ムダな時間。減らすコツは自分のクセを知ること

「あっ。ムダな時間を過ごしてしまった」と後悔することがあります。時間のムダを減らすには、自分のクセを知って対処するのがいいのではないでしょうか。

後悔してしまうムダな時間

「全くムダがないのは寂しい」と聞いたことがあります。まったくムダがなく、きっちりしているのも息苦しいでしょう。

・車のハンドル
・車のブレーキ
・のりしろ
・プリンの中身と蓋の間

などに、すべてムダがあります。
ムダとは言わず、「あそび」とか「余白」などと言いますが。
「あそび」や「ムダ」は時には必要だと誰もが知っています。

同じく時間もそうです。
予定をびっしり詰め込めば、しんどくなります。余裕を持ってスケジュールを組むのではないでしょうか。
また集中して取り掛かる時間も必要ですが、何も気にせず
「ぼーっ」と過ごすのも必要です。
リフレッシュのために使った時間は決してムダだと思わないでしょう。

でもときどき、「あっ。ムダな時間を過ごした」と後悔してしまうことはないでしょうか。
ときどきならば仕方がないでしょうが、いつもなら困りものです。
後悔してしまうムダな時間は、もったいないものです。

ムダな時間を過ごし、後悔するのは、いつも同じときです。
自分の時間の使い方のクセを知って、ムダな時間を減らすことができれば
いいのではないでしょうか。

時間の使い方のクセ。ムダな時間がつくられるところ

私の場合、「ムダな時間を使ってしまった」と後悔するのは毎回同じところです。
時間の使い方の悪いクセなのでしょう。そのことに気がついてからは、対策をとるようにしました。
まだ治らない所もありますが、そのクセと対策方法をまとめてみました。

Amazon Prime Video

あまりテレビは見なくなりましたが、もともとテレビっ子です。
以前はテレビを見て、録画したものを見て、レンタルDVDを借りて見ていました。
しかし最近は、アマゾンプライム会員の特典であるプラムビデオをよく見ています。

おもしろくない映画を見たときは、少し残念な気持ちもしますが、
ムダな時間を使ったとは後悔しません。
問題は何を見ようかと探している時間です。

おもしろそうな作品はないか探し、説明を読み、
時にはカスタマーレビューも見てしまいます。
ウオッチリストがあり、そこには気になってチェックした映画が
たくさん入っています。

それを順番に見ていけばいいのですが、
「今日は軽いものが見たい」
「吹替えがいい」
「TVドラマがいい」
など気分によって変わるので、選択に時間がかかるのです。

そうしていると、アッという間に時間が過ぎているのです。
私は「底なし沼」と言っています。

 

対策は簡単です。「迷い出したら見ない」ことです。
底なし沼の存在に気がついてからは、感度が高くなったのか
5分ほど探していると気が付くようになりました。
「あっ底なし沼だ」と思ったらもうやめます。

おもしろくない映画も途中でやめます。
「損切りOK」と呪文を唱え再生をやめます。
残り20分でもやめられるようになりました。

最初の10分でやめることも多いのですが。

何でもいいのにずっと迷う。底なし沼に気をつけて

Amazon Prime Reading

これもプライム会員の特典です。特典の本が無料で読めるサービスです。
アマゾンの手の平でいつも踊らされています。

本選びで迷うのです。時々、読める本が変わるのでパトロールが必要です。
また
・あなたのおすすめのタイトル
・注目タイトル
・新着タイトル
・雑誌新着タイトル
・ビジネス・経済人気タイトル
・その他人気タイトル

などから選ぶので大変です。重複もしているので、膨大な量から選ぶ
ことになります。
検索しづらいのが、アマゾンの作戦だと分かっているのですが、
すぐに作戦に引っかかってしまいます。

