失敗したことは引きずらない。「うっかりレポート」を書いて、言いわけをたくさんしてみる。

やってしまった失敗。いつまでも気にしばかりではいけません。
しっかり反省して、引きずらないようにしたいものです。
「うっかりレポート」を書いて言いわけをしてみましょう。

*「うっかりレポート」を書いてみたノート

 

日にちを間違えセミナーを欠席

二回続きの無料セミナーを受講。日にちを1日間違え欠席をしてしまいました。

 

 

先日、二回続きのセミナーに申し込みをしました。
運動や、仕事に関わる内容ではなく、私がいつも受けるのとは少し違った内容のセミナーです。

無料でしたが先着30名。
一回目は一人オーバーの31名が参加していました。
とても新鮮で、勉強になりました。

そして1週間後に、二回目のセミナーが予定されていました。
次回は、内容が少し具体的になり、ワークもするようだったので、楽しみにしていたのです。

そして今朝、セミナーの前に寄るショップの商品引き換え券を探していました。
セミナーは本日18時30分からで、その前に注文していた洋服をデパートのショップに
取りに行く予定だったからです。

注文した洋服は木曜以降に入荷すると連絡をもらっていました。
ショップに寄ってから近くのセミナー会場に行くはとてもタイミングが良かったのです。

引き換え券を忘れないように、セミナーの資料と一緒にカバンに入れたところ、前回の資料が目に入りました。

なんと二回目のセミナーは10日、すなわち昨日の夜だったのです。

「えっ!」

慌てて、スマホのリマインダーを確認すると、やはり昨日でした。
ショックでした。

楽しみにしていたセミナーを欠席してしまったことよりも、日にちを間違えしまったこと、完全に勘違いをしていたことがショックだったのです。

先日は45分の遅刻をしました。
1時間の遅刻を45分の遅刻に。15分の短縮

私にとっては両方とも珍しく、

「私としたことが」

と落ち込むのでした。
結構、引きずりました。

もう、どうしようもないことです。
セミナーは無料でしたし、金額的には損はありません。
出席も取らないので、係の人にもあまり迷惑が掛かっていないはずです。
内容もどちらかというと、私としては一回目のほうがメインでした。

しかし、残念だった気持ちと、忘れていた自分の悔しさに、気持ちが収まらないのです。

もう一度言います。

「もう、どうしようもないのに」

です。

 

失敗学に学ぶ。「うっかりレポート」

「もう、どうしようもないこと」なのに、気持ちはすっきりしません。
すると、前職の時にやっていた、「うっかりレポート」のことを思い出しました。

 

 

「うっかりレポート」は失敗の原因を知り、繰り返さないための方法です。
失敗学でよく使われる方法です。

前職は医療機関に勤めていました。患者さんの安全や、職員自身の身を守るため、大きな事故は許されません。
しかし、ヒューマンエラーは起こるものです。
小さなミスを大きなミスにしないため、「うっかりレポート」を各自書いていました。

「うっかりレポート」は失敗学の中で取り入れている手法です。
小さなミスでも気づいたときに記入します。
そうすることにより、大きなミス(事故)に繋がらず、原因もわかるのです。
同じミスを繰り返さないためのものでもあります。

有名なのは「ヒヤリ、ハッと」です。
養護施設や、病院などでは必ず記入しているのではないでしょうか。

ハインリッヒの法則というものがあります。

「1つの重大事故の陰に29個の軽微な事故があり、その背景には小さなミスが300個ある」といった法則です。

「うっかりレポート」や「ヒヤリ、ハッと」で300個のミスを知ることにより29個の大きなミスを、そして1個の重大事故を防ぐのです。

 

「うっかりレポート」に言いわけを書いてみる

日にちを1日間違えていたセミナー。「うっかりレポート」を書いてみました。

 

 

「うっかりレポート」のルールは簡単です。

・気づいたとき、些細なことでも書く
・言いわけをたくさんする
・誰にも怒られない(上司)

でしょうか。
「そんな小学生みたいな言いわけ」と言われることはないのです。

今回の言いわけを書いてみます。

一回目は金曜だったから、今度も金曜だと思った

前回のセミナーは金曜でした。
二回続きでしたから、木曜とスマホにメモしながら、脳には金曜だと変換してメモしていました。

 

洋服が金曜日にお店に届く。それを受け取ってからセミナーに行こうと思っていた

会場に行くためには、ちょうどいいバスの時間がありません。
会場に到着するには早すぎるのです。

その前にショップに行けば時間をつぶせます。
洋服を取りに行けるし、時間調節にもなる。

ちょうどいいタイミングでした。
金曜日なら。

 

今後必要かもしれないが、今は必要がない内容

一回目は、今必要な内容でした。二回目のセミナーは今後必要になるかもしれない内容です。

優先順位は一回目のほうが高く、重要な内容でした。

 

無料だし、出席取らないし

そうは思っていないと信じたいですが、どこか、心の片隅にあったかもしれません。
もし高額セミナーならもう少し緊張感があり、慎重だったかもしれません。

有料高額セミナーではなくて本当に良かったです。

もしそれなら泣いていました。

 

12日は大阪に。列車の計画運休が気になる

台風の接近による交通機関の乱れが心配でした。一日中ソワソワ。
「金曜夜、セミナーが終わったら大阪に行く準備をしなくては」と一日中思っていました。
(本当はセミナー木曜の夜だったのに)

木曜は朝から、台風情報ばかり気になっていました。
大阪で行なわれるイベントの開催可否も未定でした。
一日中ソワソワしていたのです。

 

ワークがあって少し面倒かも

一回目と違い、交代で複数の講師が説明をする内容のようでした。
書くなどのワークもあるようで、少しめんどうだなと正直、思っていました。

 

ある人に今はその内容必要ないとアドバイスをもらった

月曜日にある人と話をしました。

「金曜にこんなセミナーに行く」と前回に資料を見せると、

「勉強をしておくのはいいけど、今は必要ないよね」

とアドバイスをもらっていました。

重要度が少し下がったのかもしれません。

 

セミナー内容はおもしろかったけど、受講者の雰囲気が合わなかった

あまり話をしていないので、自分勝手な印象です。
前回は講師の先生の話はおもしろかったのですが、会場の雰囲気が……。

隣に座った方と話す機会があったのですが、話しがなかなかかみ合わず…。
秘密主義の方かなと。

セミナーはちょっと重い雰囲気でした。

以上、7つの言いわけを書いてみました。

「子どもの言いわけか」と言われそうですが、それでいいのだそうです。

実際のレポートは人のせいにしてもOKですし、自分の機嫌が悪かったからでもいいのです。(実際に書いてある人いませんでしたが)

たくさん言いわけをすると、原因が見えてきます。
素直に書いてみると、対策も浮かんでくるのです。

しかしそこで、

「○○が原因だったから今度は△△します」

と書いてはいけません。
「うっかりレポート」はあくまでも言いわけノートです。

対策まで書くと、ただの失敗原因対策にノートになるからです。

・あったことをすぐに書く
・言いわけをすぐに書く

そのことだけでいいのです。

続けて失敗することがあれば一度「うっかりレポート」書いてみませんか。

 

【編集後記】

ブログ記事もそうですが、最近、細かいミスをちょくちょくと。
その背景にある29個のミスと、1つの最大ミスにならないようにしなくてはいけません。
私にとって最大のミスは人に迷惑をかけることです。

 

【昨日のOnce a day】一日一回新しいことを

・カレーセット(はなまるうどん)

おしらせ 2  
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