応援が少なくてもやってみる。応援する仲間が少なくても応援してみる

何かをやろうと思ったとき、応援してくれる人が多ければとても心強いです。誰かを応援しようと思ったとき一緒に応援する仲間が多ければ安心です。しかし、いつも仲間が多いとは限りません。
応援してくれる人が少なくてもやってみること。一緒に応援する仲間が少なくても応援をしてみること。この2つは大切ではないでしょうか。

金沢市民野球場1塁側スタンドにて

 

400分の4

今夜もBCリーグ石川ミリオンスターズのナイトゲームの観戦に行ってきました。
観客人数は約400人。対戦チームの応援は4人だけでした。

 

 

本日18時より、金沢市民野球場にてBCリーグ

「石川ミリオンスターズ対オセアン滋賀ユナイテッドアローズ」

のナイトゲームが行われました。
私はいつものように19時頃に球場に着きました。

日が暮れてから行って21時前に帰る。ナイトゲームの楽しみ方
石川ミリオンスターズ。ナイター観戦は気持ちがいい

今日はペア観戦Dayといって、ファンクラブの会員が同伴で来ると1名が
入場無料になる特典や、先着300名に野菜生活100(カゴメ)がプレゼントされることもあり、
いつもより人が入っていました。普段は先着300名のプレゼントであれば私が19時頃に行っても、
プレゼントはもらえます。
夏休みプラス土曜日だからなのかもしれませんが、観客はいつもよりも多いようでした。

スタンドの上のほうの席に座ると1塁側スタンドから大きなトランペットの音が聞えてきます。
1塁側は対戦チームのベンチ上スタンドですからトランペットはユナイテッドアローズの応援です。
なんと広い1塁側スタンドには4人の応援団しかいませんでした。

男性2人小学生低学年らしき男の子2人の合計4人です。
子どもたちは大人と一緒に大きな声で応援歌を歌うなど
応援をしているのです。

対戦する富山、福井は県外といっても北陸3県です。
石川県は富山、福井の間に挟まれているので、富山・福井の応援団はたくさん来ます。
ADVANCE-West(プロ野球でいう、イースタンリーグ・ウエスタンリーグ)にはあと信濃(長野)と滋賀が所属しているのですが、距離があるため応援は少ない傾向にあります。

今日は対戦相手が滋賀なので、滋賀の応援が少ないのはしかたがありません。
滋賀の応援は400人中4人でした。

 

応援が少なくてもやってみる

私たちが何かに挑戦してみようと思ったとき、それを応援してくれる人が少なければ、挑戦に対して二の足を踏むことが多いのではないでしょうか。しかし、やってみようと強く思ったことは、応援が少なくてもやってみなければいけません。

BCリーグは正式には「プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグ」といいます。プロですから応援が少なくても、または全くいなくても試合をしないわけにはいけません。
しなくてはいけないのです。

今回のように完全アウェイで、やりづらいでしょうが、試合をしないわけにはいけません。
そして応援が4人だからといって「すねる」わけにもいけないのです。

BCリーグの選手はどうでしょうか。プロ野球選手といっても、巨人軍や阪神タイガースのようにNPB(日本プロ野球)所属の選手ではありません。
独立リーグは球団によって待遇の違いがあるでしょうが、10か月分の給料しかもらえません。
シーズンオフはスポンサー先でバイト生活を送ります。
それでもドラフトで指名されればいいのですが、その保証はありません。

「一般の会社員になったほうがいいよ」といわれてきたはずです。
選手の身近な人全員がNPBの選手を目指すことを、応援してくれていたわけではないでしょう。

それでもNPBを目指してBCリーグに入ったのです。

BCリーグの選手は
「応援が少なくても挑戦している」その代表ではないでしょうか。

 

一緒に応援する仲間が少なくても応援してみる

もし賛同してくれる仲間が少なくても、不安にならず自分が
「これだ」と思ったときには応援をする勇気が必要です。

 

滋賀から来たであろう4人の応援団。一緒に応援する仲間が4人だけでも大声で応援しています。
トランペットを持ってきているのですから、ホーム球場でも応援しているのでしょう。
金沢での応援が2人だろうが1人だろうが応援はしたでしょう。
彼らのケースは特別かもしれませんが、私たちの生活でも似たようなことはないでしょうか。

例えば、みんなが嫌っている人を好きだったり、みんなが嫌っていることが平気だったり
することはないでしょうか。

「みんなはそう言うけど私はこちらがいい」などと、はっきり言えばいいのでしょうが、
なかなか言えることではありません。

私も以前は心の中で「ごにょごにょ」思っていましたが、多くの人の意見に従っていました。

「コーヒー5つ」の注文に「えー私はウーロン茶」となかなか言えなかったのです。

みんながイイといえばそれに従い、みんながダメといえばそれに従っていたのです。
決して以前の私は滋賀の4人にはなれなかったのです。

・変わった人
・あの人だから
・少数派
・変な人
・こだわりの人
・個性的
・あくが強い

などと言われるのがイヤだったのです。
しかし最近は違います。なんでも反対のことをする天邪鬼(あまのじゃく)
ではありませんが、

・自分がイイと思うことを素直に選ぶ
・どちらでもいい場合は少ないほうを選ぶ
・新しいものを選ぶ
・変わったほうを選ぶ

ようになりました。

これまでと違い、人とあまり協調する必要もなくなりました。
会社を辞めてフリーになりましたし。

トレーニングコーチが仕事ですから、人から選ばれなくてはいけません。
「変わった人」や「少数派」といわれることが、「違い」になります。
違っていることを気にしてはいけないのです。

 

周りをあまり気にせず、今日の滋賀の応援団のように400分の4を目指します。

 

【編集後記】

お盆が過ぎ、すこしずつ涼しくなってくるのでしょうか。
今日のナイトゲームのスタンドには涼しい風が吹いていました。
高校生もこんな環境でプレーさせてあげたいですね。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・prime video 「ロストボディ」 「エビデンス」

おしらせ 2  
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