まさに底なし沼です。Prime Videoと同じです。

対策もおなじです。底なし沼に気が付いたら即中止です。

その時は積読の本の山から紙の本を読みます。
積読(つんどく)解消は読んでない本を積んでおくこと

ネットで商品を選ぶ

欲しい商品を選ぶ時もムダな時間があります。高い買い物もあるので、慎重にはなるのですが。

・値段の比較
・商品の比較
・どこを経由して買うか

で迷ってしまいます。
同じものを買うにしても、支払い方法でポイントが変わってきます。
楽天の商品を買うとして

・楽天アプリ→支払いは楽天カードor他のカード
・カード会社のモール→楽天市場→カード会社で支払い

などいろいろなパターンを考えてしまいます。
私はまだ購入していませんが、これからはポイント還元もあるので
選択肢もさらに複雑になるでしょう。

また商品選びの際は、カスタマーレビューも延々と読んでしまいます。
知らないうちに100件以上のレビューを読んでいたことも。
どんどん商品のことが知りたくなるのです。

 

対策はシンプルに。
・カード会社は2社から選択(アマゾンはアマゾンカード)
・ポイント残高は数円でも使う
・「決まった数字の付く日」「エントリー2倍」などは気にしない。
・レビューは「☆5つ」を5つのみ、「☆1つ」を5つのみしか読まない。
・お店選びは、値段が安い上位の知っている店から。(最安値ではなくても)

などルールを決めています。迷いそうになったら適当に決めるようにしています。
アマゾンカードはゴールドのためアマゾンの商品専用です。

もっとお得な買い方があるかもしれませんし、安いところがあったかもしれませんが
仕方がないと思うようにしています。

モノを探す時間

文具メーカーのコクヨの調査によると、ビジネスマンが書類探しに使う時間は
年間150時間だそうです。日にちに直すと6日以上。

自宅部屋ではモノを探す時間が多くなってきました。

対策は整理をすること。整理=モノを捨てることです。
年末まで250個捨てるゲームをしています。
今日からスタート。年末までに250個捨てるゲーム

一番苦手なことです。250個なんて少ないのですが
やらないよりましだと思いチャレンジしています。
モノを探す時間はムダですがストレスでもあります。

外食でのメニュー決め

4月より環境が変わり、外食が多くなりました。
メニューが子どもの頃から決まらなくて困っていました。

大人になっても一緒で、メニューはもちろんお店もなかなか決められませんでした。
しかし、「一日一回新しいこと」をやると決めたので、すぐに決められるようになりました。

メニュー決めもルールを決めています。
ランチメニューは即決める。決断を早くするための初級練習

 

ムダな時間を減らすには選択肢を減らすこと

5つのクセに共通することは、選択肢が多く迷うことです。選択肢を減らせば、次第にムダな時間も
減るのではないでしょうか。

5つのクセはなかなか治りません。対策を立ててはいるので、かなり改善されましたが
まだまだ修行が足りません。
ときどき底なし沼に足をとられそうになります。

対策はシンプルです。
なるべく選択肢を減らして、ルール決めをしておくことです。

私の場合は、なるべく得したい、おもしろいのがいいという気持ちが強いのでしょう。
「どうせなら、どうせなら」と、いいもの、おもしろいものを探す傾向にあります。
実際には、どれを選んでも、そんなに大差はないと知っています。
どちらかを真剣に選んでも、結果的にダメだったこともありますし。

それがクセなのでしょう。
すぐに治ればクセとは言わないでしょうから。

だから、
マイルールで選択肢を少なくしたうえで、
「どちらを選んでも大差はない。多少損をしても、ムダな時間を使うよりもマシ」
と思うようにしています。
そうすれば、適当に選ぶことにも躊躇しないのではないでしょうか。

 

ムダな時間が減れば、楽しむ時間がもっと増えます。

 

【編集後記】

昨日は夕方から20時30分まで講座を受講。そのあと同業の友人に飲みに行こうと
連絡を入れると、そこには同業の二人の友人も一緒にいました。
4人で飲みに行くことに。
おいしいものを食べながら、大好きな仕事の話ができるのは
最高なことです。

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・日本酒バル(名前忘れ)
・名古屋コーチン親子重(なか卯)

 

おしらせ 2  
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