8年ぶりの東海大湘南キャンパス。8年前は受験者。

8年ぶりに、東海大学湘南キャンパスに行きました。8年前はトレーニング資格の受験者でした。

湘南キャンパス東海大学湘南キャンパス1号館

 

8年前は受験者

東海大学湘南キャンパス。8年前は受験者として訪れました。

 

6月1日から2日にかけて、日本トレーニング指導者協会の総会・研修会に参加しました。会場は久しぶりの東海大湘南キャンパス。
もう一度、行ってみたいと思っていたので、やっと願いが、かないました。
私にとって、ココは思い出の場所の1つですので、8年ぶりに訪れることができ、感慨もひとしおです。

8年前はゆっくり見ることもなく、わずか3時間余りの滞在でした。
しかも緊張していて、あまりよく覚えていないのです。

なぜなら

日本トレーニング指導者協会 認定上級トレーニング指導者(JATI-AATI)

の受験者だったのです。

資格⇒トレーニングコーチをしたいと思ったら、まずは資格にチャレンジしてみましょう

認定上級トレーニング指導者(AATI)は

日本トレーニング指導者協会が認定する3つの資格の1つです。
基礎資格(ATI)を取得後、3年以上の実務経験があり、

「高度な知識と技能を有し、更新の指導的な立場になりうる人」

と認められた人に認定される上級資格です。

その3年前にATIを取得していた私は、実績も、自信も全くないのに、無謀にも上級資格にチャレンジしたのです。
その受験会場がココだったのです。

 

緊張の受験者

緊張しました。緊張しっぱなしの受験者でした。

 

高校受験や、大学受験のように、前日に下見に行きました。もちろん、どこの場所でやるのか、わかりませんが、駅からの道のり、キャンパスの様子を見たかったのです。
その時点から緊張していました。

普通の道の階段ですが、横にはエスカレーターがついています。当時はついていませんでした。

 

本番当日、5名の受験者がいたと思います。私の番号は5番。前に3人しかいなかったので、1人は取りやめたのかもしれません。

事務連絡のあと、まずは筆記。
事実上初めてのAATI の試験ですから、対策はありません。年数回発行される機関紙からの出題ということで、過去にさかのぼり勉強しました。

☆☆☆☆☆
その時点でAATI認定者はいましたが、実績がある人や、協会設立に多大な協力をした方に特別付与されていました。
そのため、筆記や、実技試験を含めた試験は初めてでした。
☆☆☆☆☆

内容は多岐にわたりますし、教科書のように、章に分かれていませんから大変でした。
試験は難しかったです。とはいえ、60%以上はとれたような気がします。

次は実技試験。
筋力トレーニングのデモンストレーションと模擬指導でした。

どちらとも、3つの封筒から、自分で1通を選びます。
中にはお題が書いてあります。
私はスクワットと、高齢者の腰痛予防トレーニングでした。

スクワットは自分で重さを設定し、何回か実施します。
その後2~3問、質疑応答。
内容は、バーの設定の位置を聞かれたような気がします。

模擬指導は、高齢者の腰痛予防トレーニング。
3人の大学生を高齢者と見立て、トレーニングを指導します。
「5つの種目を」という条件がありました。
緊張で何をやったかよく覚えていません。
制限時間は15分でした。

模擬授業は頭が真っ白になりました。
スクワットは今の私が採点すれば、おそらくダメだったかもしれません。

その後は、面談。
緊張はMAXの領域に突入。
いつも言い慣れているはずの「加齢による変形性膝関節症」が言えず
「高齢者の膝痛」としか言えませんでした。

その答えは、間違ってはいませんが、あくまでも上級試験。
今、思いだしても赤面です。

試験終了後、緊張から一転「落ちた」という絶望の気分に変わりました。

受験を決めた時から、勉強はしてきていました。覚悟を持って臨んだのですが、この始末。ショックでした。
「なんのために、ここに来たのだろう」とも。

試験の後、本厚木駅のホテルにもう一泊したのですが、その時の様子は、よく覚えていません。よっぽどショックだったんでしょう。
苦い夜ならぬ、覚えていない夜でした。

 

結果は何とか合格。
うれしいというよりも、ほっとしていたのが正直なところでした。
と同時に

「もっとやらなきゃ!」

と、闘志に火が付きました。
結構、私は単純です。
機関紙にインタビュー記事も載りましたし、
しょぼいことはできません。

やっていくしかない、と決意を新たにしたのでした。

 

私にとって、東海大学湘南キャンパスはそんなところです。
合格した思い出の場所というよりも、緊張の場所でした。

 

昨年9月、私の受験番号の、後ろだった方と再会しました。
彼のセミナーに出たのです。
試験後、数回メールのやり取りをしましたが、次第に、ご無沙汰に。
彼も合格して、業界でも有名な方になっていました。

ここは私のターニングポイントの一つ

東海大学湘南キャンパスは、私のターニングポイントになった場所の1つです。

試験会場だった15号館

 

私には、この仕事をはじめるにあたって、ターニングポイントになった思い出の場所が3つあります。

1つは東海大学湘南キャンパス。書いてきたように、上級資格にチャレンジして、合格したことによって、少し自信がつきました。
試験後は、落ちたと落ち込みましたが。
自信や、実績は全くありませんでしたが、この道で行くと覚悟ができました。

2つ目は、大阪の土佐堀にある大阪YMCA国際文化センター。
ココの9階の教室に何往復もしました。
14年前、健康運動指導士の養成講習をココで受けたのです。

当時は1週間を3回、講習を受けました。前後の宿泊を含め、30日近く大阪に泊まりました。
無職でしたから、日数はあまり気にはしませんでしたが、お金の不安と将来に対する不安に、ときどき押しつぶされそうになりました。

何とか合格することができ、13年間の素晴らしい職を得ることができました。

パイオニア⇒「これからもパイオニアとして頑張って欲しい」が私の原動力

最近は、行っていませんが、以前はよく、YMCAのビルをみに行っていました。
仕事に煮詰まったときに、初心に戻るために行きました
気持ちを新たにする、そのためだけに、行ったことも何度もありました。

 

あと1つは、京都文教短期大学。
ココはNSCAジャパンの認定検定員の受験したところです。

研修などで何度も行ったことがあり、なじみのある場所でしたが、苦労して受験した会場でもあるからです。

2回目で、何とか合格することができました。
この受験のおかげで、オリンピックリフティングに出会いました。オリンピックリフティングをデモンストレーションできて、指導できるといった、人との「違い」を出せるようになりました。
その結果、仕事の幅も確実に広がりました。

 

この3つの場所は、思い出の地であると同時に、私のターニングポイントになった場所でもあります。

 

今回は、その1つである、東海大学湘南キャンパスを訪れることができました。
当時の気持ちを思い出し、今一度、気合を入れなおします。
そして、次回、再び訪れる時は、今より、1ミリでもパワーアップできているよう、決意をあらたにしました。

そのような場所は、みなさんにも、あるのではないでしょうか?
そんな場所を、ときどき、訪れてみるのもいいかもしれません。

 

【編集後記】

昨日は懇親会に参加。2時間で終了しましたが、
有志で2次会へ。
アルコールも食事もいただきましたが
セーブモード。
それ以外は楽しい時間でした。
思いっきり飲み食いできればもっと
楽しかったでしょうが、仕方ありません。

 

【昨日のOnce a day】1日1回新しいことを

・アパホテル伊勢原駅前
・レストラン141
・懇親会場所「さざん屋」
・網浜太郎

おしらせ 2  
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