もしも私が格闘家なら自分の土俵、自分のルールで試合をする

もしも私が格闘家ならばどんな戦い方をするのかを考えてみました。自分の土俵、自分のルールで戦うでしょう。トレーニングコーチの仕事も同じです。

華の舞 両国

 

 

もしも私が格闘家ならば

身長170センチにも満たない私が、もしも格闘家ならばどんな戦い方をするでしょうか。
空想、妄想を書いてみました。

 

私は身長162センチ、体重64キロ(現在……反省しています)です。
中肉中背ならぬ中肉低背でしょうか。そんな言葉があるのかわかりませんが。

2mオーバー、体重100㎏オーバーのムキムキ・マッチョと試合をしても勝つことはできないでしょう。

体重制限はあったとしても身長制限はないでしょうし。
ココはもしもの話なので、無差別級の試合だと仮定します。

そうなればどう考えても私はアッという間にひねりつぶされてしまいます。
同じリングで戦えば、身長体重のハンディは確実に出てきます。
パンチやキックの差は一目瞭然でしょう。

グローブの重さも大きさも一緒であれば、パンチを一発食らえばノックダウンです。
死ぬかもしれません。
どう考えても勝てっこありません。
同じ土俵、同じルールならば勝敗は目に見えています。

 

勝つためには自分の土俵、自分のルール

では私が勝つためにはどうすればいいでしょうか。勝たなくても時間切れや、引き分けに持ち込むにはどんな方法があるでしょうか。
自分の決めた土俵で、自分の決めたルールで試合をすれば、勝てないまでも引き分けに持ち込むことはできるかもしれません。

 

スキー場で

土俵はスキー場の急斜面です。
アイスバーンでも、コブでも、新雪でも構いません。

リングシューズはスキーの板です。もちろんスノーボードの板でも構いません。
それで戦えば勝つ、もしくは引き分ける可能性が高まります。
転んだら負けというルールにすれば勝率はかなり上がります。
もし元スキー選手ならば、1回戦はスキー板で。2回戦はボードの板でというルールにします。
「私、一応、二刀流なんで」

ラグビー場で

ラグビー場で行います。
もちろんタックルなしのタッチラグビー(相手のひもをとるラグビー)です。

相手の攻撃は止められないかもしれませんが、自分の攻撃も止められることは少ないはずです。
大学時代ラグビーをやっていたので、ステップは人並みです。(4年間補欠でしたが)

勝つチャンスはあります。

プールで

水中でのパンチやキックのみならヒットしても痛くはありません。制限時間泳いで逃げていいのならば引き分けに持ち込めます。
プールサイドの鬼ごっこでも負けません。おそらく。
「小学校のときは無敗でしたから」

 

 

武井壮さんの猛獣と戦う方法と似てきましたが。

自分の決めた土俵で、自分の決めたルールなら、負けないことも可能です。
もしかすると勝てるかもしれません。

3歳くらいの小さい子どもが大人と何か勝負をするときのようです。
ルールは子どもが決めますから。(自分が勝つように)

 

 

同業と同じ土俵で戦わない。同じルールで戦わない。

空想妄想を書いてみました。ありえない話のようですが、仕事において私たちは同じ土俵や同じルールで戦わないようにしなければいけません。

 

同じ土俵や同じルールで戦えば、資本の大きなところに負けてしまいます。
設備や備品がそろっているところにも。

スタジオやプールがあり、ジャグジーもある立派な施設に、ハード面で勝てるはずがありません。
大規模な施設ではなくても、我が城を構え充実した道具があるパーソナルジムにも負けてしまいます。

24時間対応もできませんし、私ひとりしかいません。
多くのスタッフもいないので、大きいことやパワーのあることはできません。
多くの人にお役に立つことも。

また、

・ダイエット
・ボディメイク
・機能改善
・介護予防
・パーソナルトレーニング
・チームサポート
・治療
・リラクゼーション
・パフォーマンスアップ
・ジュニア育成
・ロコモ・フレイル予防
・テーピング
・ストレッチ
・ヨガ
・ピラティス

など幅広くもできません。

もしも施設が土俵で、提供していることがルールならば到底勝てないのです。
引き分けすらなりません。

それはそうです。
大きな施設ありません。パーソナルジムすら持っていません。
治療家でもないですし、テーピングも下手です。
ひとりでやっていますし、トレーニングのサポートしかしていません。

24時間対応もできません。
ダイエットやボディメイクも50歳を過ぎたおっさんにお願いはしないでしょう。
(本当は得意なんですけど……ちょっと言ってみました。ウソです)

勝負は完全に負け負けです。
しかしそれは同じ土俵、同じルールでやっているからです。

もしも私が自分の決めた土俵で、自分の決めたルールでやればどうでしょう。
おお勝ちはしないでしょうが、引き分けに持ち込めるかもしれません。

・スキーとボードができる
・ウォーミングアップが得意
・動物トレーニングが得意
・オリンピアンをサポートしていた
・テニスのナショナルチーム合宿に参加した
(7人しかいないトレーニングコーチとして)

など、自分のプロフィールを見直して、得意なこと、やってきたことを掛け算し、
それをルールにすることもできます。
プロフィール

特別、いや特殊ルールならば、もしかすると一か所だけ勝てることもあるのではないでしょうか。

3歳ぐらいの小さい子どもが大人と勝負をするときは絶対に自分が勝つようにルールを決めます。
そしてどんどんルールを変えていきます。

「大人だから手を使っちゃだめね」
「私、20秒だけど大人は2秒だけね」

のように。

見習います。

 

【編集後記】

一日快晴の金沢でした。
スキーもしくはボードに行こうと思いましたが、
出るのが遅くなりやめました。
道具の準備もできていませんでしたし、
スキー場は混んでいるだろうと思って。

明日、行ってみます。
スキーにしようかボードにしようか。
どっちもしようかと試案中です。
午前の天気は良さそうです。

【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

鴨すき焼きうどん

おしらせ 2  
タイトルとURLをコピーしました