選手にテーピングやケアをやっていない理由

ときどき、「テーピングやケアはやらないんですか?」と聞かれます。
私はテーピングテープを巻くことや、試合・練習後のケアをする仕事は
やっていません。
その理由をまとめてみます。

*テーピングテープ

 

「テーピングやケアはやっていません」

ときどき「試合に帯同してテーピングや、試合後のケア(ストレッチなど)をお願いできませんか」
と、依頼がきます。
私は「すみません、やっていません」とお断りをしています。

 

トレーニングに関わっている人 = トレーナー
トレーナー = テーピングやケア(マッサージ)をやる人

といったイメージがあるのでしょう。
私も長い間、思っていました。

・柔道整復師
・鍼灸師
・あんまマッサージ師
・理学療法士
・日本スポーツ協会アスレティックトレーナー

などの資格に挑戦して、治療のできるトレーナーを目指そうかなとも。

しかし、病院勤務を経てトレーニングコーチの道にすすみました。
治療のできるトレーナーではありませんし、
テーピングやケア、今はまったくやっていません。

 

やらない理由

やらない理由をまとめてみました。

不器用だから

不器用なのでテーピングは苦手です。

 

自他ともに認める不器用ですが、これでも一時期、テーピングの練習をしたことがあります。
しかし、何度やってもうまくいきません。

そもそもテーピングテープをきれいに手で切ることができません。
なかなか切れなくて、必ず二、三回切るところを変ます。

やっと切れたと思ったら、折れ曲がってしまい、テープどうしが部分的にひっついてしまいます。

上手くテープが切れないのですから、肝心な巻く作業までなかなかたどりつきません。

センスのなさを実感しています。
だからテープを巻きません。
いや、「巻けません」といった方が正解です。

 

ケアは治療家に任せたほうがいいから

テーピングもそうですが、ケアは治療家に任せたほうがいいと思っています。

 

国家資格である
・柔道整復師
・鍼灸師
・あんまマッサージ師
・理学療法士

には、ケア(マッサージを含む)が認められています。
もちろん資格によって制限はあるのですが、鍼灸師は針やお灸もできます。
あんまマッサージ師はもちろん、あんまやマッサージも。

柔道整復師は「捻挫・打撲・骨折・脱臼」を治療できますし。
もちろんドクターはなんでもできますが…。

国家資格を持っていない私がいくら勉強しても、
「できること・やれること」は限られています。
(法律的にも、です)

ケアは、その道の専門家がやったほうがいいでしょう。

 

テーピングよりトレーニングの勉強をしているから

テーピングやケアの勉強よりも、トレーニングやコンディショニングの勉強をしているから、
でもあります。

 

今はテーピングの勉強や練習、ケアの勉強はしていません。
それよりも

・オリンピックリフティング
・筋トレ
・プライオメトリ(ジャンプ)
・スピード
・アジリティ

などの勉強をしています。
それらの研修をたくさん受けていますし。
そして、それらが好きで得意でもあるからです。

今は好きで得意な勉強をしています。

トレーニングをサポートするのが仕事だから

私の仕事はトレーニングをサポートするコーチです。

 

やらない理由でも書きましたが、一時期、テーピングの練習をしたことがあります。
ちょっと真剣に…。
しかし、テーピングは諦めました。
なぜなら、上手くできないこともありますが、「べつに私がやらなくてもいいのではないか」
と思ったからです。

そして私はトレーニングのサポートがしたいからです。
苦手なことを練習するよりも好きで得意なことを
もっと勉強したいのです。

苦手なことを練習する私よりも、
得意で上手くできるプロフェッショナルはたくさんいるでしょうし。

「その分野は任せました。私は違うことをやります」
そう思えるようになったので、
「私はテーピングやケアはしません」
といっています。

(仕事のチャンス、いくつか、なくしましたけど)

テーピングやケアなど、なんでもできるトレーナーではなく
トレーニングをサポートするコーチを目指しているところです。

 

 

■今日のひとこと

昨日は朝にトレーニング。
そのあとファミレスで明日サポートする選手の
プログラムを作成。
スポーツショップでグローブを物色(ボード用)
ウオーキングを70分。
ウオーキングの間、天気もってくれました。

■Once a day(一日一回新しいことを)

・海老マヨとチキンカツの合い盛り定食
・段ボールノコ ダンちゃん  長谷川刃物
おしらせ 2  
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