腹筋トレーニングだけではもったいない。
腹筋に内転筋を連動して鍛えましょう。
*内転筋を連動させた腹筋トレーニングをするアスリート
体幹が弱い→腹筋トレーニング?
選手「腹筋を鍛えたいです」
私「どうして」
選手「体幹を鍛えたいからです」
よく選手とかわされる会話です。
選手のみなさんは
体幹が弱い→体幹を鍛えたい→腹筋で体幹トレーニング
と考えがちです。
それは決してまちがいではありません。
私も否定しませんが、アドバイスを求められたなら、腹筋だけではなく
何かをプラスしてやることを伝えています。
冒頭の写真。
内転筋を連動させたトレーニングもそのひとつです。
腹直筋だけでなく内転筋も
通常の腹筋トレーニングをすると、おなかの正面は鍛えられます。
おなかの正面は腹直筋です。
(いわゆるシックスパック、エイトパックになるというやつです)
しかし、腹直筋だけを鍛えるだけではもったいないので、
私は内転筋を連動させるトレーニングを伝えています。
内転筋は股関節から太ももの内側をとおり膝の内側まである筋肉です。
内転筋は足が外に開くのを抑える働きをしています。
そして足を前や後ろに出したとき、足を元の位置に戻す働きもあるのです。
その内転筋がうまく働かないと足が外に開きやすくなります。
外に開くと姿勢がくずれてしまいます。
姿勢がくずれると体幹の安定性もなくなるのです。
また、姿勢がくずれるとしだいに膝や股関節に負担がかかります。
そしてケガにつながってしまうのです。
・姿勢がくずれないようにする
・膝や股関節のケガを予防する
には、体幹や骨盤の安定性が必要です。
その安定性を高めるためには、
腹筋と内転筋を連動させたトレーニングも効果的なのです。
腹筋と内転筋の連動トレーニングの方法
①仰向けになって寝ます。
足幅は腰幅ぐらい、膝は軽く曲げます。
②膝にソフトビニールボールをはさみます。
(空気が少し抜けているボールが理想的)
写真のソフトビニールボールも、ほどよく空気は抜けています。
③膝でボールをはさみながら、おへそをのぞき込むように
カラダを持ち上げていきます。
肩甲骨が床から離れるぐらいで大丈夫です。
手で頭を持ち上げるのではなく、軽く頭に触れましょう。
肘は閉めておくのがポイントです。
④もし相手がいれば、腹筋をするときに軽くボールを引っ張ってもらいましょう。
内転筋に力が入っていなければボールはすぐにずれてしまいます。
ペアになった相手はビニールボールを軽く引っ張るのがポイントです。
カラダを曲げるときにだけ軽く引っ張りましょう。
常にボールを引っ張り続ける方法もありますが、
かなりキツイですし、違うところにも力が入ってしまいます。
まずは10回を2セットからやってみましょう。
私は腹筋トレーニングだけではもったいないと思っています。
腹筋トレーニングをプログラムするときは、
今回のように何かと連動しながら腹筋トレーニングをおこなっています。
内転筋を連動した腹筋トレーニングも取り入れていただければと。
■今日のあとがき
3/26(火)朝、ファミレスでブログ。
午後からは選手をサポート。
終了したあと金沢駅から京都へ。
3月16日に北陸新幹線が敦賀駅まで延伸して
初めての京都です。
昨日、偶然、先に新幹線で大阪に向かった友人は
敦賀駅の乗り換えで迷ってギリギリだったとのこと。
(在来線ホームに行ってしまったようです)
気をつけなきゃ。
2日間の京都です。
帰りは友人の車で帰ります。
■Something new Once a day
(一日一回新しいことを)
・チキン南蛮定食 ジョイフル
・北陸新幹線つるぎ
・敦賀駅で乗り換え
・敦賀駅→京都 サンダーバード
・フクロウのキーホルダーGlimmis