で、不安も少なくなり、継続もしやすくなります。
GARMIN ForeAthlete 35J
ウォーキングを始めるときの心配ごと
3月まで働いていた運動施設で、会員さんに、よく「ウォーキングしたいんだけど何かコツがある」と聞かれていました。
ウエアやシューズ選び
ウォーキングフォーム
ウォーキングをする時間帯
など、大切なことがたくさんありますが、普段、ジムで運動されている会員さんなので、それらのことは、ほとんどわかっています。
そのため私は、継続するためのちょっとしたアドバイスをするようにしていました。私自身も、これまで試行錯誤してきたからです。
ウォーキング継続のための工夫
やる気満々で始めたものの、途中でいやになったり、天気のせいで中断したり、ウォーキング中にちょっとしたトラブルがあったり。
そんなことがあり、なかなか継続できないのが問題です。
継続するための、ちょっとした工夫を紹介しましょう。
コースは自宅を中心にぐるっと
コース選びが重要です。
初めのうちは、自宅を中心に、ぐるっと回って戻って来るコースにしましょう。
ぐるっと回るのがコツです。
なかには、自宅から、だんだん遠くへ離れていき、折り返し地点まで行って、戻ってくるコースを選ぶ人がいます。
慣れている人はいいのですが、遠くへ行くと、しんどくなった時や、どうしても気分が乗らない時、やめようと思っても、歩いた分と同じ時間、同じ距離を戻らなくてはいけません。
折り返し地点でやめようと思ったときなどは最悪です。一度でも、そんなことがあれば、気分が乗らないときは行かなくなってしまいます。
それに比べて、自宅を中心にぐるっと回るコースにすれば、いつでも最短時間、最短距離で戻れます。その安心が、「今日気分乗らないけど、行くだけ行ってみるか」「雨降ってきたらすぐに戻ろう」などの気持ちにさせます。気軽に行けるようになります。
なるべく信号機がないコースを
いいペースで歩いていても、赤信号で待たされてはペースが狂うもの。
それがいやで、信号が変わりそうになって、慌てて走ってしまうことがあります。そんなときに限って、つまずいたり、車の右折・左折に巻き込まれそうになったりします。
自宅周辺の環境にもよりますが、コースを工夫して、信号をなるべく避けましょう。私のコースには6つ信号機があり、待たされる3つだけです。
トイレの確認
途中で、トイレに行きたくなる時もあります。おなかが、痛いのに自宅まで戻らなくてはいけないのは拷問です。コースの中に、トイレがどこにあるか確認しておきましょう。
コンビニでもトイレは借りられますから、コンビニもチェックしておきましょう。
トイレの確認は必須です。
川沿いなどのコースは、最高の環境ですが、トイレがないのであまりお勧めできません。
ちなみに私のコースには公園のトイレ2か所、24時間食堂、ガソリンスタンドの離れのトイレ。(いざとなったら借ります)
コンビニ5か所を合わせると計9か所のトイレがあります。
これで大も小も大丈夫です。
100円玉を2つ
水分補給が必要です。ペットボトルを持って歩けばいいのでしょうが、ちゃぷちゃぷしますし、空になったペットボトルを捨てたくなります。
腰ベルトにつけたり、リュックに入れて持ったりしましたが、揺れるのが気になります。
私の場合、100円玉2つを持っていくことに落ち着きました。ポケットに入れても気になりませんし、コンビニはもちろん自販機でも水分を買えます。
コンビニのトイレを借りて、何も買わずに出てくるのが苦手な私にとっては、200円分の買い物ができます。スマホやスマートウオッチで買い物ができれば、お金を持っていく必要はありませんが、地方の自販機は、対応していないのがほとんどです。
水分、もしくはお金を待っていきましょう。
音楽などを聴く
音楽などを聴きながらウォーキングすると時間が短く感じます。
私はポッドキャストを聴いています。
SONYのWALKMAN NW-WS623を使っていますが、
安全のため、外音取り込み機能を設定して外の音も聞こえるようにしてあります。
そんな機能がないイヤホンは、音を下げるか、片方を外すなど、周囲の音が聞えるように気を付けてください。
後ろからの自転車は恐怖です。
アプリなどでコースの距離をはかる
地図アプリやスマートウオッチがあれば、だいたいの距離がわかるでしょう。
距離が分かれば、目安になりますし、記録するときの励みになるでしょう。
今のように、手軽に距離が測れるスマートウオッチやアプリがないときは、車で測りました。もう少し正確に測りたいと思い、ロードレース用自転車の距離計で測ったこともありました。
スマートウオッチで測ると、実施の距離は自転車での計測よりも短かったです。当たり前でしょうが。
ほんと便利な時代になりました。
ショートバージョンのコースも作っておく
ウォーキングをしたいけれど、いつものコースを歩く時間がない。そんなときがあります。また気分が乗らない時や、雨が降りそうなとき、なども。
継続が大切ですから、そこでやめるのはもったいないです。短いコースを用意しておき、そのコースを歩きましょう。
私の場合、通常コースのほかにショートバージョンが2つあります。3.9キロ、2.5キロです。(通常5キロ)
マンネリ化防止のため、ときどき逆回りもしてみましょう。
ジョギングにも応用できる
なんてことのない、工夫ですが、するのとしないのは本当に差があると感じています。意思の強い人なら関係ないでしょうが、常にさぼろうと考えてしまう私には関係おおありです。
「今日は時間がないからやめとこう」、「今日は気分が乗らないからやめとこう」「雨が降りそうだから……」など
常にさぼる理由が出てきます。
そんな時は、
「いつ戻ってもいい」
「おなかが痛くなっても大丈夫」
「雨が降ってきたら戻ればいいんだから」
と思い
「とりあえず、行ってみるか」
となると、しめたものです。
何事も続けるためは、ハードルを下げる、気になることをつぶしていく。
そんなことが大切なのではないでしょうか。
これらはジョギングにも応用できますね。
ウォーキングやジョギングを継続するために、これらを試してはいかがでしょうか。
HOKA CLIFTON4
おまけ
本日、朝と夕方、ウォーキングしました。
2つのシューズを試してみました。
最近はやりの厚底シューズ。
私は普通のほうが合うみたいです。
もう少し試してみます。