背中を柔らかく。スパインストレッチ

背中が硬い。肩がすくんでいる。そんな方はスパインストレッチが有効です。*「スパインストレッチ」のデモンストレーション モデルOさん

 

力が入りすぎているアスリート

日ごろからハードトレーニングをしているアスリート。
背中や肩に力が入りすぎています。

カラダのうしろである、
・背中まわり
・腰まわり
・お尻
・太もものうら
など、しっかり鍛えておけば、あまり問題は起きません。
パワーを発揮することができますし、競技にも生かせます。

しかし、どうしてもカラダの前ばかりを鍛えがちです。
・胸
・腹筋
・太もも前
など。

これらは力を入れやすい場所ですし、比較的ウエイトトレーニングを
しやすい場所です。
(やった満足感もありますし)

また競技のほとんどは力を入れた瞬間、前かがみになるものです。
これは一番、力が入る姿勢なので。

しかし、
・ウエイトトレーニングでカラダの前ばかりを鍛えている
・競技の練習でこの姿勢ばかりとっている
だと、背中に力が入りすぎたり、肩に力が入りすぎたりするものです。

背中は丸くなりますし、肩も上がり、すくんだ姿勢になってしまいます。
そうなると、うしろの筋肉が使いづらくなります。
パワーが出にくくなるのです。

 

一日中、座って仕事をしている人

一日中、座って仕事をしている人。
アスリートと程度の差はあれ、同じく背中や肩に力が入りすぎているものです。

イスに座ってのパソコンや手作業。
・手を肩より上にあげること
・手をカラダのうしろにまわすこと
など、仕事中はなかなかしないものです。

長時間、その姿勢でいると、背中は丸まり、首は前に出てきます。
すると背中は硬くなり、肩が上がり、すくんでしまうのです。

このように姿勢が悪くなると、腰や肩、首に不調が出てくるかもしれません。
(猫背や肩こり、頭痛など)

 

スパインストレッチの方法

背中が丸まり硬くなる。
肩が上がり、すくんでしまい、硬くなる。
それらの予防改善に「スパインストレッチ」をやっています。

「スパインストレッチ」のやり方を説明します。

①前足、膝90度に立て、後ろ足、膝90度で床につけます。
(スプリットスタンスといいます)

前足と逆の手を上に伸ばします。
肘を曲げないで、腕を真上に突き上げるようにするのがポイントです。
(腕を伸ばした方の背骨が伸びます)

②息を吐きながら、耳から腕がはなれないように。
肘が曲がらないようにして、真横にカラダを倒していきます。
わき腹やおなかが伸びる感覚が出てくれば正解です。

息を止めないで、ゆっくり呼吸をしながらやりましょう。

注意点としては、
・骨盤が横に移動しすぎないこと
・膝が横に倒れないこと


(上の写真は膝が内側に倒れているNG動作です)

③この動作を3回ほど続け、足の前後を変えましょう。
私はうしろの足首は立てておくように言っています。
(スポーツで足首をねかせておくシーンは少ないので)

これが「スパインストレッチ」です。
側屈(カラダを横に倒すこと)をすることで、背骨が伸びます。
わき腹や肋骨の間にある筋肉(肋間筋)もストレッチすることができます。

そしてイスに座ってやるのではなく、地面に足をつけてやるのもポイントです。
足裏で床をしっかり踏み、カラダを真横に倒すのはバランストレーニングでもあり、
下半身を安定させるトレーニングでもあるからです。

もし背中が硬くなったら。肩がすくむようになったら、
「スパインストレッチ」をやってみましょう。

 

 


■今日のあとがき
4/22(月)朝は自宅で仕事
→ファミレスで仕事でした。
午後からはチームサポート。
海外遠征組も帰ってきて、久しぶりに
フルメンバーでのウエイトトレーニングでした。
そのあと個別でトレーニングも。
たっぷりとトレーニングできました。
今月最後のサポート日でした。

 

■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・FAN BOOK
・プレゼント本

 

おしらせ 2  
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