高校部活動。レギュラーになれない生徒への接し方

レギュラーに選ばれて試合に出たい。しかし全員がレギュラーに選ばれるわけではありません。

*スポットライト 選手入場

 

誰もがレギュラーになれるわけではない

そろそろ春の大会が始まります。
本番は夏だったり秋だったりしますが、春の大会は高校3年生にとって
卒業まで、残り少ない大会の1つです。

みなさん、冬の厳しい練習をしてきたはずです。
その成果や結果が出ればいいのですが、すべてが出てくれるわけではありません。
そして、もし結果がでなければレギュラーに選ばれない場合があります。
(結果を出ても、チーム事情によっては選ばれないことも)

メンバーではなく補欠に選ばれれば、試合に出るチャンスもまわってきます。
しかし、残念ながら補欠にも選ばれない生徒もたくさんいます。
強いチーム、それほど強くないチーム問わずです。

それでも、「やーめた」というわけにはいきません。
チームの一員ですし、試合には同級生や先輩・後輩が出るのですから。

そんなとき、トレーニングコーチとしてどのように接するのか。
私の場合はどうしているのかまとめてみます。

 

選ばれなかった生徒への接し方

残念ながらメンバーに選ばれなかった生徒に、どのように接しているのか。
答えは、
「今までどおり普通に」接しています。

なぜなら、私は監督やチームコーチではありません。
トレーニングをサポートするコーチだからです。

競技においてメンバーや補欠を決めることはありません。
学校における保健室の先生のようなポジションでしょうか。
(保健室の先生も成績はつけませんし)

私は高校生の場合、そのポジションを心がけています。
(トップアスリートの場合は違います)

そのため、ウエイトトレーニングにおいて、できていれば、もちろん褒めますし、
できていなければ注意(アドバイス)をします。
それにはレギュラー、補欠などまったく関係ありません。

以前、一度もメンバーに選ばれなかった生徒に、卒業のとき、
言われたことがあります。
「ウエイトトレーニングではいつも褒められた」と。

 

1つのアドバイス

もし、なにか1つアドバイスをするとすれば、
「今までどおり、ウエイトトレーニングをしっかりやれば、
ウエイトトレーニング、みんなのお手本になれるよ」
と、言っています。

競技の技術は複雑です。
さらに天性、いわゆる持って生まれた素質も関係します。
そしてセンスも。
(残念ながら、ですが)

しかしウエイトトレーニングは、やったぶんだけ結果が出ます。
筋肉はつきますし、たくましいカラダになります。
そして、重いおもりを扱うことができるようになるのです。

「うまい、へた」という主観的要素ではなく、単純に扱える重さで比べることができます。

もちろん、多少のセンスや筋肉がつきやすい・つきにくいなどはありますが、
それほど大きなものではありません。

・正しいフォームでできる
・重いものを扱える
・カラダつきが変わる

ことができれば、先輩や後輩、同級生にも認められます。
そこにはレギュラー、補欠、補欠外は関係ありません。
そして、ウエイトトレーニングのお手本になることもできるのです。

*****

このように、レギュラーに選ばれなかった生徒に声をかけています。
メンバーに選ばれなくて、残念な気持ちも残るでしょう。
でも、「ウエイトトレーニングはやりきった」
と思ってもらえるようにサポートしています。

 

 

 


■今日のあとがき
4/21(日)珍しく3時30分起床。
朝はすがすがしく、得した気分。
その時間に仕事も1つやり終えました。
そのあとファミレスへ。2時間読書など。
昼すぎ、ウオーキングをしたのですが途中で雨。
かさを持っていましたが、風が強く途中で断念。
通常70分のところ25分の短縮でした。
夕方からは小松市へ。
サポートチームの試合観戦でした。
今回も圧勝。日本リーグ10連覇目前です。
地元開催は来週で終了。富山でも数試合あるので
それも観戦に行こうかなと。
来週から高校野球春大会も始まります。
楽しみがいっぱいです。

 

■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・UAアウトドアRookForm ロンT アイボリー
・CAPTAIN STAG CAP
・観戦 VSテラスホテルズ

 

おしらせ 2  
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