6回試技を成功させるのか、自己新記録を狙うのか

ウエイトリフティング競技はスナッチとクリーン&ジャークの2つの種目があります。
各種目3試技ずつ与えられていて合計6試技をおこないます。
各種目の最高挙上重量の合計で順位を競います。ただし、3試技とも失敗した場合は失格となります。
選手は自己新記録を狙いますが、それが順位と結びつかないのが、この競技の面白いところです。

小松工業高校体育館にて

石川県民スポーツ大会

本日、小松市にある小松工業高校でウエイトリフティング競技の石川県民スポーツ大会(県民体育大会)が開催されました。

 

私は4年前から出場しており今年も出場しました。
最大の試練、減量も成功し競技に臨むことができました。

減量⇒減量は、もう一つの試合

5月6月は充実した練習ができましたが、冬の期間は、例年のようにあまり練習ができず、調子もイマイチでした。6月に行われた市の大会も昨年の記録に遠く及ばず、4年目にして初の伸び悩みを感じていました。
単なる練習不足かもしれませんが。

市民スポーツ大会⇒「参加することに意義がある」は人から言ってもらう言葉。参加するからには結果を残す。

毎日ではありませんが、学生と一緒にハードな練習をしていますが、記録がイマイチ伸びてくれません。
試合で勝ちたいという気持ちはありますが、私の記録では勝つことができない現実があります。残念ではありますが。
そのため、自分との闘い、自己新記録が最大の目標なのです。

優勝を狙う選手たちは、みな「できれば自己新記録」と思っているでしょうが、優勝や順位とは関係がありません。自己新を出さなくても優勝できますし、自己新を出しても優勝できないこともあります。ウエイトリフティング競技は駆け引きの競技なのです。

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私はウエイトリフティング競技をはじめる前は、おもりを挙げる力自慢の競技と思っていました。しかし、相手との駆け引きがある、繊細な競技だったのです。
ココはいつかブログで取り上げます。
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最高の勝ち方は、自己新で優勝。6回試技成功

そんな繊細なウエイトリフティング競技。最高の勝ち方は「自己新で優勝。6回試技成功」です。

 

勝ち方にはいろいろな勝ち方があります。中でも「自己新記録で優勝」は、すごいことだと想像はつくでしょう。もちろんそれがオリンピックだったり、自己新記録が、世界新記録だったりすると世界級ですが、あくまでも地方大会での話。それはおいておきます。

自己新記録で優勝は理想的です。しかし、それにもう一つ加わると究極の勝ち方になるのです。

「6回試技成功」

各種目に与えられた3試技、合計6試技をすべて成功することは、とてもすごいことだと言われています。自分で申告した重量を1本(試技)も失敗することなく成功させるのですから。
学院大の監督もコーチも「6本(試技)成功」といつも言っています。

しかし、ただ6回の試技を全部成功すればいいわけではありません。6回試技成功させたからと言って勝ちにつながるわけでもなく、加点されるわけでもありません。
自分が確実に成功できるであろう重量(軽い重量)で6回試技成功しても、そもそも勝負になりません。そこがおもしろいところでもあるのですが。

あくまでも優勝があり、6回試技成功が生きてくるのです。
いわゆる

「美しい勝ち方」

と表現してもいいかもしれません。

そんな美しい勝ち方に今回は挑戦しました。
記録上「勝ち」はできないのですが「6回試技成功」にチャレンジです。

 

6回試技成功に挑戦

調子や記録がイマイチな私。大会では、自己新に及ばないものの、なるべく自己新に近い記録を成功させること。そして、初の6回試技成功に挑戦しました。

 

大会3日前、学院大のコーチに相談しました。

・最近の記録の現状
・自己新を狙いたいこと
・最近は自己新が全く成功していないこと
・調子はイマイチのこと
・どのような重量で試技をやっていけばいいか

など、いろいろ聞いたのです。
結論は

・無理をして攻めないこと
・試技間の重量アップが大きすぎること
・試技間の重量アップの重さ
・ウォーミングアップ重量・本数

などでした。そして

「6本成功させて、今、挙げられる最高の重量にチャレンジする」

私の今大会の目標がそれに決まったのです。
順調に行っても自己新には挑戦でできません。
それでも確実にとっていくことを選択したのです。

 

そして大会当日。

 

61キロ級の参加は9名。現役大学生は4名、現役社会人は1名(私も現役社会人ですがレベルが違います)でした。実績からいえばこの5名は断トツ。仮に私が自己新を出しても5位に割り込めません。
5位と6位には広く間が空いているのです。
もちろん6位を狙いにいきました。

エントリー表

朝の計量は59.75㎏。少し落とし過ぎましたが、心配していた体重も大丈夫でした。ゆっくり朝食をとり、開会式。10時から競技開始でした。

私は10時少し前にウォーミングアップを始め、10時にはバーを使ったウォーミングアップもはじめていました。予想よりも進行が早く、少し慌ててスナッチの1回目試技に。おもりも軽く成功。2回目も3回目も予定通りの重量アップで成功しました。

スナッチ種目3回試技成功はこれまで4年間の8回目の大会で初でした。
幸先もよく、約20分後に行われるクリーン&ジャークに臨みました。

カラダが温まっていましたし、幸先よく3回試技が成功しているので、気分良く
クリーン&ジャーク種目に臨めました。
1回目成功。
2回目成功。
3回目もなんと成功しました。

初の6回試技成功。「美しい勝ち方」はできませんでしたが
「美しい戦い」はできました。
当初の目標も果たせました。とてもうれしく、思わず最後の試技成功のあとには
ガッツポーズをしてしまいました。

自己記録より、
・スナッチ ー6㎏
・クリーン&ジャーク ー4㎏

でしたが。6月の大会よりアップできました。

試合後、審判をしていた学院大のコーチに報告すると

「自分の申告した記録を確実にとる。6本ともとれるのは、今の時点で最高のこと。これがウエイトリフティングのおもしろいところ」

と、褒めてもらえました。
結果順位も6位予想からのアップで4位でした。
本命の大学生は1種目3回とも失敗したので、順位が上がったのですが…。
それでも4位は4位です。
ちょっとだけうれしかったです。

そして団体戦も金沢市が優勝(メンバー登録は補欠)
自己新は出せませんでしたが最高の1日となりました。

金沢市団体1位

7月末には今シーズン最後の大会に出場します。
オードリーの春日俊彰さんも出場するようです。

テレビでその特集があると思うので、春日をみながら
ウエイトリフティング競技のことを知ってもらえればと。

6回試技成功後。アップ場にて

 

【編集後記】

減量、なんとか成功です。8時過ぎに食べたコンビニのおにぎりは最高でした。
大会後は、ラーメンを。(半分残しましたが)
はじめての大型銭湯にも行きました。
1週間は楽しんで再来週からはまた減量です。
あまり体重を増やさないようにしなければ。

☆昨日お会いした前職の院長からは
「無理だけはするな。何かあったらすぐに言って」
と温かい言葉。
私のわがままで退職したのに、気を使っていただき
ただただ感謝です。

 

【昨日のOnce a day】1日1回新しいことを

120センチのシューズ紐
元選手の送別会&激励会

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