今シーズンこそは初級者を脱出したいと思っているスノーボーダーも多いのではないでしょうか。
11月から滑れると仮定してあと6か月。今から3つの準備をしておきましょう。
今年こそ初級者脱出
大好きなスノーボード。なかなか上手くならないものです。今年こそ初級者を脱出したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
多くの人は今シーズンの暖冬プラス、コロナの流行により「あれよあれよ」と言う間にスノーシーズンが終了しました。
私も3月の上旬にスキー場の一時営業中止とともに(その後完全終了へ)2019-2020シーズンが終了しました。
いつもなら、県外のスキー場に遠征するのですがコロナの流行により、自粛モード。
当然スキー仲間からも誘われませんでしたし、誘いませんでした。
そんな残念なシーズンの終了でした。
そんなシーズンでしたが、2月の後半にスノーボードを一度教えて欲しいといわれていました。
3月に入ったら一度滑りましょうと約束をしていましたが、結局実施できませんでした。
一緒に滑る予定だった人は先シーズンスノーボードを始めたばかり。
いわゆる初級者です。
ボードも一番楽しい時期です。
初級者を脱出したいと言っていましたし。
一緒に滑る機会をつくれなかったのが心残りでした。
そこで「今年こそ初級者を脱出したい」スノーボーダーに、今から準備しておきたい3つのことをまとめてみました。
準備しておきたい3つのこと
初級者を脱出するための3つのことをまとめてみます。
わたしが思う中級者の定義です。
(個人的な定義です)
安全に滑ることができる、止まることができるのが初心者とすれば、初級者はターンができることでしょうか。
安定した連続ターンができるのが中級者です。
その安定した連続ターンをどんな斜面でも滑ることができるのが上級者です。
(そんな定義でレッスンの班分けをしていたことがあります)
ここで私が言っている脱初級者は中級者に今一歩届かない人です。
滑れないわけではないけれど、まだ安定したターンができないのが初級者です。
そんな初級者が中級者になるため、準備しておきたい3つのことです。
今シーズン習う人を決める(スクールに入るのを覚悟する)
初級者を脱出したければ上手な人にじっくり習うのをおすすめします。
スノーボードはスキーよりも上達が早いと感じています。
スノーボードやスキーをはじめてやる人を何人もスキー学校で教えてきました。
両方教えてきて、早く滑れるようになるのは明らかにボードのような気がします。
そのためボードは初心者が初級者になるのが早く、それ以上習うことはあまりしません。
スキー学校の受講希望者には初心者・初級者のスキーヤー、ボーダーはとても多いです。
しかし、中級者、上級者の受講希望者は圧倒的にスキーヤーが多いのです。
スタイルの違いかもしれませんが、ボーダーのスクール希望者が少ないのです。
滑ることを習うよりも、飛んだり跳ねたりするのが楽しいのかもしれません。
そんな実情を踏まえ、もし中級者になりたければ一度習ってみましょう。
よく知っている上級者に習うのが理想ですが、教えるライセンスを持った人は身近にいない人が多いかもしれません。
ライセンスを持った人に習うのが理想です。
もちろん自称上級者はダメです。
もし身近にそんな人がにいなければ、スキー学校(ボードスクール)に入る覚悟を決めましょう。
そして今から情報を集めましょう。
・どこのスキー場の学校に入るのか
・どうなりたいとインストラクターに言うのか
など、考えていれば雪が降るまでの6か月はアッという間です。
習うのは息苦しいかもしれませんし、少し勇気がいるかもしれません。
しかし、インストラクターの立場からすると、ある程度滑ることのできるボーダーのレッスンは楽しいものです。
初心者も楽しいのですが、レッスン中はあまり滑ることができません。
支えたり、止めたりのサポートが多いからです。
ある程度滑れる人をレッスンできるのはインストラクターとしても一緒に滑ることができるので楽しいのです。
インストラクターの多くもそのクラスを希望しますし。
