時間をかけて目の検査。メガネ店が行なうトータルアイ検査

メガネ店「メガネスーパー」に行ってきました。コンタクトレンズやメガネの購入ではありません。目的は前からやってみたかった「トータルアイ検査」。1時間20分かけて、目の検査をしてきました。

近視✕乱視✕老眼

大学生の頃からコンタクトをしています。はじめは近視だけでしたが、20代後半の頃から乱視が出てきました。
そして昨年、老眼デビューしました。見えにくくなっているのを感じるので眼科で
ときどき検査をするのですが、検査の結果、今まで通りのコンタクトの度数に落ち着きます。
メガネ店がやっている有料の目の検査があると知っていたので受けてみることにしました。

 

普段の生活はコンタクトをしています。コンタクトをつけて、自動車免許の更新がギリギリできるレベルですが、これまで日常生活には支障はありませんでした。

しかし、残念ながら年齢には勝てず、乱視も強くなり、最近は老眼もでてきました。
晴れた日の運転は遠くの標識もしっかり見え、不自由はないのですが、雨の日の夜は少し見えにくくなってきました。

講習会などでのスライドも見えにくくなってきました。
これは乱視の影響です。何とかコンタクトで矯正しようと試みましたが、乱視の度数をあげてしまうと気持ち悪くなるのです。

気持ち悪くならないことを優先にして、乱視の度数をあげないでおくと
今までのコンタクトの度数におさまるのです。

さらに困っているのが昨年デビューした老眼。
パソコンで作業をしていて突然、小さい文字が見えなくなったのです。
当時の部下に「今、老眼になった!」といったぐらいです。

近視は老眼にならないというのは全くの嘘でした。

老眼になって困るのが、手元の小さい文字。
説明書の小さい文字はアウトです。そして新聞と本の文字。
最近は電子書籍で読書をしているとは言え、専門書などの多くは紙の本。
長時間は読みたくなくなるのです。

読書量のトータルは変わっていませんが、完全に専門書を読む量が減りました。
一般的な本によるインプットはしていますが、専門に関わるインプットは減っているのです。
これはプロとしては死活問題です。何とかしなければと思っていました。

ハズキルーペや簡易的な老眼鏡も考えましたが、それで大丈夫か少し不安です。

眼科では視力の検査をしてくれますが、いつも変わらず、片方の目に棒をあて、ひらがなを読んでいく検査です。検査用メガネにレンズを入れ替えていき見やすくなったところで視力確定。
検査が終わるのです。
仕方がないことですが、じっくり話を聞いてもらえる時間がないのです。
その検査中は視力が安定せず、見えなかったり見えたりすることがあり、
いつもストレスです。

そこでメガネスーパーでやっている「トータルアイ検査」をやってみようと思ったのです。

「トータルアイ検査」トータルアイコース3千円

はじめて眼科以外で目の検査をしました。メガネを何個も作りましたが
これまでは眼科で処方をもらいメガネ店に行っていました。
メガネ店では検査をしたことがないのです。
今回やったのが「トータルアイコース」です。検査項目が42もあり料金は3千円。
所要時間は60分でした。

 

実際の検査は1時間20分ほどで終了しました。
検査をどんどんやっていきました。詳細は覚えていませんが、やった項目をまとめてみました。

眼環境検査

要望相談シートに記入。シートに記入しながら、現状を上記のように話しました。

眼鏡力検査

持っているメガネのチェックです。J!NSで作ったお気に入りのメガネですが、度数はもう合っていないようでした。
きれいに掃除もしてくれました。

リラクゼーション

顔・肩・首・頭の4つを軽くマッサージしてくれます。
今日は3時過ぎまで起きていたので、目は疲れていました。
顔のマッサージは気持ちがよかったのですが、そのほかは遠慮しました。研修は受けているのでしょうが、カラダは触らせたくありませんでした。

眼体力検査

9つの検査をします。項目は合計で33項目。

・パーソナルチェック
・屈折特性
・近見視線チェック
・装着テスト
・視距離チェック
・視線調整力確認
・両眼運動機能
・色覚チェック
・遠見視線チェック

です。視力検査から始まり、赤色と緑色の見やすさチェック。
ヨコ線とタテ線が同じ太さに見えるようにする検査。
2つに見えるものを1つに見えるまでやっていく検査。
ヨコ線とタテ線を「十」の形にする検査
1つのものが2つになった瞬間を言う検査などたくさんしました。
どれがどれの検査なのかわかりませんが。

