ヘルメットやプロテクターを着用すると早く上達する。インラインスケートやスノーボードなどなど。

「初心者のようで恥ずかしい」「気合入ってそうでテレくさい」そういった理由で敬遠されがちなヘルメットやプロテクター。思いきって着用してみればインラインスケートやスノーボードが早く上手くなるかもしれません。着用するのは「安全のため」プラス「上達のため」です。

ヘルメットと各種プロテクター*ヘルメットと各種プロテクターの一部

 

インラインスケートの質問

友人に「インラインスケートはじめたいんだけれど、プロテクターはしたほうがいい?」と質問を受けました。

 

今は残念ながらやっていないインラインスケート。
スキーのオフトレとして真剣に取り組んでいた時期がありました。

質問に対する私の答えは

「もちろん、したほうがいい」

です。
その質問には躊躇なく答えるようにしています。

理由はヘルメットやカラダにつけるプロテクターがあると早く上達するからです。
私もインラインスケートやスノーボードでは必ずプロテクターをつけていましたし、今もつけています。

ヘルメットやプロテクターをつけて練習したことによって

・インラインスケートは多少上達し ⇒  のちのちスキーのインストラクターになれた

・スノーボード ⇒ ボードをはじめて3年でインストラクターになれた

からでしょうか。

テレくさいへルメットの着用や、装着するのがめんどうなプロテクターを着用することによって

「ケガを気にしないで、思いきった練習」が、上達を早めたと思っているからです。

 

ヘルメットとプロテクターの着用は「思いきってできる」⇔「安心してできる」

ヘルメットとプロテクター着用の効果は「思いきってできる」ことと「安心してできる」ことです。

ヘルメットとプロテクター着用のメリットです。

 

新しいことに挑戦できる

新しいことに挑戦できるのがメリットです。

新しいこととは
・種目
・技術
でしょうか。

もし、インラインスケートをはじめてやるとします。
よほど運動神経がよくなければ、最初から上手く滑れないものです。
滑れないと同じようにうまく止まることもできません。

スケートやローラースケートがうまくても、種類(種目)が違います。
共通の技術はあるでしょうが、コツをつかむまではビビッてしまいます。

ヘルメットやプロテクターをつけていると、思わぬ転倒やアクシデントも平気です。
最低限、ケガから守ってくれます。

 

 

思いきってやってみることができる

思いきってできるのも魅力です。

・こうしたほうがいい
・こうやってみよう
・こうしたらどうなるのか
・こんな感じではどうか

など、人からのアドバイスや自分で考えたことについて、気軽にチャレンジすることができます。

前や後ろへの転倒は怖いものです。
しかしプロテクターがあれば、思いきってやってみようと思うものです。
転倒という心配は少なくなります。

 

失敗してもケガが少ない(安心)

どんなに用心していてもケガは避けられません。

大転倒してもかすりキズひとつないときもあります。
反対にちょっと転んだだけで大けがをすることも……。
ケガは突然やってくる。ケガを予感するときもある。

運とタイミングによるものが多いのでしょうが、避けられるものならば避けたいものです。

ヘルメットやプロテクターがあっても完ぺきにケガは防げません。
しかし、ケガをするリスクは低下します。

あってはいけないことでしょうが、もしもケガをしてしまっても

「あのとき、ヘルメットやプロテクターをしておくんだったなぁ」

と、後悔することはありません。

後悔しないためのひとつの方法だと思えばいいのではないでしょうか。

 

カラダを守ってくれるプロテクターの種類

カラダを守ってくれるプロテクターの種類を紹介します。

ヘルメット

ヘルメットは最大のプロテクターです。

頭を強打すれば命にかかわります。
多くの競技の大会ではヘルメットの着用が義務化されています。

モータースポーツでは当然ですが、
・スキー種目全般
・スノーボード種目全般
・インラインスケート
・スケートボード
・BMX

など、若い子たちがスタイルを気にしながらやるイメージが多い競技のほとんどがそうです。
以前と違いスタイリッシュなヘルメットが出てきたのもそのおかげです。

大会に出なくてもヘルメットはつけましょう。
かっこいい&かわいいヘルメットはたくさん出ています。

リストガード(グローブも)

