「それ知っている!」は危険な言葉。もう一度しっかり聞いて確認してみましょう

セミナーに参加したときに、講師の先生が自分の知っている話をしたとしても、「それ知っている話だ」と思わないようにしています。
知っている話だと思った瞬間、思考が停止して、新しいこと吸収しなくなるからです。「それ知っている」と思ったときは危険だと思うようにしています。そしてしっかり聞くことを心掛けています。

*覚えているつもりでも覚えていない

セミナージプシー、セミナージャンキー

新しい知識を得たいと思ったとき、多くのセミナーに参加したくなります。新しい技術や資格を得たい時も同様です。
だんだんセミナーを受けることが快感になり、セミナージプシー、セミナージャンキー(中毒)になることもあるでしょう。

 

そんな時も必要で、大量にインプットする時期を持つことは大切です。
しかし、次第に知っている話を何回も聞くようになってきます。

・以前聞いた話
・よく聞く話
・知っている話

などが増えてきて、目新しい情報を得ることが少なく感じられる時がくるかもしれません。

私も以前は、ありとあらゆるセミナーを受講していた時期がありました。
いわゆる、セミナージプシーでした。
はじめのうちは毎回、とても新鮮で刺激があり、得るものもが多かったのです。
しかしそのうち、上記のように、知っている話を多く聞くようになってきました。

今思えは生意気ですが、「その話、知っている」「あの話、聞いたことがある」
となってしまっていたのです。

 

そんな時期もありましたが、今は聞いたことがある話だからこそ、
しっかり聞くようにしています。
「知っているつもり」が一番ダメだと気がついたからです。

 

コンビニの看板

「知っているつもり」が一番ダメだと思うようになったのは、コンビニの看板の話を聞いたからです。

 

私が聞いたのはローソンの看板の話でしたが、丸パクリになるので、
お店を変えて、私のオリジナルで質問をしてみます。

みなさんに質問です。
「コンビニにはよく行くと思いますが、ファミリーマートの看板を覚えていますか?」

「Family Martの文字は何色ですか?」
「上下にあるラインは何色と何色ですか?」
「上と下の線の太さはどうですか?」
「上と下の線、太さが違うとしたら細いのはどちらの線ですか?」

まだまだ質問はできますが、答えられたでしょうか。

思いのほか、わからなかったのではないでしょうか。
私もブログを書くにあたり、じっくり見ましたが、全然覚えていませんでした。

 

ファミリーマートは自宅の近所にあり、よく行くコンビニです。
知っているつもりでしたが、結局はよく知っていなかったのです。
*下のラインはブルー、上より細いラインです

「知っている」からこそ、もう一度聞く

コンビニの看板のように、知っていると思っていても、あまり覚えていないこともあります。
「知っている」からこそ、もう一度見てみることも必要ではないでしょうか。

 

私は、よく行くコンビニですら覚えていないのに、2、3回だけ聞いた話を
しっかり理解しているわけがないと気がついたのです。

・ちゃんと理解していない
・不確かに覚えている
・そのことを上手く伝えることができない

など、

・知っているつもり
・わかっているつもり
・できているつもり

は、とても危険です。
そして、「知っている」と思った瞬間、
考えること、聞くことを自然に停止させてしまうのではないでしょうか。

せっかくの復習の機会、確認の機会を自ら停止してしまうのは
とてももったいないことです。

自ら停止しないようにすれば、知っている話や、一度聞いたことのある話も
新鮮に聞くことができます。
私も実践するようになってからは、セミナーの受け方が変わったような気がします。

話を聞いたときに「知っている・聞いたことがある」と思わないようにすると
きっと、新たな発見があるかもしれません。
参考にしていただければと思います。

 

【編集後記】

今日は1日講習会のお手伝いでした。
一つ一つとても参考になり、明日から取り入れたいことばかりでした。
良い刺激を受けた1日でした。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・ベスト8ならず(初のベスト16)

 

おしらせ 2  
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