営業は平日のランチのみ。餃子定食だけの餃子屋さん

近所に平日のみ、2時間30分のランチタイムだけやっている餃子屋さんがあります。メニューは餃子定食のみ。久しぶりに行ってきました。

 

 

平日2時間半だけの餃子屋さん

その餃子屋さん。平日はランチタイム(11時30分~14時00分)の2時間半しかやっていません。

 

車8台と軽自動車2台ある駐車場はいつもいっぱいです。いつもいっぱいと言っても営業時間は平日の2時間半です。その時間だけ、いっぱいといったほうがいいのかもしれません。
土日祝も休みですから、駐車場に車がないほうが多いです。

オープン当初に2回ほど行ったことがあります。10年以上前でしょうか。
その時から満車で、自宅から歩いていきました。
自宅からは歩いても3分もかかりません。とても近くなんです。

弟の同級生が居酒屋をやっていたのですが、すぐにやめてしまい、
その後に入居したのがこの餃子屋さんです。
新築された居酒屋は少し営業しただけで、すぐにやめたので、
餃子店オープンの時は建物も、中も新しいままでした。

私は、これまで昼食は職場で取ることが多く、平日が休みの時も
お店の営業時間とタイミングが合わず、なかなか行くことができませんでした。

今回は自宅に帰る途中、お店の前を通ると駐車場が数台分、空いていました。
ちょうど昼食の時間でしたので、久しぶりに入ってみました。

11時30分を少し過ぎたころでしたが、もう7人ほどお客さんがいました。
私が食べている間も、ぞくぞくとお客さんがやってきました。
とても繁盛しているようでした。

平日のみの2時間半営業です。すごいです。

 

メニューは餃子定食のみ

メニューは餃子定食のみです。

 

お店に入り、正面にある販売機でメニューを選びます。
ごはんの量は小・普通・大の中から選びます。
値段が違うので、メニューが3つあるのが正確なのかもしれません。

定食の中身は、ごはん、豚汁、漬物、餃子7つです。
餃子は羽根つきで長方形の形で出てきます。
うすい皮で7つの餃子が繋がっているのです。

ニンニクは入っていません。
テーブルには餃子たれがなく、しょうゆと酢、ラー油が置いてあるだけです。

上記の写真のようにとてもシンプルな餃子定食です。
私はライス小にしたので540円。後ははっきり覚えていませんが、
おそらくライス大にすると600円ちょっとだと思います。
相場はわかりませんが、決して高くはないでしょう。

 

カウンターを含め20席は、私が帰るころにはほぼ満席でした。

 

2時間半営業、一つメニューのすごいとこ

平日の2時間半営業のみ、メニューは餃子定食のみの餃子屋さん。
すごいところを考えてみました。

 

一気に焼いて一気に仕事を終える

短時間営業ですから、営業中は常に忙しいでしょうが、2時間半で終わります。もちろん準備も後片づけもあるでしょうから2時間半だけではないでしょうが、多くの飲食店のように長期勤務ではないでしょう。

餃子を一気に焼いて、一気に仕事を終える。
時間にゆとりがあるのはすごいです。

 

餃子を食べたい人だけがくる

餃子屋さんですから、当たり前でしょうが、餃子を食べたい人だけが来ます。
ラーメンも食べたい人は来ないでしょうし。
お店の餃子ファンだけがくるのはすごいことです。

全員が餃子定食を食べる目的で来ているのがすごいです。
ほとんどがファンだと言ってもおかしくはありません。

 

お店の人がラク

定食を運んでくれる人が一人、厨房には二人が働いていました。
ラクというのは、暇というわけではなく、あまり考えなくていいということです。

厨房の餃子担当は注文された餃子だけを焼けばいいですし、
もう一人はご飯の量を調節すればいいだけです。

運ぶ人は、お客さんに渡すとき、ご飯の量だけ確認すればいいですし。
オーダーミスもないでしょうし、もし違ってもご飯の量だけ変えればいいので
あまり大きなトラブルはありません。
シンプルメニューの力はすごいです。

 

以上、そのお店のすごいところをあげてみました。
本当にすごいところは立地です。
決して良い立地ではないのです。

少し大きな道沿いにありますが、手前は駐車場ですから
お店自体はそれほど目立ちません。
車で走っていて偶然にお店を見つけて、入店するということもないでしょう。
住宅街ですから、大きな会社もお店も周辺にはほとんどありません。

近所の人が通っているイメージもありませんから、
リピーターが多いのでしょう。
毎日が餃子でもいいという人は少ないでしょうから、
かなりの常連のお客さんがいるのでしょう。

長い間つぶれていませんし。

その餃子屋さんは

平日2時間半だけの勝負。
餃子定食だけで勝負。

 

シンプルでかっこいい戦いです。

 

【編集後記】

いろいろな競技がそろそろオフシーズンに入ります。
今シーズンからは年間を通したトレーニングの依頼しか
受けないようにしています。

オフトレだけでは決して強くはなれないと
しっかり伝えていくのも仕事ですね。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・温玉担々麺

 

おしらせ 2  
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