眼年齢検査

3つの検査、合計4項目です。

・眼年齢チェック
・調整力チェック
・近方視力チェック

です。これまた全然覚えていいません。上記の眼体力検査と
ごっちゃになっているかもしれません。

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合計42項目。両目で見たときの見え方にこだわった検査だそうです。
単に検査した視力だけではなく、生活の中での視力を重視した検査で、
運転やスポーツなどで、しっかり遠近感をとらえたい方にはこの検査は
いいと言っていました。

1時間20分以上の検査。へとへとになりながらも。アッという間でした。
「て・に・つ・く・と・り・け」などは死ぬほど言いました。
目が悪い人には見えにくい文字なんですよね。

 

視力矯正は妥協。しかし納得した妥協

1時間以上。42項目にもわたる検査をしてもらいました。結果、コンタクトはこれまで通り。
「遠くも近くもコンタクトでだけで」という私の希望はある程度妥協しなくてはいけませんでした。
コンタクトによる完璧な視力矯正は妥協しなければいけなかったのです。
しかし納得した妥協でした。

 

結果は「遠くを見るのも近くを見るのも」コンタクトでは不十分。
遠近用のコンタクトを使っても視力は出ないという結論でした。
今、使用しているメガネの度数をあげて、メガネの使用時にもう少し見やすくするのがいいということでした。

それらは眼科での検査結果とはあまり変わりありませんでした。
眼科の検査結果により、左の乱視が強く、乱視用のコンタクトを入れた時期がありました。
しかしランニングなど、カラダが上下するとき、看板の文字などが見えると気持ち悪くなりました。
慣れることも必要だと2週間続けたのですがやはりだめでした。

今回の検査でも同じでした。左目だけの場合(右目は使っていない状態)で乱視を矯正すると視力は出るのですが、両眼を使うと、見えにくくなるのです。それが気持ち悪くなる原因だろうということでした。

視線を合わせる目の筋力は正常です。両眼を使ってモノをしっかり見ているなどの結果も出ました。

またコンタクトをして遠くを見たい場合は、それ用のメガネを。
近くを見たい時はそれ用のメガネ(老眼)をつけることが理想だと言われました。
メガネをかけたくないからコンタクトをしているわけで、現実的ではないよねと、
私と担当の人の意見でした。

残念ながら妥協しなければいけないのです。

眼科の検査結果と何か違う結果や提案が出るのかと期待していました。
別途3千円もかけていますし。
しかし結果は同じでした。

・現状で我慢するか
・コンタクトの上からメガネをかけるか(遠く用)
・コンタクトの上からメガネをかけるか(老眼用)
・遠近両用のメガネの生活にするか

どこか妥協しなければいけないのです。

結果は同じでしたから、時間とお金をかけてしまってこの
「トータルアイ検査」は無駄だったという人もいるかもしれません。
現に何も新しいことがなかったので。

しかし私は受けてよかったと思います。3千円なんて「なんてお得だ」とも。

妥協でも「納得した妥協」をしないといけないと思ったからです。

・どうしてそうなのか
・私の希望はどうなのか
・例えばこうしたらいいのか
・なんでダメなのか
・どこを妥協しなければいけないのか

などが、検査の途中で話をしたり、質問したりできたのです。
結果が出る前にある程度、疑問が解決していました。
私の目の特徴や、クセなどが分かったのです。
自分の目の現状を知るいい検査だったのです。

眼科がダメで、ココがイイとか言っているのではありません。
眼科では視力の検査に1時間も時間をとれません。
ココは、視力は丁寧に検査できますが、目に潜んでいる病気を発見することは難しいでしょう。

目に病気がなければ、視力検査はどちらでもいいのです。
私の場合、結果は同じでしたから。

でも私は、トータルアイ検査をしてよかったと思いました。
1時間も時間をかけてもらい、素朴な疑問もたくさんできましたし。

 

目が悪い人は、コンタクトやメガネをしているのに見え方が悪いとストレスです。
私も字幕やパワーポントなどの文字や、本などの文字が見えにくかったりすると、
もう何もやりたくなくなることがあります。

レーシックという手段やスーパーメガネ、スパーコンタクト
が出るのを待つという考え方もありますが、
何かを妥協してストレスを少なくするのもいいのではないでしょうか。

私は普段用の中近レンズ(累進レンズ)を購入して妥協します。

 

【編集後記】

今日は新しいことラッシュでした。
よく忘れるので、メモの取り方の工夫を試行錯誤中です。
結果が出たらブログで書きたいと思います。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・友人Oさんとさし飲み
・サイゼリア 金沢駅西口店
・かつ丼 かつや

おしらせ 2  
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