講習会を楽しく受講するための工夫は、講習会の「前・中・あと」にある

私はこれまで講習会をたくさん受講してきました。スキルアップのための講習会を受ける場合、自ら選び、お金を払い、時間もかけます。受け身の受講はもったいないのではないでしょうか。講習会が、楽しく、実のあるものにするために、私がしてきた方法をまとめてみました。講習会の前と講習中と講習後それぞれ、工夫してきました。

講習前にできる工夫

講習会の前にできることは限られていますが、会場に早めに到着することが工夫の一つです。

 

会場には早めに入る

講習会の会場にはできる限り早めに入るようにしています。
理由は席の確保です。人によって好きな場所はあるでしょう。前・中・後列、その中でも左右、真ん中など会場の大小の関わらず、たくさんの選択肢があります。
イスが3つ入った長机の場合も、早く行けばどこに座るかを選べます。遅くに行くとほとんどが真ん中の席を選ばなくてはいけません。
残っているということは誰でも嫌なんでしょう。

以前200人ぐらいの会場に、電車の到着時間の関係もあり、ぎりぎりに行くと、狭い会場は超満員。ぎっちり詰まった会場の真ん中の位置で、座席も三人掛けの真ん中しか空いていませんでした。
資格の義務講習で、さらに講師の話もおもしろくなかったので、4時間は地獄でした。
辛すぎて眠ることもできず、会場と席の圧迫感にイライラしてしまい、途中で立ち上がり大きな声で叫びたい衝動にかられました。
遅く行っていいことはありません。

また入り口の近く、遠くも選択です。
エアコンの風が直接当たる、当たらないは特に女性にとっては肝心なことかもしれません。

ちなみに私はトイレのアクセスが近い場所を選びます。休憩になったらすぐに行けるのと、講義中に煮詰まってしまったら、トイレに行って気分転換するためです。
大人ですから途中のトイレ退席は恥じることはありませんが、多くの人の前を横切るのはプレッシャーがあります。しれっと退席できる場所を選びます。

また、早く行くと、講師の先生や、運営スタッフの方とあいさつができます。
もちろん準備の忙しいときは避けますが、話すタイミングはあるはずです。
大きな講習会では講師控室にいるでしょが、ローカルな講習会では会場にいますから。
講習会後、あいさつするよりはゆっくり話せます。

講習中にできる工夫

講習も座学での講習、実技を伴った講習があります。その講習中にできる工夫は、話を聞くだけ、実技を習うだけにしないことです。

 

質問は講義中に

まじめに講義を聞いていれば疑問もでてきます。もし可能なら講義中に質問するようにしています。

講師の先生の多くは、講習会の冒頭に「質問がありましたら、途中でも構いませんから聞いてくださいね」と言ってくれます。社交辞令と思わず、疑問があれば聞いてみます。話の流れを止めそうで怖いですが、そこはタイミングを見計らって質問です。もちろん個人的なことではなく、「みなさんも聞いてみたいのでは」という質問を選びます。

他の受講生が、私が疑問に思っていたことを聞いてくれで、良かったことが何回もありました。
さすがに何百人もいる講演会ではできませんが、30人程度の講習会では質問をするようにしています。

講義中に質問をするにはもう一つの理由があります。
それは講義後に質問をしないためです。

講義後、ゆっくり話を聞きたいという心理が働くのでしょうが、講義後のほうがゆっくり聞けません。なぜなら、質問の列ができるからです。

これは私の講師経験の中からも言えることです。講義をしっかり聞いてくれたからこその質問で、うれしいのですが、列ができると気になってしまいます。
ゆっくり話したいのだけれど、次の人のことを思うとあまり集中できません。
会場撤収の時間もありますし。。

だから私は、講習会の後には質問にいきません。

メモはキーワードだけを

講習中のメモは最低限にしています。上手く書く能力がないからなのでしょうが、
キーワードだけ書いています。
講師の仕事もありますから、その参考に話し方、言葉使いをメモしています。
そして閃いたアイデアもメモします。
頭のなかのことをメモする感じでしょうか。
そうするようになってからは、講習会でやったことを、応用しやすくなりました。
以前は講習会のコピーしかできませんでした。
メモの取り方は工夫するようになりました。

動画撮影OKでも撮らない

私は、動画を撮らないようにしています。理由は撮影することに集中してしまうからです。実技系の講習会は動き方が大事なので、動画は助かります。私は絵心もないので上手くイラストも描けませんし。
一時期は、ずっと撮っていましたがやめました。
動画を撮ると、どうしても「後で確認」という気持ちが働いてしまうのか、
目の前の出来事に集中できないからです。

