顔を下げないようにします。あごを上げないようにします。ずっと正面を向いていればいいだけではありません。
ウエイトリフティングは難しいです。
キャプテンのW-upの様子
今日のゴール設定は顔を下げない
今日のゴール設定は「スナッチの時、顔を下げない」
前回の反省から設定を決めました。
毎回、練習後に反省をして、次回のゴール設定を決めるようにしています。
何回か自主練習はしましたが、10日ぶりの大学での練習です。
花粉症+のど風邪の影響で、調子は「いまいち」でしたが、元気な学生を見ると、調子のことはいってられません。
「おっさん負けないぞ」パワーが調子の悪さを忘れさせてくれます。
今回のプログラムにもスナッチ、クリーン&ジャーク各50分がありました。ボリュームたっぷりでしたが、しっかり取り組みました。
本日のプログラム
本日のプログラムは6種目。3時間を超える練習になりそうです。
1.Bent Over & B press 5×8
シャフトを肩に担ぎ、膝を軽く曲げ、上体を床と平行かやや高い位置まで倒す。(お辞儀をするように)
ももうらに張りを感じるぐらいお辞儀をしたら上体を上げる。
上体を上げると同時にシャフトを頭上に上げる。
ベントオーバーと書いてありますが、グッドモーニングエクササイズ+ビハインドネックプレスと言ってもいいかもしれません。
私はグッドモーニングエクササイズは得意なのですが、プレスが苦手で苦戦しました。
2. Snatch 80~90% 50分
前回の反省点は顔が下がってしまうことでした。
キャッチの時、顔を下げないように、一点を見つめ、視線を切らないようにしました。
シャフト(20㎏)だけを3回3セットしたのですが、すべて顔は下がりませんでした。
重量を変え16セットやったのですが、ベストの80%を2回2セットのみ成功。86%は一度も成功しませんでした。
いわゆる「取ったも同然」は数回ありましたが、2回6セット連続でダメでした。
軽く感じたのですが……。
3.C & J 80~90% 50分
重量を変え16セットやりました。前回はベストの86%は1回成功させましたが、今回は余裕で成功しました。
後半90%に3回挑戦しました。クリーンは軽く取れましたが苦手なジャークのせいで1回も成功できませんでした。
どうしてもジャークの時に、
・胸が張れない→鎖骨、肩に安定して乗せられない
・肘が下がる→肘が寄ってしまい、上げる距離が長くなってしまう
・ジャーク直前の静止の時、あごが上がってしまう
→あごを避けるため、シャフトの軌道が前にずれてしまう
この3点をアドバイスされました。
気をつけてやるとスムーズに上がったような気がしましたが
成功はしませんでした。
軽い重量では、手ごたえを感じました。
種目は違いますが、顔を下げないようになったのに、今度はあごを引かなくてはいけないとは……。
難しいものです。
4.F Squat 3×6
合計8セットしました。
以前はバックスクワットばかりしていましたが、ウエイトリフティングをするようになり、フロントスクワットも重視するようになりました。
仕事でスクワットの指導をするとき、選手の中には腰のそりが強く出る人がいます。
その姿勢で重量を上げていくと、腰痛などのケガにつながる恐れがあります。そのため段階を下げて指導していくのですが、どうしても重量が軽くなります。
軽い重量のスクワットでは下半身に刺激がいかないので、フロントスクワットを取り入れることもあります。
上体を立てることができ、腰のそりが少なくなります。
フロントスクワットだと下半身に刺激も行きますし。
しかし、フロントスクワットは、広背筋や手首の柔軟性も関係してくるので注意が必要です。
その柔軟性を上げるために、あえて導入する場合もあります。
ウエイトリフティングをしたおかげでフロントスクワットの使い方を覚えました。
5.CDL & SS(+3cm) CB(1+3)×10
クリーンベストの重量で行ないます。
クリーン手幅でデッドリフト+シュラッグ→床上3㎝まで降ろして(床につけない)デッドリフト+シュラッグ
私は初めてやった種目でした。デッドリフトは苦手ですが、クリーンベストなので前半はなんなく、クリアーしました。後半バテてしまい、結局8セットしかできませんでした。
115%を2セットできました。
6.筋トレ
学生のトレーニング相談に乗っていたため実施せず。
9時30分開始、12時45分終了でした。
反省と次回のゴール設定
今回の反省は、ジャークでの姿勢。次回のゴール設定はあごを引く。
今回も課題が見つかりました。ジャークが成功しない原因として、姿勢があげられます。重量が重くて支えられないので、肘を閉じて(寄せて)しまいます。
そのため胸を張ることができなくて、バーを安定して鎖骨と肩の前に乗せられません。
ジャークはミサイルのようなもので、飛び出すには広く安定した土台
(胸を張り、鎖骨、肩前部に乗せたシャフト)が必要だと学生にアドバイスをもらいました。
また、ジャークの時、あごを上げてしまうクセが発見されました。
胸をしっかり張ることができれば、あごを出すこともなくなるようです。
シャフトを安定して鎖骨と、肩前部に乗せるために
・胸を張る
・肘は開いて(寄せないで)肘を上げる
を次回のゴール設定にします。
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やればやるほど課題は出てきます。
たいへんですが楽しいです。
スキーやスノーボードの師匠によく言われたことがあります。
滑りや、フォームをまねてばかりではいけない。
基本を正しくマスターすれば「結果」その滑りやフォームになる。
と。
スキーとスノーボードの師匠はもちろん違う人なのですが
同じようなことを言っていました。
だから私もスキルを教えるときや、学ぶときも
この言葉を大切にしています。
今回のように,顔が下がるのもその原因があるし、あごが上がるのも何か原因があるのです。
顔を下げない意識や、あごを上げない意識だけでは、ダメなのです。
ちょっとしたコツにはなりますが、確実なものにするためには、
根本的なところを見直さなければいけないのかもしれません。
【編集後記】
今夜もミリオンスターズ観戦。
圧勝過ぎてすぐに帰ってきました。
ナイトゲームでしたがスタンドは暑かったです。
夏のナイトゲームのようでした。
昨日の【Once a day】1日1回新しいことを
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