腹筋にいつもと違った刺激を。「プレスクランチ」トレーニング

腹筋を鍛えるトレーニングはバリエーションが少なく、すぐに飽きてしまいます。
「プレスクランチ」で腹筋にいつもと違った刺激をあたえましょう。

プレスクランチ*モデル トレーナーTさん

 

違った刺激が必要

同じトレーニングを続けていても、カラダは次第に慣れてきます。
カラダを鍛えたければ、違った刺激も必要です。

 

 

おなかや体幹部を鍛える腹筋トレーニング。
腹筋トレーニングには、あまり種類がなく、飽きる人が多いと聞きます。

・やる回数を変える
・やるセット数を変える

など工夫をしても、限界があります。
(100回を100セットといっても限界がありますし)

同じ種目、同じ刺激にはカラダはすぐに慣れてきます。
(それが人間のすごいところです)

同じ種目ばかりをやっていると、ただの習慣、もしくは惰性ということも。

継続することは大切ですが、カラダに違った刺激をあたえないと、カラダは変化していきません。


私は高校生や選手にはいろいろな腹筋をやってもらっています。
腹筋を鍛えるというより、体幹部に刺激を入れることが目的です。

これも上記と同じで、いつも同じ種目だとその刺激に慣れてきます。
「スイッチの入りが鈍くなる」
と表現しています。

刺激に慣れてきたなと思ったら、違う種目に変更します。
その中でもよくやるのが「プレスクランチ」です。

 

プレスクランチの要点

おもりを使った「プレスクランチ」をやってみましょう。

 

 

プレスクランチの要点を紹介します。

1、膝を曲げて仰向けになります。
足裏全体を床につけておきましょう。

 

足を浮かすクランチもありますが、ここではおもりを使うので足はつけておきます。
慣れてきたら足上げバージョンもやってみましょう。

2、ダンベルを縦にします。
ダンベルの上の内側を、両手で包むように持ちます。

しっかり持たないと、ダンベルを顔や胸の上に落とす可能性があります。
ダンベルは慎重に持ちましょう。

3、腕を伸ばし、ダンベルを胸の真上に持ち上げます。

プレスクランチスタート肘を曲げてしまうと胸に刺激が入ってしまいます。
腹筋に刺激を入れたいので肘は伸ばしましょう。

 

4、ダンベルを天井に向かって押し上げるように上体をあげます。

プレスクランチ肩甲骨の下が、床から離れるくらい上体を持ち上げるのが理想です。
腰まで上げるとシットアップになってしまいます。

上げるのは肩甲骨の下までです。
(上背部ともいいます)

また、腕が斜め方向に向くのはNGです。
(あえて斜めに構えることもやりますが)

プレスクランチNG*バーベルを持ち上げる方向が違うフォーム

 

5、上体を床につけるように戻した後、すぐに動作を繰り返します。
注意点としては床に肩がついたとき、休まないようにしましょう。

 

反動を使って起き上がるのも腹筋に刺激があまり入りません。

ダンベルではなくても、OK

もしダンベルが重ければ、持ち上げるものをかえましょう。なんでもOKです。

 

 

・ペットボトル
・軽いプレート
・大きなボール

などでも、ダンベルのかわりになります。
写真ではケアに使うフォームローラーを使っています。

FRを使ったプレスクランチ


またダンベルが軽ければ、おもいものに変更します。

・おもいプレート
・メディスンボール
・ケトルベル

など、落下に注意してやってみましょう。

友だちは自分の子どもを「たかい、たかい」のかわりに持ち上げていました。
(子どもには大好評です)


腕を伸ばしておもりを使った「プレスクランチ」。

バリエーションのひとつに加えていただければと。

 

 

【編集後記】

今朝は8時からスタッフ研修セミナーでした。
いろいろなポジションでおこなうパワートレーニングを
紹介しました。
いつもは19時30分スタートですが、いつも長くなってしまいます。
ジムは10時から営業ですから、研修は時間どおりに「ピタっ」と終了しました。
凝縮した研修になりました。


朝にやるセミナー、とても気に入りました。

 


【昨日のOnce a day】 一日一回新しいことを

・エッグプレート
・wena3でタッチ決済

・Amazon prime video(吹替版)
間違ってレンタル、キャンセルできず

 

おしらせ 2  
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