やはり私の場合はライブで感じることのほうがいいみたいです。
カラダでまねをして、カラダに覚えさせようとしています。
後で忘れてしまうこともありますが、それは仕方ないと割り切れるようになりました。

音声は聞き逃しがあるので録音したいのですが、録音不可が多く、当然ルールは守るようにしています。

講習後にできる工夫

講習を受けたから終わりではありません。講習後の工夫で講習会が生きてきます。

 

すぐに復習を

もし何も予定がなければすぐに復習をするようにしています。
すぐに復習をすると、資料や、メモを読んでも講師の先生の声で聞こえてくるからです。

「誰から学ぶのか」を心がけている理由

映画やドラマを見た後に、原作を読むと、本に出てくるキャラクターの声が声優さんの声と同じように、リアルに聞こえてくる経験は誰にでもあるはず。
講習会の後に復習をすると、もう1時間講義が続くような感じがします。

東京や大阪での講習会が多いのですが、帰りの電車はもったいなくて眠れません。復習の大切な時間です。

講習会後の時間はゆとりを持って

特別な予定がない場合を除き、タイトな予定を立てないようにしています。
地方から来ていますから、帰りの時間はゆとりを持って計画しています。
理由は講義が長引く場合もあるからです。
本当は、講師の先生の時間配分が悪いのでしょうが、それを抜きにして、後半、おもしろいことも事実です。帰りの電車を気にしていたらソワソワしてしまいます。
盛り上がって、長引いた場合は途中退席すると損した気分になります。
「最後まで聞きたいのに~」となります。
おもしろくなければさっさと帰りますが、自分で選んだ講習。過去にほとんどありませんでした。

帰りの時間は少しバッファーを持つようにしています。

懇親会は可能な限り参加

これは人それぞれです。
私は懇親会は嫌いではないので可能の限り参加します。講師の先生がいるいないにかかわらずです。

講師の先生が参加すれば、もしかすると第二の講習会が始まるかもしれません。懇親会を企画してくれたり、参加してくれたりする先生の多くは、話が好きな方も多く、プライベートの話もおもしろいです。おいしいものを飲み食いしながら話ができるなんて最高です。

もし講師の先生が来なくても、食事会や飲み会に誘われれば、参加します。
人を紹介して欲しいとか、仕事につながるとは全く考えていないので、無邪気に参加できます。もし嫌な雰囲気だったら少しして帰ればいいだけですから。
いつも知り合いがいるので、そんな雰囲気だったことはほとんどありません。

過去に2度だけありましたが、知り合いがいなかったので、すぐに帰りました。
500円の生ビールを飲んだだけでしたが、3000円置いて帰ってきました。
ちょっともったいない気がしましたが、3000円なら文句はないでしょう。
無理しているくらいなら、3000円なんて安いもんです。一人でラーメン食べて帰りました。

そんなリスクも多少はありますが懇親会は参加します。
予定されていなくても、もしかすると誘われるかもしれません。
帰りの電車の予定をタイトにしないのもこのためでもあります。

同じ講習会でも、おもしろければもう一度参加する

もし、とてもおもしろく、参考になった講習会であれば、もう一度受講することになんの躊躇もありません。
むしろ早くに行きたいです。

そもそも、同じ講習会がないのですが、東京会場、大阪会場などで二回ある場合もあります。そんなときは日程が合えば、いや合わせても行くようにします。
もちろんお金のことを気にしないわけではありませんが、ビビットきたらもう一回です。

まったく同じではないですし、仮に同じだとしても一回目と二回目は感じることも、理解できることも違います。
これはお金以上の価値です。

 

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講習会を楽しく受講するために私がやっている工夫をまとめてみました。

講習会は決して受け身ではいけません。もったいないです。まして、自分で選び、自腹で受ける講習会です。受講後の感想も「おもしろかった」だけでは物足りないような気がします。
ちょっとした工夫で、講習会が楽しめて、自分のためになれば最高ではないでしょうか。

 

【編集後記】

減量終了後、はじめての測定。まったく体重は増えていませんでした。
さっそく10時30分すぎから「いきなり○○」へ。
300グラムのステーキを食べてきました。
10時30分オープンは知っていたので、少し後に行きましたが、もう店内には20人ほどのお客さん。みなさん減量明けなのでしょうか。
わけないですよね。

 

【昨日のOnce a day】1日1回新しいことを

小松工業高校
6試技成功
大吟豚小松店
満天の湯白山インター店

おしらせ 2  
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