中年ではなく働き盛り、高齢者ではなくシニア。言いかえて使っているわけ

「中年」「高齢者」という言葉はあまり使わないようにしています。
「中年」は働き盛り、「高齢者」はシニアと言いかえて使っています。

*ある体力テストの様子

 

「中年」と認めたくない…

これまでよく使っていた「中年」
ここ数年、素直に使えなくなってきました。

なぜなら、自分がこの年代に入ってきたからです。
中年の定義や年齢は決まっていないそうですが、
厚生労働省によるとおおむね45歳から65歳くらいまでを中年期とよぶそうです。
(私の知る限りですが)

私も年齢がその年代に入ってきたときから「中年」という言葉に
抵抗感を覚えるようになりました。
たぶん。
(それから10年たちましたが…)

以前のようなキレやスピード、パワーは落ちていますが、
まだまだ動ける自信はあるので、なおさらかもしれません。

いつも若い選手や高校生と接しているので
「気分だけ」若い気になっているのも事実です。
そのため、どうしても「中年」という言葉に抵抗があるのです。
(手前勝手ではありますが)

私も講師をする機会がある「中高年の体力づくり教室」
このタイトルだと私は参加したくはありません。

それらの理由から、私が講師のワークショップやセミナーでは「中年」「高齢者」
「中高年」という言葉は極力使っていません。

テキストに載っている言葉を使わないといけない場合や
主催者からお願いされたタイトルでは仕方がありませんが。

それでもセミナーの中では、
「これらの言葉は使わないようにしています」
と、参加者のみなさんに伝えています。

人から言われて
・少し抵抗がある
・素直になれない
・違和感がある
言葉はなるべく使いたくないからです。

 

「高齢者」も同じ

「高齢の方」も同じです。
だれもが自分のことを口では

・高齢者
・後期高齢者
・お迎えを待つ身
・棺桶に足を突っ込んでいる
・おじいちゃん
・おばあちゃん
・もうポンコツや
などと言います。

ですが「自分はまだ若い」と思っているのも事実です。
最近の方は実年齢より若々しいですから。

先日、テレビでインタビューに答えていた人。
名前の下に年齢も表示されていました。

それを私の横で観ていた人が、「うわぁー年寄りや…」と。
そう言った本人との年齢は、2歳しか離れていませんでした。
(私の母なのは内緒です)

自分でいくら「高齢者」「後期高齢者」と言っていても
「中年」を素直に受け入れない私のように「高齢」のみなさんも同じです。
仕事で13年間、年配の方と接してきた私の実感でもあります。

そのため言葉を言いかえて「シニア」や「年長者」などを使っています。
セミナーなどでは「先輩方」とも言います。
(私もそう言える年齢になってきましたし)

これが「高齢者」とよばないようにしている理由です。

 

好き・きらいでもいい

言葉の言いかえは、たんなる好き・きらいでいいと思っています。

 

「中年」、「高齢者」という言葉を特に気にしていない世代の人もいるでしょう。
セミナーの題名や、本のタイトルでもよく使われています。
たれが見てもわかりやすい言葉ですし。

では「働き盛り」や「シニア」はどうでしょうか。

「働き盛り」と言っても20代後半の人も働き盛りですし、
70歳を超えてもバリバリ働いている人もいます。
年齢に幅があり、定義もあいまいです。

一般的に年長者をさす「シニア」。
ジュニアに対してシニアですから、年齢に幅があります。
これもあいまいです。

「はっきりしないと気持ちが悪い」人もいるでしょう。
私ははっきりしないからこそ、いいと思っています。

私が言いかえるのは、単なる好き・きらいによるものです。
もちろんどちらの言葉がいいとか悪いとかはありません。
ほかの人が使うのもイヤだと思いませんし。

私は「働き盛り」や「シニア」の言葉の方が好きというだけです。

・好きな言葉に言いかえて使う。
・あえてその言葉を使わない。
おもしろいので、やってみるのもいいのではないでしょうか。

 

 

 


■今日のあとがき
3/20(水)9時からファミレスで仕事。
休日なのでお客さんも多くなり、早めに退散。
自宅に戻り続きを。
スポーツ店に行き仕事用ウエアを購入。
仕事上、古いウエアはカッコ悪いですし。
今後ウエアのスポンサーを探していきます。
好きなメーカーのウエアを着たいので
スポンサーはワッペンにして貼ります。

 

■Once a day(一日一回新しいことを)
・ダンボールカーディガン wmb
・Apple Music

おしらせ 2  
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