案外ウエルカムなので、気にしないで習いましょう。
インストラクターは「滑れる人のレッスンができてラッキー」と思っているかもしれません。
もし可能ならばシーズン券購入も考えましょう。
⇒スノーボードやスキーが上手くなりたいと思ったらシーズン券を買いましょう。シーズン券購入のすすめ。
シーズン券は上達のパスポートです。
カラダの準備
ボードだけしか、スポーツらしきものをやっていなければ今年はカラダの準備をしましょう。
「夏を制する者は冬も制す」ではありませんが、6か月後のスノーシーズンのためにカラダの準備をしましょう。
・ウォーキングやランニングなどの有酸素運動
・スクワットなどの筋トレ
・ストレッチなどのコンディショニング(柔軟トレーニングも含む)
などです。
上記の3つのカラダの準備をしても直接スノーボードが上達するとは限りません。
(私は間接的に上達すると思っていますが)
しかし、トレーニングによって体力向上や強いカラダができます。
体力があり強いカラダがあれば、シーズン中に疲れることなく思い切って滑ることができます。
ボードに限らず競技の練習は質より量をこなすことが必要な時期もあります。
その時に活きてくるのが体力と強いカラダです。
ガンガン滑る。バンバン習う。
これができるのは上達の近道です。
⇒質より量の時期もある。24年前はシーズン68日間スキーをしたこと
基本的なトレーニングだけで大丈夫です。
バランストレーニングと称して、宙に浮いたロープを渡ったり、バランスボールの上で変わったポーズをとったりするのは楽しみだけにしておきましょう。
中国雑技団からスカウトが来るかもです。
頭の準備
頭の準備もしておきましょう。とても大切なことです。
・ボード雑誌を読む
・ハウツー動画を見る
など、頭でっかちになっても構いません。
もしそれにつけ加えるとすればボードに関する用語を覚えましょう。
・フロントサイドターン
・バックサイドターン
・山まわり、谷まわり
・エッジ角
・浅まわり、深まわり
・アンギュレーション
・後ろ足荷重
・荷重と抜重
・フォールライン
・フラット
・テール
・内向・外向
・内傾・外傾
・迎え角
・フェイキー
・ドリフト
・スイング
・順ひねり
などを覚えてしまうと、リアルなレッスンや動画でもより詳しく理解できます。
ハウツー雑誌なども楽しく読めるようになります。
用語や名称をいくら覚えても、上達にはあまり関係ないでしょう。
しかし用語がわかると楽しいものです。
ちょっとツウになった気がしますし。
ボードで使われる用語を覚えるのをおすすめします。
ワクワクして雪を待ちましょう
脱初級者になるために準備しておく3つのことを書いてきました。
すべてはワクワクして雪を待つ方法でもあります。
3つの準備を書いてきましたが、2つ目の「カラダの準備」以外は実際にカラダを動かしてやる準備ではありません。
ボードを上達させるのには直接関係ないことだと思うかもしれません。
でも、ボードが好きなら1つ目も3つ目も考えるだけでワクワクしないでしょうか。
最近は昔よりもワクワク感が少なくなりましたが、スキーやボードをはじめた頃のオフシーズンはずっとそうでした。
待ちきれなくてニュージーランドやシーズン直前にカナダに行った友人もいますが、残念ながら私はいけませんでした。
私のように海外に行けない人は雪を待つしかありません。
それなら、ワクワクして雪を待ちましょう。
シーズンが始まると自主練習やレッスンを受けるなど、上達に直結することしかできません。
シーズンが短いからです。
今は上達に直接関係ないような3つのことをやるチャンスです。
初級者脱出のためにぜひやってみましょう。
そしてワクワクしてスノーシーズンを待ちましょう。
【編集後記】
昨日は自宅に近いホテルにあえて宿泊してみました。
リラックスして一日を過ごすことができました。
目的がない宿泊もときどき必要ですね。
【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを
・アパホテル
・レストラン 銀ゆば
・アパ直