遠足は家に帰るまでが遠足です。旅行はキャリーケースを片付けるまでが旅行です。

小学生の頃、遠足の帰りに学校の先生がよく言っていました。
「遠足は、おうちに帰るまでが遠足です。気をつけて帰りましょう」
大人になって遠足はありませんが、旅行は後片づけを終えるまでが旅行だと思うようにしています。

準備が嫌い

旅行や、研修、出張、合宿などに行くには短期、長期を問わず、準備をしなくてはいけません。
イヤイヤ行くことはほとんどなく、行けば楽しいものですが、行く準備を考えると憂鬱になります。準備が嫌いな人も多いのではないでしょうか。

 

私はまさにそうです。行けば楽しいと十分わかっているのですが、
自宅を出発するまでは少しハードルがあります。
友人のように一年中、飛び回っているわけではありません。
とはいえ全く行かないわけではありません。
10月は大阪に2回、東京に1回出かけました。
11月も3回ほど県外で宿泊の予定です。
そこそこ出かけています。

小学生の頃から、明日の授業の準備が苦手でした。
明日の授業に必要な教科書や、ノート、体操服などをランドセルや、リュックに
入れておくのが面倒だったのです。
当日の朝、慌てて準備をして焦るタイプでした。
両親にはいつも注意されていました。

一応、忘れ物常習犯ではありませんが、まったく忘れなかったわけでもありません。

大人になっても一緒です。
下着を何枚持っていけばよいのか、シャツは、上着は、タオルは……。
明日の朝早く出発なのに、23時を回っても準備を始められないのです。

なんでも多めに持っていき、向こうで使わなかったり、荷物が多くなったりするのです。
そのためチェックリストをつくり、リストの通りに準備をするようになりました。

合宿準備が面倒。チェックリストのすすめ

合宿や、研修に行くときの洗面セットの中身

まだ苦手ですが、以前よりも準備をすることへのハードルは低くなりました。

後片づけが嫌い

楽しかった研修、おもしろかったが、疲れた合宿など、滞在期間はいつもとても充実しています。
しかし自宅に着くとまた嫌なことが。
そうです。持って帰ってきた荷物の後片づけが嫌なのです。

 

普段は荷物の量によって2種類のキャリーケースを使い分けています。
自宅に到着すると、そのキャリーケースから荷物を出し、
キャリーケースを片付けるのがとても面倒に思うのです。

自宅に戻るとすぐに休みたい、シャワーや入浴をしたい気分になります。
多少なりとも疲れて戻ってきているので、自宅に着くとホッとします。
すぐに片付ければいいのですが、それもなかなかできません。
いったんテレビでもつけようものなら、キャリーケースは玄関に数日の間、
置いたままになるのです。

それがまたストレスです。

このように旅行の後の片づけが苦手だという人の話もよく聞きます。
私もまさにそうでした。

しかし、ここ数年は自宅に戻ったらすぐに、荷物をすべて出し、キャリーケースを片付けるようにしています。

キャリーケースを片付けるまでが旅行

旅行から戻り、自宅に着くとすぐに後片づけをするようにしています。

 

先日も帰宅は0時20分でした。普通、東京や大阪から帰るのは最終便です。
駅からタクシーで自宅に戻ると0時少し前に自宅に到着します。
先日は電車が20分ほど遅れ、この時間になりました。

では自宅に戻り、キャリーケースを片付けるまで、どのようにしているかを紹介します。

まずはジャケットを脱いで車輪を拭く

自宅に到着し、カギを開けて中に入るとすぐに、キャリーケースをひっくり返します。
まずは服が汚れないようにジャケットを脱ぎます。そしてキャリーケースの車輪を除菌ウエットシートで拭くことから始まります。

 

車輪を拭き終えれば、私のミッションはほぼ達成です。
最悪、中身を出さなくても車輪を拭いておけば、部屋に持っていけるからです。

洗濯物は洗濯かごへ

車輪を拭いた後は、玄関でキャリーケースを開けます。
旅先で着たシャツ(よごれもの)などはすぐに洗濯かごに入れます。夏などは、着ていたシャツや、ソックスも脱ぎます。
真夜中の自宅なので半裸状態でやっている時もあります。

シューズは下駄箱、トレーニングシューズは車に

持っていったシューズを片付けます。室内履きのトレーニングシューズや、
ウエイトリフティングシューズは車に持っていきます。
フィールドで使うシューズは車庫にある靴入れに片づけます。

トレーニングの仕事はシューズをいくつか持っていかなければいけません。
シューズはとても荷物になります。

お土産は玄関に

お土産を買ってくることもあります。部屋に持ち込むと、渡し忘れをしてしまうので、
玄関に置いておきます。
邪魔にならず、目につき、日が直接当たらない場所に置いてあります。

洗面セット、コンタクト液ボトルだけ出しておく

洗面セットからコンタクト液ボトルだけ出しておきます。

洗面セットの中身はリスト化してあります。しかし、コンタクト液を
洗面セットの中に入れっぱなしにしておくと、次回出発前に、
古い液に新しい液を継ぎ足さなくてはいけません。
大丈夫なのでしょうが、少し嫌なので、持っていったコンタクト液は今夜から使います。
先にボトルを空にしてから、出発の前日に液を補充するようにしています。

もちろん綿棒や歯間ブラシなどは減っているのですが、そこで補充して詰めると、
ひと手間増えるのでやりません。
出発の前日に補充します。そのためにリストがあります。

2階の部屋に持っていき、中身をすべて出す

私の部屋は2階です。キャリーケースを2階に持っていきます。
中身をすべて部屋に出し、キャリーケースの置き場所に戻します。

ここまでできればほぼ終了です。
テキストや書類を、本棚へ。ペン類などの筆記用具は机の引き出しへ。
着なかった下着や未使用のハンカチなどは衣装ケースに戻します。

一度部屋に出した中身がすべてなくなれば、最後にマスクを補充して終了です。
行きと帰りの新幹線や電車では、のどの乾燥予防にマスクを使っています。
マスクを数枚補充し、後片づけの終了です。

 

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先日は0時20分に自宅に到着し、0時40分にはすべて終了しました。
自宅に帰った直後の20分間は意外と長いように感じますが、
もし、明日やるとすればもっと時間がかかります。

しっかりできる人は20分もかかることなく、パパっとできるでしょうし、
次の日に残したとしてもすぐに片付けることができるでしょう。

私は、帰宅後すぐにやらなければ、どうしても面倒になり、延ばし延ばしなります。
以前はなかなか片付けることができず、玄関を占領していたこともあります。
家族に迷惑をかけていました。

帰宅直後の後片づけが一番楽だと気がついたのです。
正直、いったん休みたいのですが。

旅行の後の片づけが苦手な人は、多少時間がかかっても、
ちょっと一息つきたくても、
「えいっ!」と思い切って後片づけをやってみましょう。

あとでやるより楽な気がします。

 

【編集後記】

昨日は友人と東京駅近くのビルで食事を。
食事終盤にトイレから戻ってきた友人が、
「煙で真っ白」と。
それと同時に、お店のスタッフから避難指示が。
いったん外に出たのですが想像以上にビルの中が真っ白です。
電車の時間が迫っていたので、荷物を取りに再度ビルのお店へ。
同じフロアーで火事だったようです。
びっくりしました。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・マスターズ・ドリーム・ハウス(丸の内トラストタワービル)

おしらせ 2  
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