トレーニングにおいてプログラムは大切です。その日の思いつきで立てたメニューと違い、長期目標、中期目標、短期目標を見据えて計画されたものがプログラムだからです。
今日もプログラムが発表されました。プログラムどおりやることはどうなのか、プラグラムどおりやらないと、どうなのかを考えてみました。
本日のプログラム
プログラムとは
きのうのブログでも書きましたが、トレーニングは「トレーニングメニュー」といわず「トレーニングプログラム」といいます。
メニューとは、選択可能な項目の一覧表のことを言います。レスランのお品書きと例えました。
プログラムとは、目標や目的があり、手順。順序などが計画されたものです。
学校給食法があり、年間をとおして栄養のバランスや、カロリー、食育など計画された学校給食の献立表と例えました。
⇒「メニュー」と「プログラム」の違い。「メニュー」はお品書き。「プログラム」は給食の献立。
本日も、金沢学院大ウエイトリフティング部の練習プログラムが発表されました。とてもキツイ内容です。
プログラムどおりにやる→キツイ→楽
発表されたトレーニングをプログラムどおりにやるのはとてもキツイことです。
内容がハードな時は、見た瞬間に落ち込んでしまいます。
「今日キツイ日だ」と。
プログラムどおりにやるということは、何も考えることなく、トレーニングの種目や重量、回数などを守り、黙々とやっていくことです。
余計なことを気にすることなく、トレーニングそのものに集中できるので、楽だといっても、いいかもしれません
プログラムどおりにやらない→楽→キツイ
ではプログラムどおりにやらないとどうでしょうか。
一見、楽なように見えますが、キツイのかもしれません。
プログラムがキツイといって勝手に変更したり、回数や重量を減らしたりするには、問題外です。そんなことばかりしていると、強くなれないでしょうし、メンバーにも選ばれないでしょう。練習はきっと楽になるでしょう。
練習で楽をしたい人、さぼりたい人以外でプログラムどおりにやらない人もいます。
それはケガをしている人達です。
やれない人なのです。
プログラムを完遂したいのですが、ケガをしているため、できないプログラムもあるのです。
ケガをしている人は、プログラムを横に見つつ、
その種目ができる、できないを選択をします。
できなければ、かわりとなる種目を考えなくてはいけません。
また重量や、回数、セット週などにも注意を払わなければいけません。
そうしないと、ケガの治りが遅くなり、再度ケガをする可能性が
高くなるからです。
慎重に考えながら取り組まなくてはいけないのは
とてもしんどいことです。
まさに今日の私がそうでした。ケガのことを考えながら、プログラムをやっていくのはとてもきつかったです。痛いというストレスもありますし。
私が具体的にやったことは、肩が痛いため、スナッチとクリーン&ジャークのセット数を減らしました。負荷はともに80%でしたが、いつものようにすぐにはやらず、徐々に負荷を上げていきました。(慎重に)
スクワットは刺激をいれるために負荷を上げてガンガンやりました。
ハイ・プルアップ(スナッチ手幅)はカットし、体幹部のトレーニングを多めに入れました。
考えながら、探り探りの練習はとてもきつく感じました。
頭(プログラムをどう変えたら、肩のダメージが少ないか)とカラダの感覚(どうしたら肩が痛いか)をフル回転させていたので、いつもより疲れました。
プログラムどおりやれば、カラダはキツイですが、頭が疲れることはありません。
プログラムどおりにやらなければ、カラダは楽(しんどくない)ですが、フル回転の頭は疲れます。
【編集後記】
今日は友人のスタジオで久しぶりにウォーミングアップとラン、ジャンプ、スピード&アジリティのデモをしました。
3か月ぶりのデモンストレーションだったので、少し不安がありましたが、キレッキレの動きができました。
ウエイトリフティングのトレーニングは、いろんな動きに有効だと改めて思いました。ウエイトリフティングを練習に取り入れるメリットをもっと伝えなければいけませんね。
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
・fire tv stick
・もっち歩き(チョコ)ファミマのパン