バトンやリレー、順番に回ってくるのが苦手。「苦手なのですみません」と言えるような関係にしておく

「順番にやろう」といわれたり、「次、あなたね」と指名されたりすることがあります。もしそれが苦手なことなら、素直に「苦手なのですみません」と言うようにしています。

リレー*中学生のクラス対抗リレーの賞状

子どもの頃から苦手

順番が回ってくるのが子どもの頃から苦手でした。

 

とても手前勝手ですが、自分の好きなものならば一番にやりたい性格です。
矛盾していますが。
好きな運動や、好きな教科ならば待たされるのがイヤなタイプでした。
我さきに「はいはい!」とよく手を挙げていました。

しかし、興味がないことや、あまり得意でないものは順番が回ってくるのがとてもイヤでした。

・順番に意見を言う
・順番で本を読さ(せ)れる
・順番で班ノートを書く
・順番に指名される

などは、とても苦手でした。
突然の指名以外は「いつ順番がくるのか」がわかるので、心の準備ができるじゃないか、とよく言われました。

しかし私の場合はそうではありませんでした。
自分の順番が回ってくる3つ前からからは、人の話は聞こえず、自分のコトだけでドキドキしていました。
自分の順番が終わると、その安堵で、あとの人の発言は全く聞こえませんでした。

小・中学校は義務教育ですから、ある程度トレーニングをしなければいけません。
得意なことばかりやっていてもダメですし、

・みんなが意見を言う
・みんなの話を順番に聞く

のは、全員公平にするため教育的意義がありました。

十数年間、公立学校の常任講師をやっていました。
小学校勤務のときは、順番に発表することを授業の一環としてやっていましたが、本音を言うと少し苦手でした。
高等部勤務のときは、順番に発表することは極力減らし、なるべく自ら発言するように促していました。

 

大人になっても少し苦手

学校教育の中で、多少トレーニングはできましたが、大人になった今でもちょっと苦手です。

・自己紹介
・順番に意見・感想を言うこと
・順番に発言すること
・社内会報の執筆順番が回ってくること

など、社会人として最低限のことはやってきましたし、できるようになりました。
仕事ですから何とかやってきましたが。

講師として人前で話すことがあります。
そのときは、順番に意見や感想を言ってもらうことはしていません。
グループ分けをして、デスカッションワークをすることもありません。
それは、私が知らない人同士でテーブルを囲み、順番に意見を言うのが苦手だからです。

私が講師のときはしませんが、参加するセミナーではそんな状況がときどきあります。
ひとりが延々としゃべるのは困りますが、参加者はみんな大人です。
たくさんしゃべりたい人がしゃべればいいと思っているからです。

少し脱線します。

カラオケもそうです。
よくあるのが、順番に歌うこと。
気を使って「順番に歌おう」とよく誘う人がいます。
私はカラオケで歌うのは平気ですが、いつもほかの人を誘っているのを見るとつい、

「たくさん歌いたい人がいるのに、無理に誘わなければいいのに」

と思ってしまいます。
すべての人が歌いたいわけではありません。

お酒もそうです。

「飲んで、飲んで」

と誘うのを見ても

「飲みたい人がたくさん飲めばいいのに」

と思ってしまいます。
私は誘われても、誘われなくても飲みますが……。

大人になっても、子どもの頃とはあまり変わっていません。

「苦手なんで、すみません。パスします」と言える関係

もしも、順番に何かして欲しいと言われたら、勇気をもって「苦手なんです。すみません。今回パスします」と言えるようにしておきましょう。
そう言える人間関係をつくっておきましょう。

 

最近は外出自粛のため、SNSによるいろいろな動画リレーが盛んです。
○○チャレンジや○○バトンなど。

有名人、一般人問わず、自由リレーから指名リレーまでたくさんあります。

有名人がリレーでつなぐのはとても話題になっています。

2014年、フェイスブックの創業者が、ノーベル賞を受賞した山中伸弥さんを指名した「アイス・バケツ・チャレンジ」。

バケツに入った氷水を頭からかぶるのがリレーです。

難病とされるASLの認知を深めること、ALS協会に多くの寄付を募ることを目的としたリレーでした。
当時、とても話題になりました。
動画リレーのはしりでしょうか。

最近もコロナ騒動で、動画リレーが盛んです。
自宅で決められた運動をして、リレーで回していくことも数多くあります。

残念ながら私は苦手です。

・空気の読めないやつ
・盛り上げることができないやつ
・チャチャっと適当にできないやつ

などと思われるかもしれません。
それでも子どもの頃から順番でやらされることや、指名されるのは苦手なのですから仕方がありません。

「すみません。パスです」

と、勇気をもって言える関係である友人から、回ってくることを期待しています。
回ってこないのが理想ですが。

・指名されることが苦手
・順番にやらされるのが苦手

そんな人はいないでしょうか。

もしも苦手なら、相手の気分を害さないようにサラッと断りましょう。
勇気をもって……です。

 

 

【編集後記】

お昼にはじめてAmazon echo show 5を使って友人とビデオ通話をしました。
音声の遅延もなく画像もきれいでした。
小一時間楽しく話すことができました。
今度はオンライン飲み会でもしたいものです。

設定と操作はすぐにできました。

 

 

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・迷惑メッセージ電話ブロック設定
・Appleサポートに電話
・あるキャンセル手続き
・有機大豆きなこ

おしらせ 2  
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