読み終えた本が溜まったので、本を売りに行ってきました。査定を待つあいだに、渡されたのが「呼び出し番号札」と「当日のみ500円以上で使える100円券」。せっかくもらった「100円券」を何とか使わなければと、誘惑されるのでした。
100円券
読み終えた本を買い取りのお店に
最近は電子書籍を読むことが多いのですが、紙の本も読んでいます。読み終えた本が10冊以上溜まったので「本を売るならブック〇〇~♬」のCMでおなじみの
お店に買い取りをお願いしに行ってきました。
本はきれいに読んで、お店に持って行っています。
⇒読んだ本はどうするか。きれいに読んで、記録して、売る
部屋には、売る本用の紙袋が用意してあります。本でいっぱいになったので、お店に持っていきました。合計17冊でした。
本はきれいな状態で、定価1500円程度の本ばかりです。
そのため買い取り金額を期待したいところですが、いつも裏切られるので、
希望は持たないようにしています。
お店に持っていくと、査定に少し時間がかかります。
その時、買い取りカウンターで渡されるのが、「呼び出し番号札」と「当日のみ使える100円券」。この「100円券」がくせ者なのです。
「500円以上で使える100円券」の誘惑
今日のお店は空いていて、本の冊数も17冊と少なかったため、査定時間は10分程度と言われました。
そして渡されたのが「100円券」。当日しか使用できないので、「使わなければ損」という気持ちに誘惑されるのでした。
割引券や、まとめ買いセール、ポイント3倍デーなどに惑わされないようにしています。
⇒今日は8%OFFの日。あえて行かない選択
しかし、ときどき惑わされそうになるのです。
まさに今日がそうでした。
「100円券」を使うために血眼になる自分がいたのです。
当日限りの条件付きですから、「できれば、査定の待ち時間に本を選びたい」という心理が働きます。
一般書店と違い、ジャンル分けが大雑把です。本のタイトルを見ていきます。
焦る必要はないのですが、頭の中に「査定は10分ほど」という店員の言葉があるのか、焦り気味の私がいました。
もう一つ500円以上という条件が付きます。タイトルが目に留まり、手に取ってみても価格は200円。この一冊では「100円券」は使えないのです。
その本を小脇に抱えて、再び本を探します。
次に目に留まった本には、「もしかして読んだことがある本かも」といった疑問が出てきました。
同じ本を買うともったいないので、今度はタイトルを、アプリの「ビブリア」で検索です。
アプリ「ビブリア」には過去に読んで家にある本や、売った本についているバーコードをスキャンして登録してあります。
私が手に取った本は、3年前に読んでいました。
手に取った本は本棚に返却です。
次に目に留まったのは、以前から読みたいと思っていた本。
すかさず手に取りますが…
またまた、ある考えが浮かんできます。
「もしかすると、AmazonのPrime Readingにあったのでは」と
AmazonのPrime ReadingはAmazonの有料サービスで、プライム会員になれば、対象の本や雑誌が読み放題なのです。
無料で読めるのなら買う必要はありません。
イスに座り、今度はタブレットで検索です。
Amazonの意地悪なところでしょうか、なかなか検索が上手くいきません。
Amazonの買わせたい商品はすぐに検索できるのですが、
・Amazon Music
・Amazon prime video
などの無料で聞ける(見られる)タイトルは検索しにくいような気がします。
無料だから仕方がないのかもしれません。
(会費は払っているのですが)
そんなこんなで、アッという間に20分以上が過ぎていました。
恥ずかしながら、たかが「100円券」のために
我を忘れていたのです。。
割引や無料という底なし沼に入らないためには
20分の間、「100円券」のために、本を探していたのです。
読みたい本を探すのではなく、「100円券」を使うために探していたのです。
・割引券を使うために本を探す
・無料で読める本ではないかと探す
まるで底なし沼にハマっているようでした。
20分後、買い取り番号をアナウンスされ我に返りました。
小脇に200円の1冊の本。iPhoneを片手にアプリで検索。もう片方はタブレットでAmazonのPrime Readingで検索。
何をやっているのか…。
ショックでした。
以前もPrime Readingで数時間、無料本を選んでいたことがありました。
Prime videoでも一緒です。
読みたい本を読むことや、見たい映画を見るために時間をかけるのではなく、
探すために時間をかけるのは本末転倒なのではないでしょうか。
その様子はまるで底なし沼にハマっているようにしか思えません。
以前、気づいたはずなのにまたやってしまいました。
割引、無料の誘惑に負けそうになったのです。
修業が足りません。
無駄なことに時間をかけるならば、読んだ本をまた買ってしまっても、
無料で読める本をもし買ってしまってもイイと思わなければいけません。
読みたい本、見たい映画に時間をかける。
割引や無料のものを探すために、時間かけるのはやめる。
今日、再び決心したのでした。
底なし沼にハマらないように。
【編集後記】
明日から月曜まで自宅を離れます。
はじめての土地に行くのですが、不安しかありません。
場所もそうですが、用事もそうです。
日曜、月曜は楽しみます。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・スタジオワンネスのスタジオ
・選手手帳