ときには全身運動で自分を追い込もう。簡単そうにみえて、きつい「バーピージャンプ」

ときには全身運動で自分を追い込むことも必要です。「バーピージャンプ」にチャレンジしてみましょう。

バーピージャンプ
*室内練習場にて

 

全身運動のひとつ

全身運動のひとつに「バーピージャンプ」があります。

 

 

私は長い間、「バービー」と言っていましたが正式には「バーピー」です。
カタカナが弱くて恥ずかしい限りです。
(英語が弱いのですが)

数か月前に「バーピー」と呼ぶのだと知って恥ずかしい思いをしました。
三十年以上まちがって覚えていました。
(中学生のとき、先輩に習ったことばでしたから……)

そんな「バーピージャンプ」ですが、トレーニングにはよく使っています。

「H.I.I.T」や「MRT」のひとつとしてやっているのです。
(両方とも最近よく言われるようになりました)

「H.I.I.T」とは「高強度インターバルトレーニング」の略。
有酸素運動トレーニングのひとつです。

数秒間の高強度なトレーニングと低強度のトレーニングを繰り返すトレーニング方法です。

たとえば10秒間全力で、もも上げをして20秒間、足踏みをする。
これを数回繰り返すトレーニングです。

「MRT」とは「代謝レジスタンストレーニング」の略です。
「H.I.I.T」に似ているのですが、筋力トレーニングにフォーカスしたインターバルトレーニングです。

たとえば、
10秒間全力でスクワットをやり10秒間、腕立て伏せをする。
このように下半身と上半身の筋力トレーニングを交互に、連続でやるトレーニングです。

これらをやる理由はたくさんあるのですが、おもな理由は

・一気に心拍数を上げる
・複合運動(全身運動)を短時間でおこなう
・カロリーを多く消費させる

ことができるからです。

いろいろな種目でプログラムしていますが、私は「バーピージャンプ」を必ず入れています。
「バーピージャンプ」は

・スクワット(しゃがむ)
・腕立て伏せ姿勢
・ジャンプ

などの全身を使う複合運動ができるからです。

サーキットトレーニングをしてみましょう

 

「バーピージャンプ」のやり方をまとめてみます。

「バーピージャンプ」のやり方

全身を使う「バーピージャンプ」は3つの運動からできています。

 

 

3つの運動とは

・しゃがむ(スクワット)
・腕立て伏せ(姿勢)
・リーチジャンプ(手を伸ばすジャンプ)

です。
ひとつひとつの動作を

・正しい動作
・素早く
・全力

で、やることが大切です。

フォームを無視して、全力でやっても効果が得られないばかりか、ケガをしてしまいます。

またフォームが崩れると素早い動きはできません。
適切なフォームは無駄のない動作につながり、スムーズな動きになります。
スムーズな動きは素早い動きにつながるのです。

適切なフォームをキープし続けることも、このトレーニングの目的です。
たとえ、きつくても、です。

それらを踏まえ、「バーピージャンプ」の手順を説明します。

①立った姿勢から素早く手を地面につき、しゃがみます。
バーピースタート位置

バーピー②

手の位置はつま先の前か、足の横です。
つま先よりずっと前に手をつくと、楽ではあるのですが、しゃがんだ姿勢がとれません。
お尻を上げた腕立て伏せのようになってしまいます。

しゃがんだ状態から、勢いよく腕立て伏せの状態になることがトレーニングです。
手のつく位置に気をつけましょう。

②足をうしろに伸ばし腕立て伏せの姿勢になります。
バーピー③

勢いよく足を投げ出すのがポイントです。

バーピーNG

上の写真のようにおなかの力を抜かないようにしましょう。
反対にお尻を上げすぎるのもNG姿勢です。


③足を胸の位置まで引きつけ①の姿勢に戻ります。

バーピー②

 

④勢いよく真上に飛び上がり両手を最大限に伸ばします。
おなかに力を入れて手を伸ばしましょう。

バーピージャンプ


腰を反らせ過ぎると腰痛の原因になるので気をつけます。

バーピージャンプNG

きつくなると腕を曲げてしまいがちです。
最大限にジャンプして欲しいので両手はまっすぐ上です。

これを決まった回数、もしくは決まった秒数、続けます。

 

ときにはハードに、ヘトヘトに

ときにはハードに、ヘトヘトになることも大切です。

 

 

トレーニングには目的がありゴールがあります。
こちらの(サポートする側)や選手の自己満足だけではいけません。

「メニュー」と「プログラム」の違い。「メニュー」はお品書き。「プログラム」は給食の献立。

選手やチームには「今日のメニュー」は出していません。出すのは「今日のプログラム」だけです

毎回、倒れこむまでトレーニングをするのはトレーニングコーチの自己満足。選手の自己満足


・きつい

・やった感がある
・やらせた感がある

「だけ」では効果がないばかりかマイナス効果になります。

しかし、トレーニング効果を出すためには「キツイ」ことを
「やる」、「やってもらう(サポートする)」ことも必要です。

「H.I.I.T」や「MRT」は能力や筋力に関係なく、誰でもきついものです。
(きつくない人もいるでしょうが)

その中でも、特にきつく感じる「バーピージャンプ」を覚悟してトレーニングのひとつに入れておきましょう。
(効果は大きいですから)


ちなみに私は中学生の部活のときから「バーピージャンプ」は苦手です。

それでも嫌いな種目ではありません。

 

 

 

 

【編集後記】

3か月前から夜21時以降はカフェインをとらないようにしています。
ウーロン茶が好きなのですが、21時以降は麦茶です(カフェインゼロ用)
しかし効果は今のところ感じていません。
寝つきも変わりませんし。
もう少し続けてみます。

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・親子てりやきバーガー(ひさしぶりにマックへ)

 

おしらせ 2  
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