社会人になったからこそトレーニングをしましょう

この春、高校や大学を卒業して社会人として競技を続けようかなと思っている人も多いはず。社会人で競技をする人こそトレーニングをしなければいけません。

 

どのレベルで競技を続けるのか

人それぞれ競技を続ける目的が違います。

・オリンピアンを目指す、日本一になるために企業やチームに誘われた
・一般会社員や自営業をしながら日本一や都道府県1位を目指す
・やめるのはもったいないから、先輩や友達に誘われてチームに入った
・愛好家でいい、時々、友だちと試合や大会に参加したい など

オリンピアンや日本一を目指す社会人は、ほとんどが時間や、環境、サポート体制がしっかりしているチームや企業にいることでしょう。これまでどおり、時間とNo1になるための情熱を競技に注いでください。引退まで悔いなく努力してください。
今日のブログ「トレーニングをしなければいけません」とお伝えしいているのはそれ以外の人に向けて書いています。

地元や地域ブロックではまずまずだけど、日本一は難しいな。高校も大学も2番手だったし。
日本一目指しているけど一般企業入ったし、仕事忙しくなりそうだな。
まだまだ競技続けたいし、先輩のチームでサンデーリーグに参加してみようか。
大学は違った競技やっていたけど、社会人になったらこのスポーツやりたかったんだ。

など、そういった人が多いのではないでしょうか。

ケガをしないためにトレーニングする

以前ブログで書いたように競技人生はそんなに長くはありません。新社会人や、まだ競技を続けている社会人にはあまり実感はないでしょうが、ずっと続けられる保証はどこにもありません。会社が変わる、仕事が変わる、家庭環境が変わる、病気になる、そんなこと、いつまでもやっている暇ないですぅ~。という日が来るかもしれません。

だから、今が一番楽しいとき、心身ともに絶好調のとき、まだまだ上手くなれると感じている時間を大切にしましょう。そのためにはケガをしないことが一番です。ケガは確実に時間を奪っていきますから。
ケガには

・試合中のアクシデントによるもの
相手にぶつかってしまった、相手にあてられてしまった、顔面パンチされたなど
・競技練習しすぎによるケガ
走り過ぎて膝痛めた、テニス肘になった、ゴルフ肘になった、肉離れになった、などなど

そして
・日常生活の不注意によるケガ
包丁で指切った、壁に膝ぶつけた、車止めに足をひっかて転んだ、
などなど
(指導先の高校生は体育の授業で骨折していました)

試合や練習中のアクシデントや日常生活の中でのアクシデントは防ぎようがありません。
しかし競技練習のやり過ぎによるケガ、練習をしないためのケガはある程度防げるでしょう。

6年前スノーボード練習中に骨折しました。1シーズン
スノーボードのインスラクターができませんでした。

競技を長く楽しむためにウエイトトレーニング

じゃあ何をしたらいいんだ。
朝か夕方、走っているよ。
ウォーミングアップをしっかりやっている。
練習後やふろ上がりにストレッチをしっかりやっている。

と言われるかもしれませんが、ウエイトトレーニングはやっていますか?
上の4つはもちろん大事です。ジョギングは心肺機能を維持、もしくは向上させますし、ウォーミングアップは試合や練習前に神経の反応をよくします。ストレッチはセルフケアの習慣がつきます。でもそれだけでは競技練習に耐えうる強い身体はつくれません。

格闘技や、ラグビーなどの衝突するスポーツをやっている人は、多少ぶつかっても大丈夫な筋肉の鎧スーツをつけましょう。マラソンランナーは長時間、反復させられる関節を守るために筋肉をつけましょう。その他の競技は上半身だけ、下半身だけ鍛えるのではなく両方鍛えましょう。

そうすると反復練習に耐えうる強い身体ができ、鎧ができ、筋力・体力の向上も期待できケガの予防にも繋がります。
その結果、大好きな競技が思う存分、少しでも長くできるかもしれません。
こんなに、いいことはないのでは、ないでしょうか。ウエイトトレーニングはきついけど。。

時々、何もしなくても全くケガをしない化け物もいます。
普通じゃないから化け物なんです。普通人はトレーニングをしてケガをする可能性をできるだけ下げましょう。

なぜなら「無事これ名馬」なんですから。

 

おまけ

社会人バスケットボールクラブから今年も仕事のオファーがありそうです。
このチームも強いんですが私のトレーニング指導は多くて1時間の月2回。
効果は微妙ですが、トレーニングはしなければいけない、という心意気に
私も何かこたえなければと。

 

 

 

 

 

 

おしらせ 2  
タイトルとURLをコピーしました