もうすぐ冬です。ウインタースポーツを楽しみにしている人は待ち遠しいのではないでしょうか。もし今シーズン、スノーボードや、スキーが上手くなりたいと思ったら、シーズン券の購入をおすすめします。
＊シーズン券（ほんの一部）
スノーシーズンまもなく到来
富士山にも初冠雪が見られ、もうすぐ冬です。スノーシーズンがまもなくやってきます。
今シーズン着用するウエアや新しいマテリアル（スキー板やボードの板、ブーツなど）が、そろそろショップに届き、早くシーズンが始まらないかと待っている人も多いのではないでしょうか。
私は今年、ウエアやマテリアルを新調していないので、グッズに対するワクワクは少ないのですが、やはり気になります。
スキー場のシーズン券の案内が来たので、さっそく証明写真を撮り、今年も申し込んできました。
20年近く毎年、シーズン券を購入していることになります。
いつもこの時期になると
「スノーボード上手くなるにはどうしたらいい」とか、
「スキーのバッジテストを受けたいんだけどどうしたらいい」
など聞かれます。最近は聞かれなくなりましたが、以前は
「インストラクターになりたいんだけど、どうしたらいい」
との相談もよく受けました。
上手くなるためには、
教えるのが上手い人に習うのが一番ですが、なかなか、そんな人に出会う機会はありません。
バッジテスト合格や、インストラクターになることが目標でない人にとっては、上手な人を見つけて習うのも大げさなことかもしれません。
では私はどのようにアドバイスをするのか。
「もしうまくなりたいと思ったら、シーズン券を買いましょう」
というようにしています。
お金がかかることですし、元をとれないかもしれません。
しかし、私はシーズン券を買ったことで多少なりとも、スキーやボードが上達し
人に教えるまでになったのは事実です。
私はシーズン券の購入をおすすめします。
シーズン券購入のすすめ
もし、スキー場に通える環境があって、もう少しスキーやボードが上手くなりたいと思ったらシーズン券の購入をおすすめします。
シーズン券と言ってもスキー場によっては高価なものや、いろいろな種類の券があります。
高価なところで15万円（新潟のロッテアライリゾート）、通常4万円前後です。
いろいろな種類というのは、
・そのスキー場だけの券
・複数のスキー場が利用できる、共通の券
・シルバーエイジ専用の券
・平日限定の券
などがあります。私は当時4万円前後の共通券を長い間、買っていました。
インストラクターになる前などは2つのスキー場の券を買っていたので、
6万円近くの出費だったと思います。
今は一つのスキー場で、4万円ほどのシーズン券を買っています。
さすがに15万円のシーズン券は今の私には買えませんし、誰でも簡単にはすすめませんが、
4万円前後の券ならば一度、投資をしてもいいかもしれません。
スキーやボードへの４万円の投資ならば、価値はあると思っています。
シーズン券購入のデメリット、メリット
4万円前後の投資、いわゆるシーズン券購入はとても価値があることだと思っています。
ボードやスキーが上手くなりたいならばシーズン券の購入をすすめていますが、デメリット、メリットもあります。
シーズン券購入のデメリット
・料金
シーズン券の料金を高く思うか、安く思うかは人それぞれですが、決して安くはありません。
ウインタースポーツは道具が必要です。購入するにしても、レンタルするにしても道具にお金がかかります。
ましてスキー場は町中にありませんから、移動にもお金がかかります。
また、スキー場によっては除雪協力金と言って、有料道路並みの交通料や
駐車代をとるところもあります。
シーズン券はあくまでもリフト代のみです。
ウインタースポーツはとにかくお金がかかるのです。
・元が取れないかも
これもお金のことになりますが、もし、そのスキー場に10回程度行かなければ、
1日券を買ったほうが安くなる場合があります。
いわゆる元が取れない可能性があるのです。
その都度、1日券を買ったほうが安いこともあります。
私は6年前、スノーボードで大けがしてしまい即入院。
そのシーズンは再び雪上には立てませんでした。
シーズンが始まり、4日目で入院でしたから、1回のリフト代が1万円の計算です。
高価なシーズン券でした。懐も、カラダも痛いシーズンでした。
極端な例ですが、元をとれない可能性があります。
・シーズンが短い可能性も（雪不足）
自然相手のスポーツです。いくら意気込んでいても雪には勝てません。
スキー場によっては、営業が短い時もあります。
もちろん営業日0ならば返金されるでしょうが、雪不足のため1か月しか営業しなくても
返金はないでしょう。
私は過去に30日前後で営業停止の時がありました。
石川県でもシーズンによっては営業できないスキー場もあります。
雪が降らないというリスクです。
・他のスキー場に行くときに別途料金がかかる
シーズン券のスキー場だけならばいいのですが、友人との付き合いなどで
他のスキー場にも行く場合があります。
