オフシーズンがあるからインシーズンが楽しめる。今がオフシーズンだと考えよう

スポーツの多くにはインシーズンとオフシーズンがあります。試合がないオフシーズンがあるから試合のあるインシーズンが楽しめます。今は少し長いオフシーズンだと考えましょう。

今はスキーのオフシーズン*今はスキーのオフシーズン   セイモアスキー場にて(2019-2020シーズン)

インシーズンとオフシーズン

多くのスポーツ競技にはシーズンがあります。

 

すぐにイメージできるのは、試合があるインシーズンと試合がないオフシーズンの2つです。
もう少し詳しくみてみると

・プレシーズン
・インシーズン
・ポストシーズン
・オフシーズン

の4つがあります。
それぞれのシーズンには特徴があり、役割があります。
4つのシーズンを紹介します。

 

4つのシーズン

シーズンには代表的な4つのシーズンがあります。

 

プレシーズン

オフシーズンのあとにあるのがプレシーズンです。

シーズンにプレ(pre)がついているので、シーズン前とイメージができるでしょう。

たとえば7月に大きな大会がある競技とします。
(甲子園を目指す高校野球の地方予選など)

4月中頃からインシーズンが始まるのでその前がプレシーズンです。
期間は約3か月と言われていますが競技によっては短い場合もあります。

春の大会や練習試合などの前がこの時期です。
プレシーズンの目標は

・競技に特化したトレーニングの強度の増加
・ドリルやスキル練習
・筋トレでは筋力とパワーの向上です。

コンディションを整えて、インシーズン(試合期)に臨みます。

インシーズン

インシーズンはいわゆる試合期です。

一番重要な試合に向けて、トレーニングをする時期です。
インシーズンの目標は

・筋力
・パワー
・柔軟性
・無酸素性コンディショニング(短距離走など)

の維持です。
あまり期待はできませんが可能ならば向上も目指します。

・試合
・スキル練習
・戦術練習
・練習試合

などがメインになり、試合を想定した実践練習が多くなります。
そのため筋トレの時間が少なくなります。
短時間で強度が高いトレーニンを中心に行います。

パワーは低下しないように、パワー系のトレーニングを継続します。

ポストシーズン(積極的休息期)

休みの日をオフと言いますが、そのイメージに近いのがポストシーズンです。

ハードな試合期のあとに、わずかにある休息期のことです。
カラダのケアや、リハビリなどカラダの回復期でもあります。

次のオフシーズンやプレシーズンでは、ハードなトレーニングが行われます。
それに向けてのカラダと心の準備期間です。

競技種目にとらわれず、いろいろな運動も推奨されています。

・水泳
・ランニング
・サイクリング
・他の競技

など、レクリレーション要素が高い活動をします。
すべて、低強度、少量で行うのがポイントです。

積極的休息とは完全休息ではなく、軽く運動をする疲労回復法です。
ストレッチやジョギングなどの軽い運動によって血行を良くします。
それにより疲労回復を促進する方法です。

 

オフシーズン

オフシーズンは「休みのシーズン」のイメージですが、少し違います。
トレーニングの世界では、ハードトレーニングがあるプレシーズンに向けての基礎体力づくりの期間です。

目標も上記に同じです。
ポストシーズンによって心身ともにリフレッシュした状態のはずです。
次のプレシーズンに向けて、ハードトレーニングに耐えうる基礎的な体力を確立する期間です。

・体力測定
・身体測定
・筋トレの頻度が高まる(筋力向上)
・有酸素能力(持久力)の向上
・柔軟性の向上

などを中心に行います。

競技練習やスキル練習よりもカラダ(フィジカル)のトレーニングが中心です。

筋トレでは、1セット中の回数が多くなることが多いです。
(12回を2セットなど)

私が一番苦手で、嫌いなシーズンです。
理由は単純にキツイからです。

 

以上、4つのシーズンです。

 

今はプレシーズンからインシーズンの移行期間だけれども

今は4月です。例年ならば、プレシーズンからインシーズンの移行期間の競技が多いのではないでしょうか。

 

競技スポーツによって多少シーズンの時期は違いますが、多くの競技は夏や、秋に大きな大会が予定されています。
石川県は雪が降るので、12月から3月までは外で練習はできません。

野球などは、4月になると練習試合が解禁となります。
そして春の大会を迎え、夏にある県予選に挑みます。

しかしこの事態です。
インシーズンが迎えられない緊急事態なのです。

せめて全体練習ができればいいのですが、今はそれもかないません。
仕方がないことです。

自分ではどうしようもないことに、一喜一憂するのももったいないことです。
(と、わかっているつもりですが……。)

 

インシーズンが待ち遠しいのは、インシーズン以外のオフシーズンやプレシーズンがあるからです。
インシーズンがあるからオフシーズンやプレシーズンのキツイ練習にも耐えることができるとも言えます。

今はまだ長いプレシーズン、オフシーズンと考えましょう。
試合をしないオフシーズンがあるからインシーズンが楽しいのです。

 

コロナが収束するまで、もう少しだけオフシーズンだと考えて個人練習をやっていきましょう。

 

【編集後記】

昨日の夜、友人とオンライン飲み会。
はじめてやったので、とても楽しかったです。
アッという間の4時間30分。
またすぐにでもやりたいです。

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・メッセンジャービデオ通話

おしらせ 2  
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