転倒したときにケガをしやすい箇所のひとつです。

転倒すると、とっさに手をついてしまいます。
手首はとても細い骨でできています。
体重がかかると折れやすい箇所でもあります。

見過ごされやすいプロテクターですが、初心・初級者ならばリストガードを。
手を骨折すると、これまであたりまえにできたことができなくて不自由です。

エルボーガード

肘あてです。
私はスノーボードでは使っていませんが、インラインスケートやグラススキー(人工の斜面を滑るスキー)などでは使用していました。

あおむけに転倒すると、肘を床につく可能性があります。
肘を骨折することは少ないでしょうが、アスファルトなどに打ちつけると、すりキズややけどのようになってしまいます。

男性は比較的浅黒い人が多い(肘のしわも深い)のであまり傷は目立ちません。
女性は白い人が多く、肘のしわも深くないのでケガのあとは目立ちます。

避けられるケガは避けましょう。

 

ヒップガード

尾骨を守るヒップガードです。

私は未装着でスノーボードをやり、激しくお尻を斜面に打ちつけました。
一年以上お尻が痛くて体育座りができませんでした。

おそらく尾骨が折れたか、ヒビが入っていました。
折れていたところでどうしようもないので、我慢していました。
(当時は整形外科に勤務していましたが……)

スノーボードにおいて初心・初級者が転ぶときは、高い位置からお尻をつきます。
緩い斜面か平坦なところに立った状態から、お尻が落下するからです。

上級者の転倒は急斜面が多いので、斜面とお尻の位置は近いところにあります。
落差は少ないですし、衝撃もあまりありません。

初心者こそヒップガードをつけましょう。

私はヒップガードがなければスノーボードはやりません。

 

 

ニーガード

膝を守るプロテクターです。

インラインスケートやスケートボードでは必須です。

前に転倒したとき膝を守ってくれます。
膝の皿を割ることもありますし、大きな切り傷になる場合もあります。
切り傷をしてしまうと大きなキズ跡が残りやすい箇所です。

装着は一番めんどうですし、動きも制限されるような気がします。
しかし、コンクリート上で行うスポーツには必須かなと。

一時期、スノーボードでもつけていましたが、膝をつくことが少なくなったので、今はつけていません。
立ったままでビンディングの着脱をするYONEXのステップインを使用しているからです。

 

インラインスケートやスケートボードをやる方はぜひ装着を。

暑くても長袖、ロングパンツ

暑くても長袖、ロングパンツ着用をおすすめします。

きり傷の対策です。
特にコンクリートで行うスポーツは、長袖長ズボンです。

横に転んだとき、ひどいきり傷になる可能性があります。
摩擦でやけどをすることも。

骨折のように必ず病院に、ということはないでしょうが、痛いのはつらいです。
キズあとも残りやすいですし。

小さい頃ならば傷の治りも早いでしょう。
また、カラダが小さいので皮膚の面積も小さいのです。
そのため傷も大人になると目立たなくなる可能性があります。

長袖、ロングパンツならば、すり傷も少なくなります。
皮膚の代わりに、シャツやズボンが破れてくれれば安いモノです。

夏は暑いでしょうが、ぜひ長袖長ズボンの着用を。

 

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以上、ヘルメットと5つのプロテクターを紹介しました。

 

ヘルメットやプロテクターをそろえるとなると、お金がかかってしまいます。
そしてスタイルも悪く感じてしまい、着用しづらいかもしれません。

特にヘルメットは、男女とも苦手です。
みなさん同じことを言います。

「オレ(私)、ヘルメット似合わないから」

しかし、自分のヘルメット姿を見慣れていないだけです。
自分が思っているよりも、思いのほか似合っているものです。

 

ぜひ、ヘルメットやプロテクターをつけましょう。
装着するのは安全のためでもありますし、早く上達するためでもあります。

 

 

 

【編集後記】

石川県も宣言が解除されました。
まだまだ最新の注意を払いたいものです。

 

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・焼き豚しゃぶサラダ&おろしうどん テイクアウト

おしらせ 2  
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