その時は、もちろんそのスキー場の1日券を買わなくてはいけません。
同時に、シーズン券の利用を1日無駄にすることになります。
これはゴルファーでもよくあることです。メンバー外のゴルフ場では、
プレー代が余計にかかります。会員権のところでやるのが一番安いでしょう。
私の場合、これまでシーズン真っ只中は、県外のスキー場には行きませんでした。
スキーとボードのスキー学校もあったからです。
シーズン券購入のメリット
お金に対するデメリットが多いのですが、メリットもたくさんあります。
メリットがたくさんあるので、購入をすすめています。
・一人で行くことができる
シーズン券がなくてもいいのですが、スキー場に一人「でも」行くことができれば
ボードやスキーは上達します。
シーズン券があればさらに行きやすくなります。
私は社会人になったばかりの頃、車はセダンでした。
親友が4WDのレガシーに乗っていたので、スキー場にはいつも乗せてもらっていました。
友だちと一緒に行っていたのです。しかし、友人の都合が悪いときは一緒に行けません。
私は都合がよくて、天気もいいのに、行けないのは残念な気持ちでした。
一人で行けばいいのに、友人と友人の車をあてにしていたのです。
そんなことが数回続き、思い切って一人で行ってみました。
友人たちと一緒ならばとても楽しく、今となっては青春の思い出です。
しかし、いくら友人だからと言っても一緒に行けば団体行動です。
最後まで滑りたくても、休憩をしたくなくてもできないのです。
それではやはり上達はしません。一人で行くようになり、技術は上達しました。
行きたい日に行って、好きなだけ滑るのですから当然です。
スキー場には女性一人で来ている人も多いですが、スキーにしろ、ボードにしろ
上手い率は高いです。旦那さん、彼氏、友人たちの予定に合わしていないのですから、
好きなだけ滑ることができます。
上手いから一人で来るのか、一人で来るから上手くなるのかわかりませんが、
一人でも来るのは上達の近道です。
・天気が悪くても行ってみることができる
その都度払いだと、天候が悪ければ、1日券や半日券を買うのが、もったいなく感じるものです。
自宅を出るときに、雨が降っていたり、猛吹雪だったりすれば、スキー場もそうだと思って行かなくなる可能性もあります。
たいへんな思いをしてスキー場に行っても、荒れた天気ならば
リフト券を買うことが、もったいなくなるからです。
もし買っても、天候が悪く、すぐにやめれば損をした気分になります。
スキー場に行くかでためらい、券を買うかでためらいます。
結局、行かない、買わないになります。
シーズン券があれば反対です。
「とりあえず行ってみよう、とりあえず1本リフトに乗ってみよう」
となります。
案外、下界よりもスキー場のほうが天気のいい時もあるのです。
シーズン券があれば行く回数は確実に増えます。
私も年に数回、スキー場の駐車場まで行って帰ることもあります。
・すぐにやめられる
もし、滑っていて天候が悪くなったり、調子が悪かったり（技術的な調子）した場合、
すぐにやめることができます。
もしその都度払いで、1日券を買っていたならば、数本だけ滑って帰るのは
もったいなく思うのではないでしょうか。
私も他県で滑るときは、少なからずもったいない気がして、無理してでも滑るときがあります。
すぐにやめられないのは、私だけかもしれませんが。
そのせいで体調を崩したり、ケガをしたりしてはもったいないです。
シーズン券ならば1本滑っただけでもやめられます。
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このように、デメリットもありますが、メリットもたくさんあります。
多くの方は仕事をしていて、休日も限られています。
休日もすべて趣味（スキー、ボード）に使うわけにはいかないでしょう。
もしかして、割引券などを上手く使い、行ける回数を仮定すれば、
シーズン券は割高かもしれません。
例えば、どうしても2日間しか行けない、車などで気軽に行けない場所にスキー場があるならば、
もちろんシーズン券はすすめません。
しかし、スキー場がある程度近くにあり、日数もいけるようだったら、
シーズン券の購入も選択肢の一つです。
スキー場に行けば行くほど、ある程度まで上達します。
サブスクリプション（定額課金）は上手く使いこなせないものです。
⇒24時間ジム。いつでもいけるは、いつでもいけない。
しかし、シーズン券を上手く使えば、上達の可能性は高まります。
まして、ある程度の金額を一括で払うのですから、上手くなりたい意気込みはMAXでしょう。
間もなく冬です。
スノーシーズンが楽しみです。
【編集後記】
金沢マラソン、私の身内も完走でした。
誰もが良かったという金沢マラソン。
3年後走ろうかな。
（3年後と言っている時点でやる気なし）
【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを
ナニワや （家族で）
